曰く

意味

曰のイラスト

例文

孔kǒng子zi曰yuē:学xué而ér时shí习xí之zhī。

孔子は曰く:学び、時にこれを習う。

コアイメージ

古文で発言を記録し、引用を導いてその言葉を伝える短い動詞

使い方

  • 原yuán文wén曰yuē

    原文にはこうある

  • 古gǔ籍jí曰yuē

    古籍にはこう記されている

類義語との違い

曰yuē: 古典の文章で用いられ、話者の言葉を引用して示すために使われる短い「言う」語
说shuō: 口や文字で自分の考えや意見を伝える最も一般的な「言う」
告gào诉sù: 相手に情報や事情を知らせて伝える「言う」
讲jiǎng: 内容を聞き手に向かってわかりやすく説明して伝える「言う」
说shuō道dào: 話の流れの中で言い始めることを示す短い表現

中国語での定義

作zuò为wéi文wén言yán动dòng词cí,用yòng来lái记jì述shù说shuō话huà内nèi容róng或huò转zhuǎn述shù语yǔ句jù,常cháng见jiàn于yú经jīng史shǐ子zi集jí和hé碑bēi刻kè等děng书shū面miàn材cái料liào中zhōng。

語源

『曰』は甲骨・金文に見られる口の象形に由来し、口から出る語を示したため漢代以降の史料で発言の導入語として用いられ、現代語の「说」に相当する文語表現として残った。

コラム

  • 会話練習では使用頻度が極めて低いため優先度は低いが、古典の原文や史料に当たるときは『曰』を見つけた段階で話者と引用句の境界を意識すると内容の把握が容易になる。

「曰く」は中国語で何と言う?

日本語の「曰く」は、中国語でも古典的な文脈や引用表現として「曰」が用いられます。漢文調の言い回しや格言を引く際にそのまま使われますが、現代の日常会話では「说」や「据…说」と言い換えるのが一般的です。文語的な響きを残して「〜が言うには」と表現したい場合に「曰」を使います。

使い分け

  • 曰

    文語表現として「〜曰く」「〜が言うには」という意味で引用に用います。日常会話ではなく、格言の引用や改まった文章で使われます。

    子 曰:“学而时习之,不亦说乎?”

    孔子曰く、「学んで時にこれを習う、亦た説ばしからずや?」と。

よくある間違い

  • ✕ 朋友曰今天会下雨。

    ○ 朋友说今天会下雨。

    「曰」は文語表現のため、日常会話の「友達が言うには」には「说」を用います。

「曰く」のよくある質問

Q. 現代中国語の日常会話で使えますか?
日常会話では基本的に使いません。「曰」は古典や格言を引用する文語的な響きを持つため、普段の会話で「〜が言うには」と伝えたいときは「说」や「据…说(〜によると)」を使うのが自然です。
Q. 「曰く付き」はどう訳しますか?
「曰く付きの品」などの「曰く」は「複雑な事情」を意味するため、「曰」ではなく「有来历(由来がある)」や「有背景(いわくがある)」、「有故事(物語がある)」のように文脈に合わせて訳します。

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