「汚す」はフランス語で何と言う?

「汚す」に当たる最も一般的で幅広い場面に使える動詞は salir です。日常的に手や服を汚す場合は salir を使い、コーヒーなどをこぼして「染みをつける」ときは tacher を用います。souiller は改まった表現で、環境を深刻に汚染したり名誉や神聖なものを冒涜したりする際によく使われます。

使い分け

  • salir

    日常会話で最もよく使われる語です。泥や埃などで手や服、部屋全体を物理的に汚す場合に広く用いられます。

    Ne salis pas tes chaussures neuves.

    新しい靴を汚さないで。

  • souiller

    文章語的で重い表現です。水や環境の深刻な汚染のほか、名誉や純潔を傷つけるなど道徳的な意味でも使われます。

    Ce scandale a souillé sa réputation.

    その不祥事は彼の評判を汚した。

  • tacher

    液体や油などを付着させて部分的に染みを作る場合に使います。服などに斑点状の汚れがつく場面にぴったりです。

    J'ai taché ma chemise avec du café.

    コーヒーでシャツを汚してしまった。

よくある間違い

  • ✕ Il a tâché sa chemise.

    ○ Il a taché sa chemise.

    アクサンが付く tâcher は「努める」の意味になり、汚す意味の tacher とは別語です。

「汚す」のよくある質問

Q. 「手が汚れる」はどう言いますか?
再帰代名詞を用いて se salir を使います。「手が汚れてしまった」は Mes mains se sont salies. や J'ai les mains sales.(手が汚れている)のように表現するのが自然です。
Q. 部屋を散らかして汚す時は何を使いますか?
泥などで床を汚すなら salir ですが、物を散らかして雑然とさせる意味なら désordonner や déranger、mettre le bazar などの表現を使うほうが状況を的確に伝えられます。

salir

意味

  • 動 汚すよごす
  • 動 汚れる
salirのイラスト

例文

Ne salis pas ta chemise.

シャツを汚さないで。

La pluie a sali mes chaussures.

雨が私の靴を汚した。

コアイメージ

触れた部分に泥や油が付着してくすみ、見た目や信用が損なわれる場面。

関連語

使い方

類義語との違い

salir: 衣類や物の表面に泥や油が付いて見た目を悪くする動作
tacher: 衣類や紙に汁やインクの跡を付けてシミを作る動作
souiller: 物や場所を汚して不潔にする行為

フランス語での定義

Rendre quelque chose sale par contact avec de la saleté, une tache ou une substance; s'emploie parfois au sens figuré pour altérer une réputation.

語源

語は形容詞 sale から派生した動詞で、sale は古フランス語で物理的な汚れを表し、そこから比喩的に評判などを汚す用法へ拡張された例もある。

コラム

  • 口語では salir が一般的で、より堅い表現や強い非難を示す場面では souiller や ternir を使うことが多い点を意識すると語感の違いが分かりやすい。

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souiller

意味

  • 動 汚すよごす
souillerのイラスト

例文

Ne souille pas ta chemise.

シャツを汚さないで。

La fuite a souillé la nourriture stockée.

漏れで保管してあった食べ物が汚染された。

コアイメージ

衣服や物、場合によっては名誉にまで及ぶ汚れが付着する概念

関連語

使い方

類義語との違い

souiller: 衣服や物に強い汚れを付ける、やや堅い語感の動詞
salir: 衣服や物に泥や汚れを付ける動詞
tacher: 布や紙などの表面にしみや跡になる汚れを付ける動詞

フランス語での定義

Causer une salissure matérielle ou symbolique sur une surface, un vêtement, une personne ou une réputation.

語源

語形は古フランス語の soillier/soillure 系に遡り、物理的な『汚れ』を表す語として中世フランス語から続いている。

コラム

  • 学習者は souiller の語感がやや強く硬いことと、物理的汚れの表現には tacher や salir の方が自然な場合が多いことを覚えておくと会話で使い分けしやすい。

tacher

意味

  • 動 汚すよごす
  • 動 しみをつける
  • 動 汚れる
tacherのイラスト

例文

Ne tache pas tes pantalons en jouant.

遊ぶときにズボンを汚さないで。

Il a taché son pantalon en renversant du café.

コーヒーをこぼして彼はズボンにしみをつけた

コアイメージ

布や紙、衣類などに残る部分的な色や汚れの跡。

関連語

使い方

類義語との違い

tacher: 衣類や紙に食べ物や飲み物のはねで局所的なしみをつけること。
salir: 物を全体的に広く汚すこと。
éclabousser: 液体をはねさせてところどころにかけ、しみを作ること。

フランス語での定義

Souiller ou provoquer une marque visible (une tache) sur un tissu, un vêtement ou un objet.

語源

名詞 tache(古フランス語 tasche)に -er を付けて動詞化した語で、しみを付ける意味で使われる。

コラム

  • 食べ物や飲み物のはねでできる局所的なしみを指すことが多く、物全体を汚す広い意味では salir が使われやすい点に注意する。

「汚す」は英語では

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