「悲劇」はフランス語で何と言う?
「悲劇」に相当する最も一般的なフランス語は tragédie です。古典劇や運命的な大惨事など、重い結末を伴う破滅的な出来事を指します。一方、drame は現実的な痛ましい事故や事件、家庭内の不幸など、心理的葛藤や感情を揺さぶる深刻な出来事によく用いられます。
使い分け
- drame
日常で起きる悲惨な事故や事件、深刻な人間関係のトラブルなどを指します。報道や日常会話で非常に頻繁に使われます。
Cette famille a vécu un terrible drame.
この家族は恐ろしい悲劇を経験しました。
- tragédie
演劇の悲劇作品や、個人の力では抗えない運命による壊滅的な大惨事・不幸を指します。drame よりも重々しい語です。
La pièce est une tragédie grecque classique.
その作品は古典的なギリシャ悲劇です。
よくある間違い
✕ C'est une tragédie que j'aie oublié mon parapluie.
○ C'est embêtant que j'aie oublié mon parapluie. / C'est dommage...
tragédie は極めて深刻な不幸に使うため、単なる不注意や軽い不運に使うと大げさになります。
「悲劇」のよくある質問
Q. ニュースで事故を報じる時は?
Q. drameはドラマ(劇)の意味?
drame
意味
- 男性名詞 悲劇
- 名 劇
- 名 惨事
例文
C'est un drame.
それは悲劇だ。
コアイメージ
舞台での深い対立や登場人物の大きな悲嘆が表れる場面や、現実世界で人々の生活を変える深刻な出来事。
関連語
使い方
類義語との違い
drame: 事故や家庭の不幸など、人々の生活に深刻な影響を与える現実の痛ましい出来事
accident: 予期せず起きて人や物にけがや損害を与える出来事
tragédie: 舞台や物語で登場人物の破滅や深い悲しみを描く作品
malheur: 個人や家族に不幸や困りごとが起きる出来事
catastrophe: 大きな被害や混乱をもたらす大規模で深刻な出来事
フランス語での定義
Pièce de théâtre sérieuse qui montre des conflits et des souffrances, ou événement réel de caractère tragique.
語源
古代ギリシャ語 drama(行為・出来事)を経て、ラテン語・イタリア語から借用された語。
コラム
- 報道や会話で『drame』はしばしば事故や家庭の不幸など現実の深刻な出来事を指し、前後の文脈で劇か実際の事件かを区別する必要がある。

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tragédie
意味
- 女性名詞 悲劇
- 名 惨劇
例文
コアイメージ
運命や誤った判断が連鎖して人物が悲惨な結末を迎え、観客に強い感情を引き起こす場面。
関連語
使い方
類義語との違い
tragédie: 運命や誤った判断が連鎖して悲惨な結末を招く深刻な出来事
drame: 人間関係や状況のもつれで感情を強く動かす深刻な出来事
accident: 予期せぬ出来事で人や物に損害や傷害を与える事象
catastrophe: 広い範囲や多数に大きな被害や混乱をもたらす出来事
malheur: 個人に降りかかる不運や不幸な出来事
フランス語での定義
Œuvre dramatique où le destin ou les erreurs conduisent les personnages à une fin douloureuse, destinée à susciter une forte émotion chez le public.
語源
フランス語のtragédieはギリシャ語tragoidiaに由来し、その語根はtragos(山羊)とaeidein(歌う)で、ラテン語・古フランス語を経て現在の悲劇や惨事を示す語になった。
コラム
- 「C'est tragique.」や「une tragédie」は必ずしも劇場作品を意味せず、深刻な不幸や惨事を指すことが多く、drameよりも重大さを強調する使われ方をする点に注意。