「話」はフランス語で何と言う?
日本語の「話」に最も一般的に対応するフランス語は histoire です。物語や出来事、世間話など幅広い文脈で用いられます。一方、テレビドラマなどの1回分の「第○話」や、一連の出来事の中の具体的な一コマ・挿話という意味での「話」には épisode を使い分けます。
使い分け
- histoire
物語や体験談、会話の内容など幅広く「話」を指す最も一般的な語です。作り話や歴史上の出来事にも使われます。
Il m'a raconté une histoire amusante.
彼は私におもしろい話をしてくれました。
- épisode
連続ドラマなどの「第何話」や、人生や出来事の連なりにおける特定の「一コマ」「挿話」を指す場合に使います。
J'ai regardé le premier épisode de cette série.
私はこの連続ドラマの第1話を見ました。
よくある間違い
✕ C'est l'histoire 3 de la série.
○ C'est l'épisode 3 de la série.
ドラマやアニメの「第3話」のように作品の1回分を数える際は、histoire ではなく épisode を使います。
「話」のよくある質問
Q. 「相談がある(話がある)」は?
Q. 「いい話ですね」と言いたい時は?
例文
コアイメージ
会話で例として語られる短い出来事や逸話の場面。
関連語
使い方
類義語との違い
histoire: 会話で短い出来事やその内容を人に伝えるための話。
anecdote: 実際にあった短い出来事を面白く伝える話。
récit: 出来事を順に並べて詳しく語る話。
rumeur: 人から人へ広がる、真実か分からない話。
フランス語での定義
Récit bref ou anecdote racontée dans une conversation, parfois inventée ou exagérée pour illustrer un point.
語源
中世フランス語で histoire は物語や逸話の意味で用いられ、もともとのギリシャ語・ラテン語の「調べる・記す」という語義と結びついて短い話としての用法が発達した。
コラム
- 口語では「histoire de」(〜するために)や「Quelle histoire !」(なんてことだ)といった表現が頻出し、短い事情説明や驚きを伝える用途で使われる。

ゲームで覚える・約 1 分
histoire をゲームで覚えよう
5 語のクエスト・4択・イラスト・穴埋め
例文
コアイメージ
物語や番組の中で一区切りとして取り出せる場面、あるいは生活上の一回分の出来事を指す像。
関連語
使い方
類義語との違い
épisode: 物語や連続番組の中で一話として独立している一区切りの回
scène: 演劇や映画の中で起きる一つの場面
incident: 一度起きる予期しない出来事や問題
chapitre: 本や長い物語を分けるための章
フランス語での定義
Segment narratif ou événement distinct présenté comme une unité dans une suite d'événements ou dans une série.
語源
語源は古代ギリシャ語の ἐπεισόδιον (epeisódion) で「途中に挿入された部分」を意味し、中世ラテン語や古フランス語を経て物語の一節や個別の出来事を表す語になった。
コラム
- テレビやラジオの「回」を指す用法が最も多く、会話では病気や暴力などの一回の発生を «un épisode de…» と表す点が日常表現でよく使われる。