「刺す」はフランス語で何と言う?
フランス語で「刺す」を意味する最も一般的な語は piquer です。針やトゲ、虫などがチクッと刺す場合には piquer を使い、刃物や短剣などで人を深く突き刺すような凶行・重傷には poignarder を使って明確に区別します。
使い分け
- piquer
虫が刺す、針やトゲが刺さるなど、先端の尖ったものでチクッと刺す・突く動作全般に広く使われます。
Un moustique m'a piqué au bras.
蚊が私の腕を刺しました。
- poignarder
短刀やナイフなどの刃物で人を深く刺す、殺傷する行為を指す語で、主に事件や重い文脈で用いられます。
Le voleur a poignardé la victime.
泥棒は被害者を刃物で刺しました。
よくある間違い
✕ Un serpent m'a piqué.
○ Un serpent m'a mordu.
ヘビは「噛む(mordre)」ため、昆虫などの「刺す(piquer)」は使いません。
「刺す」のよくある質問
Q. 注射を打つことも「刺す」と言えますか?
Q. 「裏切る」という意味で使えますか?
例文
コアイメージ
先端で表面を突いて小さな穴やチクッとした痛みを生じさせる動作を想像する。
関連語
使い方
類義語との違い
piquer: 先端で表面を突いて小さな穴を開け、チクッとした短い痛みを生じさせる動作をする。
percer: 先端や鋭い道具で物や皮膚に穴をあける行為をする。
mordre: 歯で物や皮膚を噛んで痛みや傷を生じさせる行為をする。
griffer: 爪や先の鋭い物で皮膚の表面を引っかいて傷や跡をつける行為をする。
dérober: 他人の物をこっそりまたは巧妙に取って自分のものにする行為をする。
フランス語での定義
Frapper légèrement avec une pointe en perçant la surface; au familier, prendre furtivement quelque chose; par extension, susciter une petite douleur ou attirer l'attention.
語源
語は古フランス語 piquer にさかのぼり、ゲルマン語系の『突く』の語根から発展している。
コラム
- 『se faire piquer par un moustique』は刺される意味で、『piquer un stylo』などはくだけた場面で『持ち去る・盗む』という用法になる。

ゲームで覚える・約 1 分
piquer をゲームで覚えよう
5 語のクエスト・4択・イラスト・穴埋め
poignarder
意味
例文
コアイメージ
刺突して内側から傷つける動作と、裏切りが心に鋭く突き刺さる感覚の共通性
関連語
使い方
類義語との違い
poignarder: 刃物などの先のとがった物で突き刺して体の内部に傷を負わせる動作を指す。
blesser: 体に怪我や痛みを生じさせる動作を指す。
frapper: 手や物で相手の体をたたいて力を加える動作を指す。
couper: 刃物などで物や体を切って切り傷を作る動作を指す。
transpercer: 突き刺して物や体を貫通させる動作を指す。
フランス語での定義
Perforer ou planter une arme pointue dans quelqu'un; s'employer aussi au sens figuré pour désigner une trahison soudaine.
語源
poignarder は名詞 poignard(短剣)に -er を付けて動詞化した語であり、元は短剣を用いる行為を指した表現である。
コラム
- 比喩的用法では « être poignardé dans le dos » のように裏切りを表すことが多く、文脈によって文字どおりの刺傷と比喩とが区別される。