「こぶし」は中国語で何と言う?

「こぶし(拳)」は中国語で「拳头」と言うのが最も一般的です。日常会話で握った手を指すときは基本的に「拳头」を用います。一方、「拳」は主に複合語や成句、武術の流派、または文語的な表現の中で使われます。物理的な「握りこぶし」を単独で表現する場合は「拳头」を選びましょう。

使い分け

  • 拳

    書き言葉や複合語、武芸の技名などで主に用いられます。単独で日常の「握りこぶし」を指すことは少なく、造語力のある形態素として機能します。

    他精通各种中国拳法。

    彼はさまざまな中国拳法に精通している。

  • 拳头

    日常会話で最もよく使われる「こぶし」です。怒りで握りしめたり、相手を殴ったりするような具体的な手の形を指す際に適しています。

    他气得握紧了拳头。

    彼は怒りのあまりこぶしを固く握りしめた。

よくある間違い

  • ✕ 他用拳打了我。

    ○ 他用拳头打了我。

    具体的な「こぶし」を名詞として単独で使う場合、「拳」ではなく「拳头」を用います。

「こぶし」のよくある質問

Q. じゃんけんの「グー」は中国語で何?
じゃんけんの「グー」は「石头(石)」と表現するのが一般的です。場合によっては「拳头」と呼ばれることもありますが、ルール上は「石头、剪子、布(石、ハサミ、布)」のセットで使われます。
Q. 演歌の「こぶし」も同じ単語ですか?
いいえ、演歌のこぶし(小節)に「拳头」は使えません。歌の装飾音やビブラートのような技巧を指すため、中国語では「颤音(ちりめんビブラート・トリル)」や「转音(声を転がす節回し)」などと表現します。

拳quán

意味

  • 名 こぶし
  • 名 パンチ
  • 名 一撃
拳のイラスト

例文

他tā打dǎ了le我wǒ一yì拳quán。

私は彼にこぶしを一発くらった。

他tā愤fèn怒nù地dì挥huī起qǐ拳quán,想xiǎng要yào反fǎn击jī。

彼は怒ってこぶしを振り上げ、反撃しようとした。

コアイメージ

握りしめた手(こぶし)と、それを振るって生じる一撃

関連語

使い方

類義語との違い

拳quán: 握りしめた手の形を指す語。
拳quán头tou: 実際に握りしめた手そのものを指す語。
手shǒu: 物をつかんだり触ったりする体の部分を指す語。
手shóu指zhǐ: 手の先にある細長い部分を指す語。

中国語での定義

拳quán头tou、握wò成chéng团tuán的de手shǒu,也yě可kě作zuò为wéi动dòng作zuò名míng表biǎo示shì用yòng拳quán头tou打dǎ出chū的de击jī打dǎ(例lì:一yì拳quán);还hái常cháng见jiàn于yú拳quán法fǎ、拳quán击jī等děng词cí汇huì中zhōng。

語源

字は手に関する偏を含み、元来は握りしめた手の形を表す語であったため『拳头』の意味を持つ。後に武術や格闘技に関する語(太极拳、拳击)や、回数を表して『一拳』のように一回の打撃を示す語義も発達した。

コラム

  • 日常会話で自分や相手が殴られたことを表すときは『他打了我一拳』のように数をつける言い方が普通で、物理的なこぶしを強調したいときは『拳头』を使うとより自然になる点を覚えておくと便利である。

拳quán头tou

意味

  • 名 こぶし
  • 名 拳
  • 名 握りこぶし
拳头のイラスト

例文

他tā用yòng拳quán头tou敲qiāo了le桌zhuō子zi。

彼はこぶしで机をたたいた。

コアイメージ

握った手が作る丸い突出部

関連語

使い方

類義語との違い

拳quán头tou: 指を曲げて握ったときに現れる、手の先の丸い突出部。
拳quán: 握った手そのものを指す語で、打撃に使うことが多い。

中国語での定義

把bǎ手shóu指zhǐ合hé拢lǒng成chéng一yì团tuán的de手shǒu部bù,外wài形xíng呈chéng凸tū起qǐ的de圆yuán团tuán,除chú了le用yòng于yú打dǎ人rén外wài也yě可kě作zuò为wéi表biǎo示shì情qíng绪xù或huò姿zī态tài的de手shǒu势shì。

語源

“拳头”は“拳”と“头”の合成語で、“拳”は握った手の形状や握る動作を表し、“头”は末端や部分を示す語であるため、合わせて握りしめた手という具体的な部位を表すようになった。

コラム

  • 会話ではまず物理的なこぶしを指す場合が多く、文脈によって怒りや決意を表す比喩的な用法かどうかを判断する必要がある。

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