「恨み」はフランス語で何と言う?
「恨み」を表すフランス語で最も一般的なのは rancune です。特定の相手に対する根に持つ気持ちや根強い恨みを指し、日常会話でもよく使われます。一方、rancœur は苦い失望や悔しさが混ざった心の奥底に沈む恨みを指し、やや改まった文脈や心理描写で用いられます。
使い分け
- rancune
個人に向けた根に持つ感情や遺恨を表します。仲直りの場面や「恨みっこなし」のような日常表現でよく使われます。
Je n'ai aucune rancune envers lui.
私は彼に対して何の恨みも持っていません。
- rancœur
不当な扱いなどによる深い失望やほろ苦さを伴う恨みです。胸の内に沈殿する重い感情を表す際に適しています。
Il a parlé sans rancœur de son échec.
彼は自分の失敗について恨み言もなく話しました。
よくある間違い
✕ Je te déteste sans rancœur.
○ Sans rancune !
「恨みっこなしね」と軽く言う決まり文句には rancune を使います。
「恨み」のよくある質問
Q. 「恨みっこなし」はどう言う?
Q. 「恨みを買う」はどう言う?
rancune
意味
- 女性名詞 恨み
- 名 わだかまり
- 名 怨恨
例文
コアイメージ
不公平な出来事を思い出すたびに再燃する心の苦み
関連語
使い方
類義語との違い
rancune: 過去のいやな出来事を忘れられずに抱え続ける、持続する恨み。
rancœur: 過去の出来事を忘れられずに抱える消えない恨み。
ressentiment: 受けた扱いへの不満が内にたまって生じる恨み。
colère: 短時間で激しく生じる怒りの感情。
amertume: 出来事への失望から心に残る苦い感情。
フランス語での定義
Amertume durable et ressentiment envers une personne, souvent lié à un souvenir d'injustice.
語源
語源はラテン語の rancor(『腐敗や苦さ』)で、古フランス語を経て人に向けた持続する「苦い感情」を表す語として定着した
コラム
- 形容詞の 'rancunier' は恨みを持ちやすい性質を表すので、状況に応じて一時的な怒りは 'être fâché' などで表し、rancune は長引く恨みを指すと自然に聞こえる

ゲームで覚える・約 1 分
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例文
コアイメージ
時間が経っても消えない心の苦み。
関連語
使い方
類義語との違い
rancœur: 時間が経っても消えない心の苦みで、特定の相手に抱く根深い恨み。
rancune: 過去の出来事を理由に特定の相手に抱く長く続く恨み。
colère: 瞬間的または短期間に強く表れる怒りの感情。
haine: 相手を深く憎み、敵対的に感じる非常に強い感情。
フランス語での定義
Sentiment de colère durable envers une personne ou une situation, né d'une injustice ou d'une blessure passée.
語源
語源はラテン語 rancor(「苦み」「腐敗」)にさかのぼり、その比喩から心に残る根深い恨みを意味するようになり、英語 rancor やスペイン語 rencor と系統を同じくする。
コラム
- 日常では口語的に en vouloir à や être fâché と言い換えられることが多く、rancœur は持続的な恨みを表すやや書き言葉寄りの語。