「詰める」はフランス語で何と言う?
日本語の「詰める」に最も広く対応するのは fourrer で、隙間や容器に物を押し込む際によく使われます。一方、料理で食材に詰め物をする場合は farcir を使い、限られたスペースや予定などに人や物を何とか押し込んで収める場合には caser を使います。文脈や詰める対象に応じて使い分けましょう。
使い分け
- fourrer
鞄やポケットなどに物を無造作に押し込む、あるいは隙間に詰め物をするときに使う最も一般的な動詞です。
Il a fourré ses affaires dans son sac.
彼は荷物をかばんに詰め込んだ。
- farcir
料理の文脈に特化しており、トマトや肉などの食材の中に別の具材を詰めて調理する際に用います。
Elle va farcir ces tomates avec de la viande.
彼女はこれらのトマトに肉を詰めるつもりだ。
- caser
狭いスペースに物を何とか収める、または過密な日程に予定や人を無理やり詰め込む際に使います。
Je ne peux plus rien caser dans cette valise.
このスーツケースにはもう何も詰め込めない。
よくある間違い
✕ Je vais fourrer ces tomates.
○ Je vais farcir ces tomates.
料理で野菜や肉に具を詰める場合は fourrer ではなく farcir を用いるのが適切です。
「詰める」のよくある質問
Q. 「予定を詰める」はどう言う?
Q. 「間隔を詰める」はどう言う?
例文
コアイメージ
中に押し込んで隠す・無造作に詰め込む動作
関連語
使い方
類義語との違い
fourrer: 中に押し込んで物を詰める
mettre: 物をある場所に入れる・置く
bourrer: 空間に無理やり詰めていっぱいにする
tasser: 隙間の空気を抜いてぎゅっと押し固める
planquer: 人に見つからないように隠す
フランス語での定義
Glisser ou introduire quelque chose de façon peu soignée ou un peu brusque dans un contenant ou un endroit, parfois avec l'idée de cacher.
語源
語は古フランス語に由来し、もともとは毛皮などで覆う・裏打ちする行為を指しており、そこから物を内部に入れて詰めるという意味へと広がった。
コラム
- 慣用的に 'fourrer son nez' のように『詮索して口出しする』という表現があるため、人について使う場合は直訳の『詰める』とは違う意味になる点に注意すると学習に役立つ。

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例文
コアイメージ
食材の空洞に具を差し入れて内部をいっぱいにする調理動作。
関連語
使い方
-
farcir des légumes
野菜に詰め物をする
類義語との違い
farcir: 食材の中の空洞に具を入れて満たす料理の動作。
remplir: 容器や空所の中を液体や物でいっぱいにする動作。
garnir: 料理の上や中に飾りや付け合わせを加える動作。
fourrer: 奥や隙間に物を押し込んで詰める動作。
フランス語での定義
Mettre des ingrédients dans la cavité d'un aliment ou d'un plat pour le remplir, verbe transitif principalement culinaire.
語源
語源は古フランス語のfarcirで、ラテン語farcīre(中を詰める)に由来し、中世以降に調理用語として用いられてきた。
コラム
- 『Je vais farcir le poulet』のように料理表現で使われ、比喩的に使う場合は語感に注意する。
例文
コアイメージ
要素を工夫して並べ、限られた場所に収める行為のイメージ。
関連語
使い方
類義語との違い
caser: 限られたスペースに物を工夫して詰め込む。
mettre: 物をある場所に置いたり入れたりする。
tasser: 物を押して隙間をなくし、より密にする。
glisser: 細長い物をすべらせて隙間に入れる。
coincer: 物をきつくはめて動かなくする。
フランス語での定義
Agencer ou disposer des éléments pour qu'ils tiennent dans un lieu donné, parfois en réarrangeant pour gagner de la place.
語源
語は名詞 case(箱)から派生し、ラテン語 capsa(箱)に由来する。『箱に入れる』という基本概念から、物を効率よく並べて場所に収めるという派生的な用法が発展した。
コラム
- 口語では物を効率的に詰める意味で頻出し、予定や役割に人を割り当てる比喩的用法もあるが、人に使う際は語感に注意して表現を選ぶことが多い。