「登る」はフランス語で何と言う?
「登る」に最も広く使われるのは grimper です。手足を使って木や坂、壁などをよじ登る動作を表します。一方、道具や技術を使って険しい岩壁や障害物をよじ登る場合は escalader、山頂などを目指して長い距離を苦労して登り詰める場合は gravir を使って登る対象や難易度で使い分けます。
使い分け
- grimper
手足を使って上へ登る最も一般的な動詞です。木や坂、階段、塀など日常的な対象に幅広く使われます。
L'enfant aime grimper aux arbres.
その子供は木に登るのが好きです。
- escalader
手足や道具を使って、垂直に近い険しい岩壁や高いフェンスなどをよじ登る・乗り越える場面で使います。
Il a escaladé une falaise abrupte.
彼は険しい崖をよじ登りました。
- gravir
傾斜の急な坂や高い山を、努力して一歩ずつ登り詰める・登頂するという文脈でよく使われます。
Ils ont gravi le mont Blanc en deux jours.
彼らは二日かけてモンブランに登りました。
よくある間違い
✕ Il a monté la montagne.
○ Il a gravi la montagne.
山を一歩ずつ登り詰める行為には monter より gravir が適しています。
「登る」のよくある質問
Q. 「山登りをする」の一般的な表現は?
Q. grimper と monter の違いは?
例文
Les prix grimpent rapidement.
物価が急上昇している
コアイメージ
手や足でつかまりながら自分を引き上げて上へ進む動き
関連語
使い方
類義語との違い
grimper: 手や足でつかまりながら自分の力で体を引き上げて上へ移動する動作を表す動詞
monter: 下から上へ移動して高い場所や階に達する動作を表す動詞
augmenter: 量や値段などが増えて高くなることを表す動詞
フランス語での定義
Aller vers le haut en s'aidant du corps, notamment des mains et des pieds; s'emploie aussi au sens figuré pour indiquer qu'une quantité, un prix ou un niveau augmente.
語源
中世フランス語の同形語に由来し、当初は身体的な『よじ登る』意味で使われ、近代以降に価格や数量の上昇を表す比喩用法が広まった。
コラム
- 日常会話では子どもが木に登る場面やスポーツの動作で使われる一方、経済や暮らしの話題では 'les prix grimpent' のように値段や数値の上昇を表す語としてよく耳にする。

ゲームで覚える・約 1 分
grimper をゲームで覚えよう
5 語のクエスト・4択・イラスト・穴埋め
escalader
意味
- 動 登る
- 動 よじ登る
例文
コアイメージ
手足でつかみながら壁や垣根などの上部へ達して越える動作。
関連語
使い方
類義語との違い
escalader: 手足を使って壁や垣根の上部に達して乗り越える動作。
monter: 階段や斜面を上がるなど位置を高くする動作。
grimper: はしごや木を手足で登る動作。
sauter: 跳んで地面や障害物の上を越える動作。
franchir: 境界や障害を越えて通り抜けること。
フランス語での定義
Passer par-dessus un obstacle vertical ou très incliné en utilisant les mains et les pieds pour le franchir.
語源
中世フランス語の escalade(はしごで上がる行為)に由来し、ラテン語 scala(はしご)との結びつきで『障害を登って越す』という意味が確立した。
コラム
- 会話では実際に『よじ登って越えた』という物理的な場面で用いられ、比喩的には突破や上昇を強調する場合に使われることがある。
例文
コアイメージ
段や坂を上って上位の位置や階層に届くことを中心にとらえた動作。
関連語
使い方
類義語との違い
gravir: 段や坂を上って上位の位置や階層に到達すること。
monter: 階段や坂、建物の中などを上の方へ移動すること。
grimper: 手足を使って木や急な斜面などをよじ登ること。
escalader: 崖や壁などを手足や道具で登り越すこと。
フランス語での定義
Atteindre un niveau supérieur en montant, littéralement pour une côte ou une montagne, et au figuré pour une promotion ou une progression de rang.
語源
語は中世フランス語の用法から発展し、物理的な上昇とそこから派生した比喩的な「地位や階層を上る」という意味を伴って現代に残った。
コラム
- 職場や履歴書の話題で「gravir les échelons(階段を上る=昇進する)」のような定型表現で使われる点を押さえると実用的である。