「感じる」はフランス語で何と言う?

「感じる」を表す最も一般的な語は sentir です。五感による知覚全般や直感、気配を感じる際に広く使われます。これに対して ressentir は心身の内奥で強く生じる痛みや特定の感情を、éprouver は愛や恐れなどの感情を主観的に深く経験する場面で好まれます。知覚の対象や感情の深さによって使い分けるのが基本です。

使い分け

  • sentir

    五感(におい・触覚など)で知覚する場合や、漠然とした予感・雰囲気を直感的に捉える日常会話で最も多用されます。

    Je sens une bonne odeur de café.

    コーヒーのよい香りがする。

  • ressentir

    身体的な痛みや疲労、また特定の心理的影響を強く内面的に自覚する際に用いられます。知覚よりも反応に焦点があります。

    Il ressent une vive douleur au genou.

    彼は膝に鋭い痛みを感じている。

  • éprouver

    愛、喜び、恐怖といった心情を抱く、あるいは試練を身をもって体験するという意味合いで、やや改まった表現です。

    Elle éprouve une grande joie à l'idée de voyager.

    彼女は旅行することを思って大きな喜びを感じている。

よくある間違い

  • ✕ Je sens fatigué.

    ○ Je me sens fatigué.

    「自分の状態が〜と感じる」と言う時は、再帰代名詞を伴う代名動詞を用います。

「感じる」のよくある質問

Q. 「寒気を感じる」は何と言いますか?
身体的な感覚なので sentir や avoir を使い、「Je sens un frisson」や「J'ai des frissons」と表現します。寒さを感じるだけであれば「J'ai froid」と言うのが最も自然です。
Q. 気分が良い時はどう言いますか?
代名動詞を用いて「Je me sens bien」と表します。体調が良い場合にも、精神的に心地よく落ち着いている場合にも日常的によく使われる定番の言い回しです。

sentir

意味

  • 動 感じるかんじる
  • 動 嗅ぐ
  • 動 察する
sentirのイラスト

例文

Je sens le froid.

私は寒さを感じる。

Je sens que quelque chose ne va pas.

何かがおかしいと感じる

コアイメージ

五感や直感を通して外界の手がかりや内面的な印象をとらえる状態。

関連語

使い方

  • sentir une odeur

    匂いを感じる

  • se sentir mal

    具合が悪く感じる

  • sentir la chaleur

    暖かさを感じる

類義語との違い

sentir: 五感や直感で外のものや自分の状態を感じ取ること。
ressentir: 感情や身体の変化を内側で強く感じること。
percevoir: 五感や直感で何かの存在や兆候を感知すること。
remarquer: 目や耳で見たり聞いたりして何かに気づくこと。
humer: においを確かめるために息を吸って匂いをかぐこと。

フランス語での定義

Être conscient d'une sensation physique, détecter une odeur ou percevoir une impression ou un indice.

語源

語源はラテン語 sentire(感じる)で、古フランス語を経由して現代語の sentir が成立し、触覚・嗅覚による知覚から心の印象や手がかりを感じ取る意味まで含む語になった。

コラム

  • 自分の体調や気分を言うときは再帰形の se sentir がよく使われ(例:Je me sens bien)、強い感情を表す場面では ressentir が用いられる傾向がある。

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ressentir

意味

ressentirのイラスト

例文

Je ressens de la joie quand je te vois.

私はあなたに会うと喜びを感じる。

Je ressens une grande fatigue après le travail.

仕事の後で強い疲労を感じる。

コアイメージ

出来事や相手の影響が心の内部に残して引き起こす印象や気持ちの動き

関連語

使い方

類義語との違い

ressentir: 出来事が心に与える印象や気持ちの起伏を自分の内側で受け止めて感じること。
sentir: 皮膚や鼻などで外の刺激を感覚として感じ取ること。
éprouver: 心の中で感情を実際に経験して味わうこと。
vivre: 出来事をその場で体験して時間を過ごすこと。

フランス語での定義

Avoir à l'intérieur de soi une impression ou une sensation, physique ou émotionnelle, en réaction à un fait, une personne ou un souvenir.

語源

語は sentir(ラテン語 sentīre)に接頭辞 re-(再・強調)が付いた形に由来し、語形変化を経て現在は内面的な感覚や印象を表す動詞として用いられている

コラム

  • 英語の 'resent'(憤る)と形は似ているが語義は無関係である点と、『ressentir』は内面的な受け止め方を示す語であるため文脈に応じて 'sentir' や他の表現と使い分ける必要がある

éprouver

意味

éprouverのイラスト

例文

J'éprouve de la joie.

私は喜びを感じる。

Nous éprouvons des difficultés avec ce projet.

私たちはこのプロジェクトで困難を経験している。

コアイメージ

出来事や経験を経て心に生じる感情や印象がわかる感覚

関連語

使い方

類義語との違い

éprouver: 出来事や経験を経て心に生じる感情や印象を名詞と組んで表す。
ressentir: 心や体の内で生じる感情や感覚を直接感じ取る。
sentir: 心の中で感情や印象を感じ取る。
vivre: 出来事や体験を通して感情や状況を実際に経験する。
connaître: ある感情や状態を経験として知る。

フランス語での定義

Ressentir, après une situation ou une expérience, une émotion, une impression ou une sensation; peut aussi signifier subir une épreuve ou tester quelque chose.

語源

古フランス語 esprover(→éprouver)に由来し、語源はラテン語 probare「試す」にさかのぼるため、元来は『試す・経験する』を意味した

コラム

  • 感情を表すときは 'éprouver de la joie' のように名詞と組むのが普通で、瞬間的な感覚には 'ressentir' を使う

「感じる」は英語では

「感じる」を含むフレーズ

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