「面倒」はフランス語で何と言う?
「面倒」に相当するフランス語は、状況の深刻さや話し言葉の度合いによって使い分けます。日常の気苦労や煩わしい問題には tracas を用いるのが一般的です。一方、口語でうんざりするような大変な苦労や厄介事を指す場合は galère がよく使われます。
使い分け
- tracas
日常の煩わしさや気苦労、心配の種となる「面倒」を表します。複数形で使われることが多く、やや改まった場面でも使えます。
Cette démarche administrative m'a causé beaucoup de tracas.
この行政手続きは私に多くの面倒をもたらしました。
- galère
非常に大変でうんざりするような苦労や厄介事を指す口語表現です。日常会話で「本当に面倒だ」と愚痴を言う際によく使われます。
Trouver un logement à Paris est une vraie galère.
パリで住居を見つけるのは本当に面倒です。
よくある間違い
✕ Je suis galère.
○ C'est la galère.
人が主語ではなく、「面倒な状況だ」という意味で非人称構文や物・事を主語にして使います。
「面倒」のよくある質問
Q. 「面倒くさい」と気乗りしない時は?
Q. 「面倒をかける」はどう言いますか?
例文
コアイメージ
書類や予定の狂いなど、生活の小さな乱れによって生じる煩わしさ
関連語
使い方
類義語との違い
tracas: 書類や予定の狂いなど、生活の小さな乱れから生じる煩わしさ。
souci: 将来や現在についての心配や気がかり。
problème: 解決しなければならない困りごとや障害。
inquiétude: 不安や心配の気持ち。
désagrément: 不快や迷惑を感じさせる小さな不都合。
フランス語での定義
Désagrément pratique, petite contrariété rendant certaines tâches ou démarches plus difficiles et nécessitant une intervention ponctuelle.
語源
細かな語源は定かでないが、近世以降に tracas として用いられるようになり、そこから派生した tracasser が「煩わせる・悩ます」を表すことで語義が確立した
コラム
- 口語で広く用いられる一方、改まった文脈では problème や difficulté のほうが適切になる場面がある

ゲームで覚える・約 1 分
tracas をゲームで覚えよう
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例文
コアイメージ
進まない・手間が多くてやる気をそがれる面倒な状況
関連語
使い方
類義語との違い
galère: 進みが悪くやることが多くて気持ちが折れそうになる面倒な出来事や状況になる
problème: 解決や対処が必要な困りごとや障害になる
calvaire: 長くつらく感じる耐えがたい経験や状況になる
embêtement: 小さくて煩わしく不快に感じる出来事になる
tracas: 煩わしくて手間がかかる日常的な面倒ごとになる
フランス語での定義
Nom familier désignant une situation, une tâche ou une chose qui cause des difficultés, qui demande beaucoup d'effort ou qui rend la vie quotidienne plus compliquée.
語源
もともとはオールで漕ぐ船(ガレー船)を指す語で、漕ぎ手の過酷な仕事から「苦労・厄介なこと」の比喩に移り、現代では口語で「面倒」を表す語として使われるようになった。
コラム
- 友人との愚痴や日常の不便を伝えるときによく使われ、「C'est une galère」や「Quelle galère !」のような短い言い方で不満を表すが、改まった場では避けるのが無難である。