「ばかげたこと」はフランス語で何と言う?
「ばかげたこと」を表す最も一般的で日常会話によく使われる語は bêtise です。少し改まった響きや文章語的なニュアンスを持つのが sottise、より「愚かさ」や「知性の欠如」を強く非難する響きがあるのが idiotie です。日常の失敗やたわごとには主に bêtise が使われます。
使い分け
- bêtise
日常会話で最も多用されます。子どものいたずらから大人の軽はずみな失敗、愚かな発言まで幅広く指します。
Ne dis pas de bêtises !
ばかなことを言わないで!
- sottise
bêtise とほぼ同義ですが、やや文章語的で上品な響きがあります。軽率な言動や判断の浅はかさを表します。
Il regrette d'avoir commis une telle sottise.
彼はそんなばかげたことをしたのを後悔している。
- idiotie
「愚劣さ」のニュアンスが強く、明らかな不条理や知性の欠如を感じさせる言動に対して批判的に用います。
C'est une pure idiotie d'agir ainsi.
そんなふうに行動するなんて、まったくばかげたことだ。
よくある間違い
✕ faire une idiote
○ faire une bêtise / faire une idiotie
idiote は女性名詞の「ばか者」です。「ばかな行い」を表す名詞は idiotie や bêtise を使います。
「ばかげたこと」のよくある質問
Q. 「ばかなことをした」はどう言う?
Q. 「ばかばかしい!」と呆れた時は?
例文
コアイメージ
考えの浅さから出た一言や軽い失敗を指す
関連語
使い方
類義語との違い
bêtise: 考えの浅さから出た、ふとした失言や小さな過ちを表す
sottise: 愚かで重要性の低いばかげた言動や考えを表す
erreur: 事実確認や判断の誤り、または計算などの間違いを表す
gaffe: 社交の場での不注意な言動が原因の失敗や失態を表す
bévue: 判断の誤りによる目立った失敗を表す(やや正式な語)
フランス語での定義
Propos ou acte jugé stupide ou peu réfléchi, souvent évoqué pour une erreur légère.
語源
語源は bête(元義は「獣」、ラテン語 bestia)に接尾辞 -ise が付き、具体的な性質から『愚かさ』を表す名詞へ移行したことにある。
コラム
- 「dire une bêtise」「faire une bêtise」で言葉や行動の軽い過ちを表し、フォーマルな場や重大な事態では別語を選ぶ方が適切

ゲームで覚える・約 1 分
bêtise をゲームで覚えよう
5 語のクエスト・4択・イラスト・穴埋め
例文
コアイメージ
知性や真剣さが欠けており、他者から見て滑稽に映る考え・言葉・行為。
関連語
使い方
類義語との違い
sottise: ばかげた考えや言動で、知性や真剣さが感じられず子どもの悪ふざけなどに使われる。
bêtise: ばかげた言動を指す。
erreur: 誤りやまちがいを指す。
plaisanterie: 人を笑わせるための冗談やふざけを指す。
フランス語での定義
Idée, parole ou acte considéré comme sans intelligence ni sérieux et souvent qualifié de ridicule.
語源
sottise は sot+接尾辞 -ise による名詞化で、語形は古フランス語と低ラテン語 *sottus にさかのぼるが語源の詳説は確定していない。
コラム
- sottise は単数より複数形で使われることが多く(faire des sottises など)、日常では子どもの行為や軽い冗談を指すことが多い点を学習者は覚えておくと便利である。
例文
C'est une idiotie.
それはばかげたことだ。
コアイメージ
常識や分別を欠いた行為や考え
関連語
使い方
類義語との違い
idiotie: 常識や分別が欠けていて、ばかげた言動や考え
bêtise: 思慮に欠ける軽い失敗や愚かな行為
absurdité: 論理や常識に合わず、不合理でばかげていること
sottise: くだらなく分別のない愚かな言動や考え
stupidité: 愚かさや鈍い判断による状態で、知的に欠けていること
フランス語での定義
Action, parole ou idée qui manque de bon sens et qui paraît stupide ou absurde.
語源
古代ギリシャ語のidiōtēs(個人、素人)に由来し、ラテン語idiota(無学者)を経て古フランス語から現代フランス語のidiotie(愚かな行為・愚かさを表す名詞)になった
コラム
- 口語では相手を強く非難する響きがあるので、行為や考えについて『C'est une idiotie』のように述べるか、より穏やかな表現を選ぶことが多い