モチタン辞典 › 読みもの › 韓国語 › 韓国語の新年の挨拶・年末年始表現

新年の韓国語フレーズ完全まとめ

新年の韓国語フレーズ完全まとめ

韓国語で「新年」は새해(セヘ)と言い、定番の挨拶「あけましておめでとうございます」は새해 복 많이 받으세요(セヘ ボン マニ パドゥセヨ/直訳:新年の福をたくさん受け取ってください)です。

親しい友達にはタメ口で새해 복 많이 받아(セヘ ボン マニ パダ)、改まった場面では새해 복 많이 받으십시오(セヘ ボン マニ パドゥシプシオ)を使い分けます。

新年の韓国語と定番の挨拶一覧

韓国語で「新年」を指す言葉には、固有語の새해(セヘ)と漢字語の신년(シンニョン)があります。日常会話や新年の挨拶で最も広く使われるのは새해(セヘ)です。この言葉は「新しい」を意味する새(セ)と、「年・太陽」を意味する해(ヘ)が合わさってできた単語です。

韓国で「あけましておめでとうございます」に該当する定番フレーズは새해 복 많이 받으세요(セヘ ボン マニ パドゥセヨ)です。直訳すると「新年の福をたくさん受け取ってください」となり、相手の幸福を祈る気持ちが込められています。

相手との関係性に応じて語尾を変化させます。まずは基本の3段階を把握しましょう。

表は横にスクロールできます →

表現(ハングル)カタカナ発音日本語訳・ニュアンス適した相手
새해 복 많이 받으십시오セヘ ボン マニ パドゥシプシオ新年あけましておめでとうございます(最上級敬語)会社の上司、取引先、年配の親族
새해 복 많이 받으세요セヘ ボン マニ パドゥセヨあけましておめでとうございます(丁寧語・定番)一般的な大人同士、同僚、推しアイドル
새해 복 많이 받아セヘ ボン マニ パダあけましておめでとう(タメ口・パンマル)親しい友人、恋人、年下、子ども

丁寧な挨拶文では、새해를 맞이하여(セヘルル マジハヨ/新年を迎えて)や희망찬 새해(ヒマンチャン セヘ/希望に満ちた新年)といった修飾語を文頭に置くこともよくあります。

挨拶を含めた会話表現を全体的に学びたいときは、韓国語会話の総合ガイドを参考にしてください。

相手別の新年の挨拶と敬語の使い分け

韓国語の新年の挨拶は、相手の年齢や社会的立場によって敬語レベル(語尾)を明確に使い分ける必要があります。失礼にならないよう、状況に合ったフレーズを選びましょう。

目上の人・ビジネス関係者へのフォーマルな挨拶

目上の方や取引先に対しては、ハムニダ体である새해 복 많이 받으십시오(セヘ ボン マニ パドゥシプシオ)を用いるのが確実です。日頃の感謝や相手の健康を祈る言葉を続けると丁寧です。

友人・年下へのカジュアルな挨拶(パンマル)

親しい友達や後輩には、語尾を落としたパンマル(タメ口)で挨拶します。メッセージアプリではテンポの良い短い表現が好まれます。

推しアイドルへのメッセージ

ファンコミュニティやSNSでK-POPアイドルや俳優に向けて送る際は、親しみを込めつつも礼儀正しいヘヨ体(-세요)が標準的です。

新年の挨拶の敬語レベル
◀ カジュアルフォーマル ▶
새해 복 많이 받아!親しい友人や年下へのパンマル(タメ口)
새해 복 많이 받으세요推しや同僚など一般的な相手へのヘヨ体
새해 복 많이 받으십시오目上の人や取引先へのハムニダ体

相手との関係性や立場に合わせて3段階の語尾を使い分けます。

そのまま使える新年のメッセージ例文集

単に「あけましておめでとう」と伝えるだけでなく、健康、幸運、目標達成などを願う言葉を1〜2文添えると、より心のこもった挨拶文になります。SNSやメッセージカードでそのままコピー&ペーストして使える用途別例文をまとめました。

健康と幸福を祈るフレーズ

願いの成就・成功を祈るフレーズ

꽃길만 걷다(コッキルマン コッタ/花道だけを歩く)は、「良いこと・恵まれたことだけが続く」という意味で、韓国で新年の祝福や推しへの応援として非常によく使われる慣用句です。

日本語の気持ち韓国語フレーズカタカナ発音
幸せな1年をお過ごしください행복한 한 해 보내세요ヘンボッカン ハン ヘ ボネセヨ
良い知らせがたくさんありますように좋은 소식 많이 들리길 바라요チョウン ソシク マニ トゥルリギル パラヨ
今年もお互い頑張りましょう올해도 우리 힘내자オレド ウリ ヒムネジャ
富と幸運に恵まれますように부자 되세요プジャ テセヨ

新年の挨拶を言われた時の返答フレーズ

相手から先に「새해 복 많이 받으세요」と言われた場合、同じ言葉をオウム返しにするだけでは不自然になることがあります。「あなたもね」「そちらこそ良いお年を」とスムーズに返すためのバリエーションを身につけましょう。

丁寧な返答(目上の人・一般的な相手へ)

韓国語では相手に向かって二人称の「당신(タンシン/あなた)」を直接使うと、敬語であっても距離感が開きすぎたり不快感を与えたりすることがあります。返答の際は名前や役職に-님(ニム/様)をつけて呼ぶのが最も自然で礼儀正しい方法です。

カジュアルな返答(友達・年下へ)

挨拶を受けたときの返答の使い分け

目上の人・一般的な相手へ

  • 「당신」は使わず名前+「-님」を使う
  • 감사합니다. OO 님도 새해 복 많이 받으세요.
  • 덕분에요. OO 님께서도 올 한 해 건강하시고 행복하세요.

友達・年下へ(カジュアル)

  • 「너도(あんたも)」を使って短く返す
  • 고마워! 너도 복 많이 받아!
  • 응, 너도! / 너도 새해 복 많이 받고, 올해도 잘 지내자!

相手との関係に応じ、敬称「-님」やタメ口「너도」を使い分けて返答します。

韓国語の新年の挨拶・年末年始表現のイメージ

日常的なやり取りをスムーズに広げたい方は、韓国語の基本挨拶フレーズ一覧も合わせて確認してみてください。

「새해」と「신년」の違いと使い分け

どちらも「新年」を表す言葉ですが、日常的な語感と使われる文脈が異なります。

固有語の「새해」:会話や挨拶文で幅広く使う

새해(セヘ)は韓国固有の単語であり、温かみのある日常的なニュアンスを持ちます。会話、手紙、年賀状、挨拶フレーズなど、人と人とのコミュニケーションで使う「新年」の大部分は새해(セヘ)を選択します。挨拶として「신년 복 많이 받으세요」とは言いません。必ず「새해 복 많이 받으세요」と言います。

漢字語の「신년」:公的文書や複合語で使う

신년(シンニョン)は漢字「新年」の韓国語読みです。硬くフォーマルな響きを持ち、特定の複合語や公式な行事・報道などの公の文脈で主に使われます。

使い分け새해(セヘ)신년(シンニョン)
単語の成り立ち固有語(새+해)漢字語(新+年)
ニュアンス親しみやすい、日常的、温かい硬い、公式的、事務的
定番の挨拶새해 복 많이 받으세요(自然)신년 복 많이 받으세요(不自然・使わない)
よく使われる表現새해 인사(新年の挨拶)
새해 첫날(元日・新年の初日)
새해 계획(新年の計画)
신년회(新年会)
신년사(新年の辞・年頭所感)
신년호(雑誌などの新年号)

新年の挨拶はいつ送る?韓国の正月文化と時期

韓国で新年の挨拶を交わす際、日本とは異なる重要な文化背景が2点あります。タイミングを間違えないよう把握しておきましょう。

年末の12月末から「새해 복 많이 받으세요」を使ってよい

日本では年末に「良いお年を」、年が明けてから「あけましておめでとう」とフレーズを厳格に使い分けますが、韓国では年末の挨拶としても새해 복 많이 받으세요(セヘ ボン マニ パドゥセヨ)を用います。

「(これから訪れる)新年の福をたくさん受け取ってください」という前祝いの意味を含むため、12月下旬の別れ際やメッセージでもそのまま使って問題ありません。

新暦正月「신정」と旧暦正月「설날(구정)」の2回ある

韓国のお正月には、太陽暦の1月1日を指す신정(シンジョン/新正)と、太陰暦の正月を指す설날(ソルラル)または구정(クジョン/旧正)の2つが存在します。

挨拶メッセージを送る時期について、1月1日の新暦正月に送っても喜ばれますし、旧正月(毎年1月下旬〜2月中旬頃)に改めて「旧正月の連休を楽しく過ごしてね」と送るのも一般的です。韓国では年明けから旧正月が終わるまでの長い期間、新年の挨拶が日常的に交わされます。

韓国の2つの正月(新正と旧正)

신정(新正/新暦正月)

  • 太陽暦の1月1日(祝日)
  • 友人同士のカウントダウンやメッセージ
  • 前祝いとして12月下旬から挨拶可能

설날・구정(旧暦正月)

  • 太陰暦の元日とその前後(1月下旬〜2月中旬)
  • 最も重要視される伝統名節で連休となる
  • 家族が集まり法事(チャレ)や歳拝(セベ)を行う

韓国には新暦と旧暦の2つの正月があり、挨拶を交わす時期が長く続きます。

次の疑問年末年始の予定や日付を会話で伝えたいときは、韓国語の時を表す単語・表現を合わせて覚えておくと安心です。

新年に関する韓国語の重要単語集と発音のコツ

新年の会話やSNS投稿で頻出する語彙を整理しました。あわせて知っておきたい発音変化の規則も解説します。

新年に関する関連語彙一覧

韓国語表記カタカナ発音日本語訳
해돋이ヘドジ日の出・初日の出(口蓋音化で[해도지])
일출イルチュル日没に対する日の出(漢字語)
새해 소원セヘ ソウォン新年の願い事
새해 결심 / 새해 다짐セヘ キョルシム / セヘ タジム新年の決心・抱負
떡국ットッククトックク(正月に食べる餅スープ)
세배セベ歳拝(正月に目上の人に行う伝統的なお辞儀)
세뱃돈セベットンお年玉
연말연시ヨンマルリョンシ年末年始

「복 많이」の発音変化(鼻音化)

定番フレーズ새해 복 많이 받으세요を文字通りに読むと「セヘ ポク マンヒ…」となりそうですが、実際の発音は[セヘ ボン マニ パドゥセヨ]となります。ここには韓国語の2つの発音規則が働いています。

  1. 鼻音化(びおんか): 복のパッチム[ㄱ]の直後に、많이の子音[ㅁ]が続くと、パッチム[ㄱ]が鼻音の[ㅇ(ng音)]に変化します。そのため복 많이は[봉마니(ボンマニ)]と発音されます。
  2. ㅎ(ヒウッ)の弱音化・脱落: 많이のパッチム[ㄶ]のうち、[ㅎ]の後に母音[이]が続くため[ㅎ]は発音されず、残った[ㄴ]が次の母音に連音化して[마니(マニ)]となります。

「ポクマニ」と区切って発音するのではなく、「ボンマニ」と滑らかに発音することで、一気に自然な韓国語に聞こえます。

「복 많이」の発音変化の流れ
1文字表記

복 많이(文字通りだとポク マンヒ)

2鼻音化

ㄱの後にㅁが続き、パッチムがㅇに変化(봉 많이)

3ㅎ脱落・連音化

ㄶのㅎが母音の前で脱落し、ㄴが連音化(마니)

4実際の発音

[봉마니(ボンマニ)]と滑らかに読む

鼻音化とㅎの脱落・連音化により、表記と異なり「ボンマニ」と発音します。

続けて読む

韓国語の疑問をすべて見る「韓国語」のまとめ

理解度チェック

Q1. 会社の上司や取引先に適した新年の挨拶はどれですか?

  1. 새해 복 많이 받아
  2. 새해 복 많이 받으세요
  3. 새해 복 많이 받으십시오
  4. 신년 복 많이 받으세요
答えを見る

正解: C. 새해 복 많이 받으십시오
目上の人や取引先に対しては、最上級敬語(ハムニダ体)の「새해 복 많이 받으십시오」を用いるのが確実です。

Q2. 「새해」と「신년」の使い分けとして正しいものはどれ?

  1. 日常の挨拶文では主に신년を使う
  2. 公的行事や報道では主に새해を使う
  3. 挨拶で신년 복 많이 받으세요と言う
  4. 新年会などの複合語には신년회を使う
答えを見る

正解: D. 新年会などの複合語には신년회を使う
漢字語の「신년」は公の文脈や特定の複合語で使われ、新年会を表す言葉には「신년회」が用いられます。

Q3. 韓国の新年の挨拶に関する説明として本文に合うものは?

  1. 年末の12月下旬から新年の挨拶を使ってよい
  2. 新年の挨拶は1月1日だけに交わされる
  3. 「당신」を使って返答するのが最も自然である
  4. 「복 많이」は文字通りポクマンヒと発音する
答えを見る

正解: A. 年末の12月下旬から新年の挨拶を使ってよい
韓国では「新年の福を受け取って」という前祝いの意味を含むため、年末の12月下旬から「새해 복 많이 받으세요」を使って問題ありません。

Nathan韓国語のフレーズは、話して覚えよう。会話アプリ「モチスピ」韓国語を話して練習できる会話アプリ。話すたびに、発音・文法・自然さをその場で直してもらえます。無料で試す

よくある質問

Q. 「새해」と「신년」はどう使い分けますか?
新年の挨拶や日常会話では固有語の「새해(セヘ)」を使います。「새해 복 많이 받으세요」が決まり文句です。「신년(シンニョン)」は漢字語で、「신년회(新年会)」「신년사(新年の辞)」など改まった複合語や公的文書で主に用います。
Q. 年末に「あけましておめでとう」と言ってもいい?
はい、問題ありません。韓国では12月末の時点で「良いお年を」の意味を込めて「새해 복 많이 받으세요」と挨拶します。「来たる新年に福をたくさん受け取ってください」という前祝いの意味が含まれているためです。
Q. 韓国の新年の挨拶はいつまで言ってよいですか?
新暦1月1日から旧正月(ソルラル/1月下旬〜2月中旬)が明ける頃まで交わされます。1月中旬を過ぎてから連絡を取る相手に対しても、その年初めての挨拶であれば「새해 복 많이 받으세요」と言って自然です。
Q. 「あけおめ」のような韓国語の略語はありますか?
若者のチャットやSNSでは「새해 복 많이 받아」の頭文字を取った子音略語「ㅅㅎㅂㅁㅇㅂㅇ」や、短縮した「새복많(セボンマン)」が使われることがあります。ただし非常に砕けた俗語のため、親しい同年代の友人間のみに限定してください。
Q. 相手から新年の挨拶を言われたら何と返せばいい?
丁寧に対応するなら「감사합니다. OO 님도 새해 복 많이 받으세요(ありがとうございます。〇〇様も新年の福をたくさんお受け取りください)」と返します。親しい友人なら「너도 새해 복 많이 받아!(あんたも福をたくさん受け取ってね!)」で十分です。

2026年9月25日更新・モチタン辞典編集部