「曰」の例文例文
「曰」のレベル別の例文
- 入門(HSK1〜2級)
孟子曰:“民为贵。”
孟子は「民を貴しとなす」と言った。
- 初中級(HSK3〜4級)
校训曰:“自强不息。”学生们都记在心里。
校訓には「自らを強くし怠らない」とあり、生徒たちは皆それを心に留めている。
- 上級(HSK5〜6級)
该报告开篇曰,唯有深化改革,方能从根本上化解发展中面临的各种危机。
その報告書の冒頭には、改革を深めてこそ発展の中で直面する様々な危機を根本的に解決できる、と述べられている。
- 日常会話
俗话曰:“心急吃不了热豆腐”,你慢慢来嘛。
ことわざにも「焦ると熱い豆腐は食べられない」って言うじゃない、落ち着いてやりなよ。
「曰」の意味ごとの使い方
- 言う
小王曰:“我今天不去公园。”
王くんは「今日は公園に行かない」と言った。
- 述べる
老师曰:“读书要有耐心。”
先生は「読書には忍耐が必要だ」と述べた。
「曰」のコアイメージコアイメージ
古文で発言を記録し、引用を導いてその言葉を伝える短い動詞
「曰」の使い方使い方
「曰」とよく一緒に使う語
「曰」の類義語との違い類義語との違い
曰: 古典の文章で用いられ、話者の言葉を引用して示すために使われる短い「言う」語
说: 口や文字で自分の考えや意見を伝える最も一般的な「言う」
告诉: 相手に情報や事情を知らせて伝える「言う」
讲: 内容を聞き手に向かってわかりやすく説明して伝える「言う」
说道: 話の流れの中で言い始めることを示す短い表現
「曰」の中国語での定義中国語での定義
「曰」の語源語源
『曰』は甲骨・金文に見られる口の象形に由来し、口から出る語を示したため漢代以降の史料で発言の導入語として用いられ、現代語の「说」に相当する文語表現として残った。
「曰」のコラムコラム
- 会話練習では使用頻度が極めて低いため優先度は低いが、古典の原文や史料に当たるときは『曰』を見つけた段階で話者と引用句の境界を意識すると内容の把握が容易になる。
「曰」のよくある間違い
✕ 我曰:明天见。
○ 我说:明天见。
現代中国語の会話で「言う」という意味に使うときは、文語の「曰」ではなく一般的な「说」を使います。
「曰」のよくある質問
Q. 「曰」は「日」と同じ字で、同じように読むのですか?
別の字で、「曰」は yuē と読み、「日」は rì と読みます。「曰」は古文で「言う」という意味を表し、「日」は日や日にちを表します。
Q. 「曰」はどのような文の中で使うのですか?
話者を先に置き、そのあとに言葉を続ける古文の書き方で使います。たとえば「孔子曰:学而时习之」のように、孔子の発言を導きます。現代中国語の普通の会話では使いません。
Q. 「曰く」にはどんな意味や使い方がありますか?
主に「言うことには」という発言の引用と、「込み入った事情や来歴」という名詞の2つの意味があります。現代日本語では「友人曰く」のように「友人が言うには」という引用表現で使うほか、「何か曰くがありそうだ」のように裏に隠された複雑な事情を表す言葉としても広く使われています。
Q. 「日」と「曰」の漢字の形はどう違いますか?
「日」は縦長の長方形ですが、「曰」は横に平たい四角形という違いがあります。「日」は太陽をかたどった文字であるのに対し、「曰」は口を開いて言葉を発する形をかたどった文字です。フォントによっては「曰」の中の横棒が右側の線に付かずに離れている場合もあります。
Q. 論語などの「子曰」はどう読むのが正しいですか?
「子のたまわく」または「子曰く(しいわく)」と読みます。どちらも「孔子がおっしゃるには」という意味ですが、漢文訓読では孔子への敬意を込めて「のたまわく(宣わく)」と読むのが通例です。学校の授業などでは字面通りに「しいわく」と読まれることもあります。
Q. 「曰く付き(いわくつき)」とはどういう意味ですか?
過去に複雑な事情や隠された来歴があることを意味します。事故物件や怪しい歴史を持つ骨董品など、表立って言いづらいネガティブな背景を持つ物や場所に対してよく使われます。「曰く付きの土地」や「曰く付きの品」のように用いられます。
Q. 「〜曰く」は現代語でどのように言い換えられますか?
「〜が言うには」や「〜によると」、「〜の言葉によれば」と言い換えるのが自然です。例えば「部長曰く」は「部長が言うには」「部長によると」と表現できます。また、事情を表す名詞の用法であれば「深い事情」や「隠された理由」と言い換えられます。
Q. 現代中国語の会話でも「曰」は使われますか?
日常会話では使われず、通常は「说(shuō)」を用います。「曰(yuē)」は古文(文言文)やことわざ、古典の引用などで使われる文語です。日常で「彼が言った」と表すときは「他说了(tā shuō le)」のように「说」を使います。
「曰」に関連する単語
ほかに「言う」と訳せる単語
ほかに「述べる」と訳せる単語
「発信と伝達」の仲間の単語
発音が似ている単語
「曰」は英語では
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