「種」はフランス語で何と言う?

植物の「種」を表す最も一般的な語は graine です。日常会話全般で幅広く使われます。これに対して、農業で播くための種子は semence、ブドウやリンゴなど果物の小さく硬い種は pépin と呼び、植物の種類や用途によって使い分けます。

使い分け

  • graine

    植物全般の種を指す最も基本的な語です。ヒマワリの種など食用や鳥の餌のほか、比喩的な始まりにも使われます。

    J'ai planté des graines de tournesol.

    私はヒマワリの種を植えました。

  • semence

    農業で播種用に用いる種子を指す、やや専門的・硬い表現です。集合的に扱われることが多く、比喩的にも使われます。

    L'agriculteur achète des semences de blé.

    その農家は小麦の種子を購入します。

  • pépin

    ブドウ、リンゴ、スイカ、柑橘類などの果実に含まれる小さくて硬い種を指します。日常の食事の場面でよく使われます。

    Ce raisin n'a pas de pépins.

    このブドウには種がありません。

よくある間違い

  • ✕ Je mange une pomme sans graines.

    ○ Je mange une pomme sans pépins.

    リンゴなどの果実の中にある硬い小粒の種には、graine ではなく pépin を用いるのが自然です。

「種」のよくある質問

Q. モモや梅の大きな種も pépin ですか?
いいえ、モモや梅、サクランボなどの硬くて大きな核(種)は noyau と呼びます。果実の種は、小さいものは pépin、真ん中に一つある大きな硬い核は noyau と区別されます。
Q. 「悩みの種」はフランス語で何と言いますか?
「悩みの種」には source de soucis や sujet d'inquiétude などがよく使われます。また日常会話のくだけた表現では、pépin 単体で「予期せぬトラブル」という意味で使われることもあります。

graine

意味

  • 女性名詞 種しゅ
  • 名 粒
  • 名 種子
graineのイラスト

例文

J'ai planté une graine hier.

私は昨日種を植えました。

La graine a germé après une semaine.

その種は一週間で発芽した。

コアイメージ

未来の植物の核になる、小さな胚と養分を包んだ構造。

使い方

類義語との違い

graine: 将来植物になるもとと養分を包んだ、小さな種。
grain: 穀物の一粒や、砂糖などの小さな粒のこと。
pépin: りんごやオレンジなどの果物の中にある、小さくてかたい種。
noyau: 桃やプラムのような果物にある、大きくて硬い中心の種。

フランス語での定義

Petit organe végétal contenant un embryon et des réserves, capable de donner naissance à une nouvelle plante.

語源

ラテン語の granum(粒)に由来し、古フランス語を経て graine として定着した。原義の「粒」から植物の種を示す意味が生じたことが語源の流れである。

コラム

  • 日常では料理材料としての表現(graines de tournesol、graines de sésame)や園芸表現の semer une graine(種をまく)がよく使われる。

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semence

意味

  • 女性名詞 種しゅ
semenceのイラスト

例文

Les semences de blé sont de bonne qualité.

その小麦の種は質が良いです。

J'ai planté des semences sur le balcon ce week-end.

週末にベランダで種をまいた

コアイメージ

土にまくと芽が出る、植物の小さな粒

使い方

類義語との違い

semence: 種苗の表示や専門の話で使われることが多い、作物を育てるための植物の小さな粒(種)
graine: 土にまくと芽が出る植物の小さな粒(種)
grain: 麦や米などの穀物の一粒を指す小さな粒

フランス語での定義

Petit élément produit par une plante qui contient l'embryon et, une fois semé, permet d'obtenir une nouvelle plante.

語源

フランス語のsemenceはラテン語semen(「種」)に由来し、古フランス語を経て現代語になり、動詞semer(まく)と語源を共有する

コラム

  • 日常会話では一般にgraineの方が使われ、semenceは農業や園芸、種苗の話題や商品の表示で目にすることが多い

pépin

意味

pépinのイラスト

例文

Il y a un pépin dans cette pomme.

このリンゴには種が一つ入っている。

Les pépins du raisin sont petits.

ぶどうの種は小さい。

コアイメージ

リンゴや柑橘の中心にある小さな堅い粒

関連語

使い方

類義語との違い

pépin: リンゴやみかんの中心にある小さくて硬い種の粒。
problème: 対処や解決が必要になる困ったこと。
incident: 予期せぬ出来事で、時に問題を引き起こすことがある。
graine: 植物から育つ小さな種で、土にまくと芽が出ることがある。

フランス語での定義

Graine dure présente dans des fruits (pomme, agrumes) ; familièrement, petit contretemps ou souci ponctuel.

語源

古フランス語の pepin を起源とし、-in による小形化で『小さな種』を表す語形が確立し、そこから転じて『ちょっとした問題・不具合』の意味でも用いられるようになった

コラム

  • 語としては文字どおりの種の話と口語のトラブル表現があり、種の話では複数形 « pépins » がよく使われる一方、問題を表すときは普通単数の « un pépin » が使われることが多い

「種」は英語では

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