「範囲」はフランス語で何と言う?
「範囲」に当たる最も一般的なフランス語は portée です。影響力、射程、理解などが及ぶ「及ぶ範囲」を表すときに幅広く使われます。一方、périmètre は業務の担当範囲やプロジェクトの対象範囲など、境界線で区切られた「枠組みの範囲」を指す際にビジネスや行政の場でよく用いられます。抽象的な影響の広がりか、明確に定められた枠内かで使い分けます。
使い分け
- portée
効力や影響、理解などが及ぶ範囲を指します。能力の限界や効果の広がりを表す際によく使われます。
Cette décision dépasse la portée de notre projet.
この決定は私たちのプロジェクトの及ぶ範囲を超えています。
- périmètre
業務やプロジェクトなどの担当範囲、対象となる枠組みを指します。ビジネスで境界を定める際によく使われます。
Ce dossier n'entre pas dans notre périmètre.
この案件は私たちの担当範囲には入りません。
よくある間違い
✕ C'est hors de mon périmètre de compréhension.
○ C'est hors de ma portée.
理解や能力が及ぶ範囲には périmètre ではなく portée を使います。
「範囲」のよくある質問
Q. 「私の手の届く範囲」はどう言いますか?
Q. 業務の「担当範囲」を言うときは?
例文
コアイメージ
手や物が届く最終点と、そこから周囲に波及する影響の広がりを結びつけてとらえる像
関連語
使い方
類義語との違い
portée: 物や意見の届く限界と、そこから波及する影響の範囲を表す。
influence: 他者や状況に及ぶ作用やその広がりを表す。
effet: 原因に伴って現れる結果や変化のあり方を表す。
répercussion: 当初の出来事から時間をおいて現れる影響とその広がりを表す。
rayon: 中心からの物理的な到達距離を表す。
フランス語での定義
Nom féminin qui désigne l'étendue, physique ou figurée, jusqu'où quelque chose peut atteindre ou produire des effets.
語源
古フランス語の porter の過去分詞に由来し、語源はラテン語 portare(運ぶ)で、もともとは『運ぶことによる到達』を示し、のちに物事の及ぶ範囲や影響の意味に広がった。
コラム
- 口語では人の意見や行為の影響力を表すことが多く、avoir de la portée の形で使われる点に注意する。

ゲームで覚える・約 1 分
portée をゲームで覚えよう
5 語のクエスト・4択・イラスト・穴埋め
例文
コアイメージ
図形の外周や、ある空間・活動が及ぶ範囲の輪郭
関連語
使い方
類義語との違い
périmètre: ある活動や事柄が及ぶ範囲や程度を指す語。
portée: 行為や規則が影響する範囲や効果の広がりを指す語。
étendue: 物や事柄が広がっている範囲や大きさを指す語。
rayon: 中心から測った一定の距離で区切られる範囲や影響の届く距離を指す語。
aire: 平面上の広がりやある用途のために区切られた区域を指す語。
フランス語での定義
Longueur du contour d'une figure géométrique ; par extension, étendue ou limite d'un espace ou d'une activité.
語源
古典ギリシャ語 περíμετρον(peri=周り、metron=測る)に由来し、ラテン語を経て仏語になった。
コラム
- 数学では外周の長さを指し、行政や企業の文脈では担当領域や管轄を意味するため、文脈で数学的意味か比喩的意味かを判断する必要がある。