「おしゃべりな」はフランス語で何と言う?
「おしゃべりな」に最も当てはまる一般的な表現は bavard です。日常会話で性格や様子を表す際に幅広く使われます。これに対して、口数が多く淀みなく早口で話す様子を強調したい場合は volubile を、より文語的で表現豊かによく語る人物を指す場合には loquace を使い分けます。
使い分け
- bavard
最も一般的で日常的に使われる語です。話好きという好意的な意味から、口数が多すぎるという軽い批判まで幅広く表します。
Mon petit frère est très bavard.
私の弟はとてもおしゃべりです。
- volubile
言葉が次から次へと溢れ出るように、早口で流暢にしゃべる様子を表します。一時的な話しぶりの描写にもよく用いられます。
Elle devient volubile quand elle est heureuse.
彼女は嬉しいと急におしゃべりになります。
- loquace
やや改まった文章語で、よく話す性質を表します。否定文で「あまり口を利かない」という意味で使われることも多いです。
Ce témoin n'a pas été très loquace.
その目撃者はあまり多くを語りませんでした。
よくある間違い
✕ Elle est bavard.
○ Elle est bavarde.
主語が女性の場合は、形容詞の語尾に e をつけて性別を一致させる必要があります。
「おしゃべりな」のよくある質問
Q. 授業中の私語を注意する表現は?
Q. 「おしゃべりな人」と名詞で言うには?
例文
コアイメージ
話し好きで、途切れずたくさん話す人の様子
関連語
使い方
類義語との違い
bavard: よく話す、話し好きな性質。
sociable: 人と付き合うのが好きで交わりやすい様子。
extraverti: 外向的で人前で活発に関わる性質。
communicatif: 気持ちや情報を相手に伝えやすい様子。
フランス語での定義
Qui parle volontiers et en grande quantité, sans forcément s'arrêter souvent.
語源
中世仏語の形を経て動詞bavarderから発展し、ba-の擬音に由来して『多く話す』意味が定着した。
コラム
- 親しい相手には軽い褒め言葉にもなるが、公的な場では注意して使うと誤解が少ない。
volubile
意味
- 形 おしゃべりな
- 形 饒舌な
- 形 多弁な
例文
コアイメージ
言葉が滑らかに途切れず続き、次々と出てくる様子
関連語
類義語との違い
volubile: 言葉が滑らかに途切れず次々と出てきて、流れるように話す性質
bavard: よく話す性質で、雑談などで口数が多くなることが多い
loquace: 話し好きでためらわずに多く話す性質
verbeux: 言葉が多くなりがちで、長くてくどく感じられる表現の性質
フランス語での定義
Qui parle avec facilité et abondance, souvent rapidement et de façon fluide.
語源
ラテン語 volubilis(動詞 volvere「回る、流れる」由来)に基づく語で、言葉が流れるという比喩から生じた。
コラム
- 日常ではbavardが一般的で、volubileは話の流暢さや速さを強調して誉め言葉にも批判にも使われる点に注意
例文
コアイメージ
口がよく動いて次々と言葉を出す人の姿。
関連語
使い方
類義語との違い
loquace: よく話し会話が途切れにくい性質。
bavard: 人といるとよく話しかけて会話を続ける傾向。
フランス語での定義
Qui parle volontiers et en abondance.
語源
ラテン語の loquax(動詞 loqui『話す』に由来)から発展し、古フランス語を経て現代フランス語の loquace になり『話し好きな、多弁な』という意味を持つようになった。
コラム
- 日常会話ではより口語的な bavard を使うことが多く、loquace はやや書き言葉や説明的な文脈で聞かれる点に注意する。