「教える」はドイツ語で何と言う?
日常会話で知識や特技を「教える」と伝えたいときは beibringen が最も一般的です。学校などの授業で体系的に教える場合は unterrichten や lehren を使い、 lehren はやや文語的です。一方 belehren は、相手に説教するように何かを「諭す、言い聞かせる」という特有のニュアンスで使われます。
使い分け
- lehren
大学などで専門知識を教える際や、経験が教訓を与えるという抽象的な場面で使われる、やや硬い表現です。
Sie lehrt Philosophie an der Universität.
彼女は大学で哲学を教えています。
- unterrichten
学校などで職業として体系的な授業を行う場合に使います。生徒や科目を目的語に取ります。
Er unterrichtet Deutsch an einer Schule.
彼は学校でドイツ語を教えています。
- beibringen
技術や知識を個人的に誰かに教え込む、身につけさせるという日常的な場面で幅広く使われます。
Mein Vater hat mir das Schwimmen beigebracht.
父が私に泳ぎを教えてくれました。
- belehren
上から目線で説教する、誤りを正して諭す、あるいは公的に権利を告知するという限定的な場面で使います。
Er will mich immer über alles belehren.
彼はいつも私にあれこれと説教しようとします。
よくある間違い
✕ Ich unterrichte dir Deutsch.
○ Ich bringe dir Deutsch bei.
unterrichten は「誰に」を4格で取るか、日常の個別指導には beibringen を使います。
✕ Lehren Sie mich bitte Ihren Namen!
○ Sagen Sie mir bitte Ihren Namen!
名前や連絡先を「教える」は伝える行為なので、sagen や geben を使います。
「教える」のよくある質問
Q. 電話番号を「教える」はどう言う?
Q. 道順を「教える」はどう言う?
例文
コアイメージ
教える側が手順を示し受け手がそれを練習して自分でできるようになる過程
関連語
使い方
類義語との違い
lehren: 手順や考え方を示して相手を練習に導き、できるようにする行為
beibringen: 手を動かして練習させながら技能を身につけさせること
erklären: 複雑な点をわかりやすく言葉で説明して理解させること
anleiten: やり方を細かく示して段階的に導きながら教えること
ドイツ語での定義
Einer Person gezielt Kenntnisse oder Fertigkeiten erklären und üben lassen, damit sie sie selbst anwenden kann.
語源
lehrenは、名詞 Lehre(教学、教説)と結びつく語として古高ドイツ語の lēran / lērōn にさかのぼり、学問や職業的な教えを表す語として定着した
コラム
- 文法的には『jemandem etwas lehren』の形で人が与格、教える内容が対格になる点を押さえると正確な表現が身につく

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unterrichten
意味
例文
コアイメージ
講義や授業で体系的に知識を与える場面
関連語
使い方
類義語との違い
unterrichten: 授業などで計画的に内容を教える
lehren: 教室や講座で体系的に知識や理論を教える
erklären: 言葉や例を使って意味や仕組みをはっきり示す
beibringen: 繰り返しや実践で技術や動作を覚えさせる
informieren: 出来事や状況について必要な情報を伝える
ドイツ語での定義
formell oder institutionell Unterricht geben; jemanden gezielt in einem Thema bilden
語源
unterrichtenは、unter(下)とrichten(整える・導く)から成り、古い用法の「指示・導き」が教える意味に転じた
コラム
- 受動形のüber etwas unterrichtet werdenは「〜について知らされる/情報を受ける」を表し、報告や通知の場面でよく使われる
beibringen
意味
- 動 教える
- 動 身につけさせる
- 動 教え込む
例文
Sie hat sich Programmieren selbst beigebracht.
彼女はプログラミングを独学で身につけた。
コアイメージ
教える人がそばについて手順を示し、相手が自分でできるようになる場面
関連語
使い方
類義語との違い
beibringen: 身近で具体的なやり方を教えて相手が自力でできるようにする
erklären: 物事の意味や仕組みをわかりやすく説明する
lehren: 学問や理論の内容を順序立てて教える
zeigen: やり方や例を実際に見せる
vormachen: 実際にやってみせて相手にまねさせる
ドイツ語での定義
Jemandem durch Anleitung und Übung praktische Fähigkeiten oder Kenntnisse vermitteln, sodass er sie selbst anwenden kann.
語源
beibringenは、bei(そば)+bringen(運ぶ)から、知識や技術を相手のもとへ運ぶという比喩に由来する。
コラム
- 分離動詞なので現在形や命令形ではbeiが文末に来る点と、構文がjemandem+etwas(与格+対格)である点を押さえると会話で自然に使える。
例文
コアイメージ
相手に正しいやり方や知識を伝えて行動を正す場面
関連語
使い方
類義語との違い
belehren: 説教めいた口調で相手の行動や考え方を改めさせるために知識ややり方を伝えること
erklären: わからない点や手順を分かりやすく説明して理解させること
informieren: 必要な事実や知らせを相手に伝えて知識を与えること
unterrichten: 体系的な内容を教えて技能や知識を身につけさせること
korrigieren: 誤りや行動の間違いを指摘して正しい状態にすること
ドイツ語での定義
jemanden direkt unterrichten oder auf richtiges Verhalten hinweisen
語源
belehrenは、be-とlehrenの合成で、lehrenは古高ドイツ語 lēran に由来し「教える」を意味する
コラム
- belehrenは説教や指導の響きが強く聞こえることがあるため、単に説明したい場面では erklären や informieren を使うと自然に聞こえる