「盗む」はフランス語で何と言う?
「盗む」の表現には文脈に応じた使い分けがあります。改まった文章や文学的な場面では dérober が用いられ、人目を盗んで持ち去るニュアンスを含みます。一方、日常会話や親しい間柄で「くすねる」「ちょろまかす」と軽く言いたい場合には、口語の chiper がよく使われます。
使い分け
- dérober
改まった文体や文学表現で使われます。他人の視線を避けてこっそり奪い去る、持ち去るという響きを持ちます。
Quelqu'un a dérobé ses bijoux pendant la nuit.
夜の間に誰かが彼女の宝石を盗みました。
- chiper
親しい間柄の日常会話で使われる口語表現です。お菓子や小物などを悪気なく、あるいは手軽にくすねる場面に適します。
Il a chipé un gâteau dans la cuisine.
彼は台所からケーキをひとつくすねました。
よくある間違い
✕ Il a dérobé une pomme à l'ami.(口語的な軽い場面で)
○ Il a chipé une pomme à son ami.
dérober は硬い語のため、友達からのおやつ泥棒のような軽い日常会話には不自然です。
「盗む」のよくある質問
Q. dérober の注意点は?
Q. 子供が使う「盗む」は?
例文
コアイメージ
誰かのそばからこっそり物を持ち去る行為。
関連語
使い方
類義語との違い
dérober: 誰かのそばから気づかれないように物を持ち去る行為。
voler: 他人の物を無断で取って自分のものにすること。
piquer: こっそり小さな物を取ることをくだけて言う表現。
chiper: 見つからないようにそっと人の物を取ることを口語で言う語。
フランス語での定義
Emporter clandestinement la chose d'une autre personne sans son consentement.
語源
語源は古フランス語 desrober(接頭辞 des- と rober の結合)で、rober はゲルマン語の *raub-(奪う)に由来し、隠れて取る行為の意味が定着した。
コラム
- 日常会話では文語的に聞こえることがあり、口語では voler を使うことが多い点に注意する。

ゲームで覚える・約 1 分
dérober をゲームで覚えよう
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例文
コアイメージ
人の注意がそれた隙にこっそり物を手に入れる動作
関連語
使い方
類義語との違い
chiper: 注意がそれた隙にこっそり物を取って自分のものにする、くだけた口語の動詞。
voler: 他人の所有物を無断で取り去る基本的な動詞。
piquer: 身近な場面で軽くこっそり物を取ることを表すくだけた動詞。
dérober: こっそりまたは計画的に他人の物を取り去る、ややかたい語の動詞。
フランス語での定義
Verbe familier qui signifie s'emparer discrètement d'un objet appartenant à quelqu'un, en général pour de petites choses.
語源
語源ははっきりしないが、地方語や口語から生まれた俗語として定着した動詞で、piquerやvolerと同じ「物を取る」意味の系統に入るがより軽い行為を表す語感がある
コラム
- 友人同士の軽い冗談や日常の小さな置き忘れへのからかいで使われることが多く、改まった場ではvolerやdéroberを使う方が適切である