「誤解」はフランス語で何と言う?
「誤解」に当たる最も一般的なフランス語は malentendu です。言葉の食い違いや意思疎通のズレによる誤解には malentendu を使い、事実や人物に対する思い違い・取り違えには méprise を用います。また、お互いの根本的な理解不足や話が通じない状態を表す場合には incompréhension が適しています。
使い分け
- malentendu
言葉の聞き違いやすれ違いから生じる誤解を表す最も日常的な語です。「誤解を解く」などの表現でもよく使われます。
C'est un simple malentendu.
それは単なる誤解です。
- méprise
人の見間違いや事実の取り違え、勘違いによる誤解を表します。判断ミスというニュアンスを含みます。
Il a commis une méprise sur son identité.
彼はその人の身元について思い違いをしました。
- incompréhension
相手の考えが理解できないことや、双方の間に生じる理解不足・不和を指します。心理的な隔たりを強調する語です。
Il y a une totale incompréhension entre eux.
彼らの間には完全な相互不理解があります。
よくある間違い
✕ C'est une malentendu.
○ C'est un malentendu.
名詞の malentendu は男性名詞なので、冠詞は un を用います。
「誤解」のよくある質問
Q. 「誤解を解く」はフランス語で何と言いますか?
Q. 「誤解しないで」と頼むときの定番表現は?
malentendu
意味
例文
コアイメージ
伝わった意味が解釈段階でずれて、双方の理解が合わなくなる状態
関連語
使い方
類義語との違い
malentendu: 意思や情報の受け取り方がずれて互いの理解が一致しない状態
quiproquo: 名前や立場などを取り違えることで生じる誤解
méprise: 言葉や表現の意味を誤って受け取ることによる行き違い
incompréhension: 伝えられた内容を理解できないことによる行き違い
ambiguïté: 表現や状況がはっきりせず意味が二通り以上に取れる状態
フランス語での定義
Un malentendu désigne l'erreur d'interprétation d'un message entre personnes, entraînant une incompréhension mutuelle.
語源
語源は mal-(悪い)と entendu(聞かれた)の結合で、字義は「よく聞かれなかったこと」から派生した。
コラム
- フランス語では Nous avons eu un malentendu がよく使われ、責めずに事実を補足すると会話が落ち着く。

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例文
コアイメージ
発言や状況の受け取り違いが原因で、意図と異なる反応や判断が出る状態
関連語
使い方
類義語との違い
méprise: 相手の発言や状況を一方的に取り違えて、意図と違う受け取りや判断をすること
malentendu: 双方の行き違いにより意図が伝わらず誤解が生じること
quiproquo: ある人や出来事が別の人や出来事と取り違えられて混乱が起きること
フランス語での定義
Mauvaise interprétation d'un propos ou d'une situation qui conduit à une évaluation ou une réaction incorrecte, parfois liée à une confusion de personne.
語源
語源は古いmesprendreで、mes-『誤って』とprendre『取る』の結合から『取り違え』の意味が生じた
コラム
- malentenduと似るが、malentenduは双方の行き違いを指すのに対してmépriseは片方の誤解や人物の取り違えに焦点がある点に注意
例文
コアイメージ
同じ言葉を交わしても意味のとらえ方がずれて、相手が首をかしげるような場面
関連語
使い方
類義語との違い
incompréhension: 言葉や意図の受け取り方が食い違って本来と違う理解が生じること
malentendu: 言葉や表現の取り違えから誤った理解が生じること
méprise: 相手の意図や立場を誤って解釈してしまうこと
quiproquo: 人や状況の取り違えで話がかみ合わなくなること
mésentente: 意見や感情が合わず互いにうまく通じ合えない状態になること
フランス語での定義
État d'incompréhension entre personnes lorsqu'un message n'est pas saisi comme prévu, entraînant des malentendus.
語源
語源的には否定の in- と compréhension(フランス語の名詞、ラテン語の comprehensio に由来)の組み合わせで、時代を経て『理解の不在』を表す語になった
コラム
- 会話で用いると相手を責める印象になりやすいため、理由や具体例を添えて『Je crois qu'il y a eu une incompréhension』のように柔らかく表現することが多い