「染み込ませる」はフランス語で何と言う?
「染み込ませる」に最も一般的に使われるフランス語は imprégner です。液体を布やスポンジなどに浸透させる物理的な行為から、思想を吹き込む比喩表現まで幅広く用いられます。一方の empreindre は、跡や印象、感情などを心や物に深く刻み込む・染み込ませるという文脈で使われる、やや硬い文語的な表現です。
使い分け
- imprégner
物理的に液体を対象に浸透させるとき最もよく使われます。思想や雰囲気を染み込ませるという比喩的な場面でも日常的に用いられます。
Il faut imprégner le tissu d'alcool pour désinfecter.
消毒するために布にアルコールを染み込ませる必要があります。
- empreindre
跡を刻みつけたり、感情や性質を染み込ませたりする文語表現です。主に受動態や過去分詞の形で、比喩的な文脈において使われます。
Ses paroles étaient empreintes de tristesse.
彼の言葉には悲しみが染み込んでいました。
よくある間違い
✕ J'ai imprégné l'alcool sur le tissu.
○ J'ai imprégné le tissu d'alcool.
imprégner A de B で「AにBを染み込ませる」の語順になります。
「染み込ませる」のよくある質問
Q. 「思想を染み込ませる」はどちらの語?
Q. 「味が染み込む」と言いたいときは?
例文
コアイメージ
液体や色が布などの素材の奥まで入り込んでいる状態
関連語
使い方
類義語との違い
imprégner: 布に色や液体や香りを深くしみ込ませて定着させる
imbiber: 布や繊維に液体をたっぷり含ませて染み込ませる
tremper: 布や食べ物を液体に浸して十分に濡らす
フランス語での定義
Verbe transitif qui signifie faire pénétrer un liquide, une couleur ou une substance dans la matière.
語源
ラテン語 impraegnāre(in-「中へ」+praegnāre「満たす」)が古フランス語を経て現在の意味になった
コラム
- 日常では布や素材への染み込みや匂いの定着を表し、原因や内容は de で示すことが多い

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empreindre
意味
例文
コアイメージ
外側から押し込むように色や性質、印象が深く刻まれて消えにくく残る感覚
関連語
類義語との違い
empreindre: 外側から押し込むように色や性質、印象を深く刻み付けて消えにくく残す
imprégner: 物や布に液体や色がしっかり染み込むようにする
marquer: 物や出来事に目に見える跡や心に残る印をつける
imprimer: 文字や図を紙などに型で写し取る
colorer: 物や表面に色をつけて見た目の色を変える
フランス語での定義
Verbe transitif consistant à imprimer profondément une couleur, une marque ou une qualité sur un support matériel ou mental.
語源
ラテン語imprimere(「中へ」+「押す」)が起源で、古仏語を経て物理的な押印から比喩的な『染み込ませる』へ用法が拡張した。
コラム
- empreindreはやや書き言葉寄りの語で、印象を表す際はêtre empreint de、物理的な浸透はimprégnerと区別される。