「間違い」はフランス語で何と言う?
「間違い」を表す最も一般的な語は erreur です。erreur は判断の誤りや不注意による客観的な間違い全般に使われます。これに対し、規則や文法からの逸脱、本人の落ち度を強調したい場合は faute を用います。また、「間違っている」という状態や理にかなっていない非を指す場合は、熟語として tort が使われます。
使い分け
- erreur
計算違いや勘違いなど、客観的な誤り全般を指す最も自然な語です。責めるニュアンスは弱く、日常会話から仕事まで幅広く使います。
J'ai fait une erreur de calcul.
計算の間違いをしました。
- faute
文法や綴りの誤り、交通違反やモラル上の過失など、規則・規範から外れた間違いに使います。責任や落ち度を含む語です。
Il y a une faute d'orthographe.
綴りの間違いがあります。
- tort
主に「間違っている」という状態や理のなさを表します。動詞と組み合わせ、「非がある」「思い違いをしている」という意味で使います。
Tu as tort de t'énerver.
君が怒るのは間違いだよ。
よくある間違い
✕ Je suis erreur.
○ J'ai fait une erreur. / J'ai tort.
「間違っている」は être ではなく、avoir を使って表現します。
✕ C'est une erreur de ma faute.
○ C'est ma faute. / C'est une erreur de ma part.
「私のミスです」は faute と erreur を混同せず使い分けます。
「間違い」のよくある質問
Q. 電話で「間違い電話です」と言うには?
Q. 「私のせいです」と謝る時は?
faute
意味
- 女性名詞 間違い
- 女性名詞 間違い
- 名 誤り
- 名 過失
例文
コアイメージ
ルール違反や注意不足で起きる誤りや過失の中心概念。
関連語
使い方
類義語との違い
faute: 規則を破ったり注意を怠ったりして生じる誤りや過失。
erreur: 情報や計算などが正しくないことで起きる誤り。
gaffe: うっかりした言動で相手を困らせる社会的な失敗。
フランス語での定義
Nom désignant une erreur, une négligence ou un manquement à une règle.
語源
語源はラテン語 fallere(欺く、裏切る)で、中世の古フランス語を経て faute となり、元の「失敗・だます」の意味が転じて現代では『誤り・過失』や責められる行為を指すようになった。
コラム
- 日常では «commettre une faute» や «faire une faute d'orthographe» が頻出し、文脈で軽微なミスか責任ある過失かを区別する点に注意。

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erreur
意味
- 女性名詞 間違い
- 女性名詞 間違い
- 名 誤り
- 名 誤差
例文
コアイメージ
事実や規則、期待との間に生じるズレや不一致
関連語
使い方
類義語との違い
erreur: 事実や期待との不一致によって生じる間違い。
faute: 注意不足や規則違反によって起きる過ち。
confusion: 混ざり合って区別できなくなる状態。
malentendu: 話し手と聞き手の間で意図や意味が伝わらず起きる行き違い。
フランス語での定義
Fait, jugement ou résultat qui s'écarte de la réalité, d'une règle ou de ce qui était attendu.
語源
フランス語の erreur はラテン語 error(-ōris)を起源とし、その語幹 errare「さまよう/道をはずれる」から派生して、『道から外れる=誤り・逸脱』の意味を持つに至った。
コラム
- 日常では faire une erreur や se tromper が頻出し、faire は行為の誤り、se tromper は認識や判断の誤りに使い分けられる。
tort
意味
- 男性名詞 間違い
- 名 害
- 名 不法行為
例文
Tu as tort.
あなたは間違っている。
コアイメージ
事実と異なる判断が人に損害を与える様子
関連語
使い方
類義語との違い
tort: 判断や意見が事実と反していて、相手に損害を与える可能性がある間違い
erreur: 事実や計算などが正しくないことで生じる間違い
faute: 規則や期待に反する行為や、そのことで責められる状態
méprise: 人や状況を誤って理解すること
malentendu: 言葉や意図がうまく伝わらず生じる誤解
フランス語での定義
Nom. Fait d'être dans l'erreur ou jugement erroné; parfois dommage causé à autrui.
語源
語は古フランス語を経てラテン語 tortum(torquere に由来)から来ており、『ねじれる』という原義が比喩的に『誤りや損害』の意味に発展した。
コラム
- 直接的な「Tu as tort」より「je pense que tu te trompes」のような柔らかい言い方が日常で好まれる