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「危ない」はスペイン語で何と言う? 言い方8通りと場面別の使い分け

「危ない」はスペイン語で何と言う?
言い方8通りと場面別の使い分け

スペイン語で「危ない」と伝えたいとき、最も汎用性が高いのは Cuidado. です。ただし、日本語の「危ない」に1対1で対応する単語があるわけではなく、相手に注意を促すのか、対象の危険性を説明するのかによって表現が変わります。直訳しようとせず、状況や相手との関係に合わせて自然な表現を選びましょう。

「危ない」のスペイン語の言い方(8通り)

  1. カジュアル|とっさの警告|気をつけて

    目の前で危険が生じた瞬間に叫ぶ、最も自然で一般的な表現です。友人や家族はもちろん、街中で見知らぬ人に対してとっさに注意を促す際にもそのまま使えます。

  2. ふつう|対象を警告|〜に気をつけて

    注意すべき対象を「con + 名詞」で具体的に指定する言い方です。親しい相手に対して「〜に気をつけてね」と忠告する場面でよく使われます。段差や車に注意を促す際に便利です。

  3. カジュアル|短く注意|〜に気をつけて

    動詞を省いて手短に対象への注意を促すカジュアルな形です。素早く警告したいときや、口頭で「足元に気をつけて」と軽く声をかける際にぴったりです。

  4. カジュアル|別れ際に|気をつけてね

    別れ際の挨拶として「体に気をつけてね」「元気でね」という意味合いで使われる表現です。迫り来る危険ではなく、相手の健康や無事を気遣う温かい一言です。

  5. カジュアル|悪天候時|悪天候なら気をつけてね

    雨や雪、強風などの悪天候時に、出かける相手を気遣って「天気が悪いから気をつけてね」と伝える表現です。日常会話で自然な思いやりを示すフレーズとして重宝します。

  6. カジュアル|滑る場所で|気をつけて、〜は滑りやすいよ

    床が濡れているなど、危険な状態を続けて説明する言い方です。例えば está mojado(濡れている)などを補うことで、何がどう危ないのかを具体的に伝えられます。

  7. カジュアル|けが防止に|気をつけて、けがしないで!

    子どもが走り回っているときなどに「危ない、怪我しないでね!」と心配して呼びかける表現です。危険な行動をとっている相手に対し、怪我の防止を願って注意を促せます。

  8. 08Tenga cuidado.

    丁寧|目上の人に

    目上の人やお客さんなど、敬称 usted で接する相手に対して丁寧に「お気をつけください」と伝える表現です。ビジネスの場やホテルでの案内で失礼なく使えます。

場面別の使い分け

場面おすすめの言い方ひとこと
とっさに危険を知らせるCuidado.反射的に短く警告できる基本表現
特定の対象を注意するTen cuidado con ~.車や段差など危険の元を明確に指定
滑りやすい場所を教えるCuidado, está ~.危険な状態の理由まで添えて注意喚起
子どもなどの怪我を防ぐ¡Cuidado, no te hagas daño!無理な動きを制止して安全を守る
悪天候時に見送るCon mal tiempo, ten cuidado.外出する相手への優しい配慮
別れ際に気遣いを伝えるCuídate.日常の別れ際にかける「お大事に」
目上の人・客に注意を促すTenga cuidado.敬語での丁寧な案内・安全確認

緊急度が高いときは短く呼びかけ、相手を気遣う場面では動詞の形を相手との距離感(tú か usted か)に合わせて調整するのが使い分けのポイントです。

直訳が通じない理由・よくある間違い

日本語の「危ない!」は状況そのものの危険さを叫ぶ言葉ですが、スペイン語では「(あなたが)注意を払って!」と相手の行動に働きかける発想が主流です。そのため以下のような誤りが生じやすくなります。

言われたときの返事

形容詞peligrosoの使い方と「危ない」を表す名詞表現

スペイン語で「危険な」「危ない」を意味する代表的な形容詞が peligroso(ペリグロソ・危険な)です。修飾する名詞の性別に応じて語尾が変化し、女性名詞を修飾する場合は peligrosa(ペリグロサ・危険な)となります。例えば治安の悪い地区は barrio peligroso(バリオ ペリグロソ・危険な地区)、危険な地域は zona peligrosa(ソナ ペリグロサ・危険な地域)と表します。

文法面で特に重要なのが、動詞 ser(セル・〜である)と estar(エスタル・〜である)の使い分けです。その対象が恒常的・本質的に危険である場合は ser peligroso を使い、天候や路面凍結など一時的な状況・状態として危険な場合は estar peligroso を用います。

表現読みニュアンス使う場面
ser peligrosoセル ペリグロソ本質的・常に危険である治安の悪い地域や猛獣の性質を説明するとき
estar peligrosoエスタル ペリグロソ一時的に危険な状態にある雨で道路が滑りやすい、荒天で海が荒れているとき
estar en peligroエスタル エン ペリグロ命や立場が危険にさらされている遭難時や絶滅危惧種の状況を述べるとき
correr peligroコレル ペリグロ自ら危険を冒す、リスクを負う無謀な行動をとろうとする人を戒めるとき

また、名詞の peligro(ペリグロ・危険)や riesgo(リエスゴ・危険/リスク)も頻出します。街中の工事現場や立ち入り禁止区域では、警告標識として ¡Peligro!(ペリグロ・危険!)と大文字で掲示されます。「〜するのは危険だ」と一般論を語る際は、Es peligroso + 不定詞 の構文が便利です。

日常会話での使い分け例

A: ¿Esta calle es segura de noche?
(エスタ カジェ エス セグラ デ ノチェ?/この通りは夜でも安全ですか?)
B: No, es una zona muy peligrosa. No camines solo.
(ノ、エス ウナ ソナ ムイ ペリグロサ。ノ カミネ スオロ/いいえ、とても危険な地域です。一人で歩いてはいけません)
A: Entendido. Además, ahora la carretera está peligrosa por la lluvia.
(エンテンディド。アデマス、アオラ ラ カレテラ エスタ ペリグロサ ポル ラ ジュビア/分かりました。その上、今は雨で道路が危ない状態ですね)
B: Sí, es mejor tomar un taxi.
(シ、エス メホル トマル ウン タクシ/ええ、タクシーに乗るのが賢明です)

口にしてはいけない「危ないスペイン語」と空耳トラブル

検索語「危ないスペイン語」を調べる人の中には、「危険」を伝える言葉だけでなく、現地で口にすると喧嘩やトラブルに発展する「言ってはいけない危ない言葉(侮辱語・卑猥語)」を知って自衛したいというニーズも多く見られます。海外滞在中は、不適切なスラングや誤解を招く発音を避ける配慮が欠かせません。

特に注意したいのが、日本語の日常語がスペイン語のタブー表現に酷似してしまう空耳リスクです。代表的な例として、日本語の「乾杯(かんぱい)」のくだけた言い方「チンチン」は、スペイン語圏の多くの国で男性器を指す俗語に聞こえてしまいます。乾杯の席では必ず ¡Salud!(サルッ・乾杯/健康を祈って)を使いましょう。

注意すべき言葉・発音読みニュアンス使う場面・回避法
¡Salud!サルッ健康を祝す正式な乾杯日本語の「チンチン」は避け、必ずこの表現を使う
marica / cabrónマリカ/カブロン強い侮辱・罵倒語親しい間柄の俗語でも、見知らぬ人には絶対使わない
cogerコヘル(中南米での)性行為の俗語中南米では「取る・乗る」に tomar(トマル)を使う

スペイン本国では「バスに乗る」「物を手に取る」という意味で極めて日常的に使われる coger(コヘル・取る)という動詞も、メキシコやアルゼンチンなどラテンアメリカの多くの地域では性的な意味のスラングとして受け取られます。中南米を訪れる際は、乗り物に乗るのも物をつかむのも tomar(トマル・取る/乗る)に置き換えるのが安全なマナーです。

身の危険が迫った瞬間に叫ぶ緊急フレーズ

前もって注意を促す ¡Cuidado!(クイダード・気をつけて!)だけでなく、実際に事件や事故、強盗などに遭遇して身の危険が差し迫ったときは、周囲に助けを求める短い叫び声を知っておく必要があります。緊急時は長い文章を組み立てる余裕がないため、反射的に発声できる一言を頭に入れておきましょう。

表現読みニュアンス使う場面
¡Socorro!ソコロ命の危機を知らせる救援要請海で溺れたときや暴力被害に遭った瞬間に叫ぶ
¡Ayuda!アユダ切迫した助けの要請ケガをして動けないときや荷物を奪われたとき
¡Llame a la policía!ジャメ ア ラ ポリシア第三者への警察通報要請事件発生時に周囲の通行人へ通報を頼むとき
¡Fuego!フエゴ火災の発生を告げる叫びホテルや建物で火の手が上がったとき

スペイン語圏では、単に大声を出すよりも ¡Socorro!(ソコロ・助けて!)や ¡Llame a la policía!(ジャメ ア ラ ポリシア・警察を呼んでください!)と明確に指示を叫ぶ方が、周囲の通行人が状況を素早く察知して通報などの初動に移りやすくなります。

非常時の通報会話例

A: ¡Socorro! ¡Me han robado la mochila!
(ソコロ! メ アン ロバド ラ モチラ!/助けて! リュックを盗まれました!)
B: ¿Está bien? ¡Voy a llamar a la policía ahora mismo!
(エスタ ビエン? ボイ ア ジャマル ア ラ ポリシア アオラ ミスモ!/大丈夫ですか? 今すぐ警察を呼びます!)
A: ¡Por favor, dese prisa! El ladrón corrió hacia la estación.
(ポル ファボール、デセ プリサ! エル ラドロン コリオ アシア ラ エスタシオン/お願いします、急いでください! 泥棒は駅の方へ走っていきました)
B: Tranquilo, no lo persiga, es peligroso.
(トランキーロ、ノ ロ ペルシガ、エス ペリグロソ/落ち着いて、追いかけては駄目です、危ないですから)

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よくある質問

Q. Peligroso はどんな時に使いますか?
peligroso は「危険な」という客観的な性質を表す形容詞です。叫び声としてではなく、Es una zona peligrosa.(危険な地域です)のように物や場所の状態を説明する文脈で用います。
Q. Ojo も「危ない」の意味になりますか?
はい、日常会話でよく使われます。「目」を意味する ojo は「注目して」「気をつけて」というニュアンスのくだけた注意喚起になり、ジェスチャーを交えて軽く警告する際に便利です。
Q. Cuidado と Atención の違いは何ですか?
Cuidado は事故や怪我を避けるための「用心」を指します。一方、Atención はアナウンスなどで「注目・注意」を促す際に使われ、身の危険を直接警告する用途には通常使いません。
Q. 「ser peligroso」と「estar peligroso」はどう使い分ければよいですか?
主語が持つ「本質的・恒常的な危険性」を表す場合は動詞 ser を用いて Es peligroso. と言います(例:治安が悪いスラム街や毒蛇の性質など)。一方、一時的な状況や環境によって「いま危険な状態になっている」ことを表す場合は動詞 estar を用いて Está peligroso. と言います(例:雨や雪で凍結した道路、波が高くなっている海など)。
Q. 日本語の日常会話がスペイン語で不快な言葉に聞こえることはありますか?
はい、音の響きによって誤解されるケースがあります。代表的なものが日本語のくだけた乾杯の合図「チンチン」で、多くのスペイン語圏で男性器を指す卑猥語に聞こえてしまいます。スペイン語圏での乾杯には必ず ¡Salud!(サルッ)を使いましょう。また、日本語の「日傘(ひがさ)」も地域によっては侮辱表現に類似して聞こえるため、現地の言葉である sombrilla(ソンブリジャ)を使うと安心です。

2026年10月15日更新・モチタン辞典編集部

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ほかの表現の言い方

「良い旅を」「頑張って」「お大事に」「どうしたの」「元気でね」「気をつけて」「頑張ろう」「落ち着いて」一覧へ

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