「杭」はフランス語で何と言う?
「杭」をフランス語にする場合、もっとも一般的に使われるのは piquet です。テントのペグや園芸用の細い杭など、手軽に扱える小型の杭を指します。一方、pieu は土木工事の基礎打ちや柵の支柱に使う太くて頑丈な杭を指します。なお、pieux は pieu の複数形です。用途や大きさによって使い分けます。
使い分け
- piquet
テントの固定具(ペグ)や庭の支柱、目印などに使われる、細くて比較的小さな杭全般を指します。
Il a planté un piquet pour tendre la tente.
彼はテントを張るために杭を打ち込んだ。
- pieu
建築の基礎工事や防波堤、頑丈な柵などに打ち込む、太くて強固な大型の杭を指す単語です。
Le pont repose sur de solides pieux.
その橋は頑丈な杭の上に載っている。
- pieux
大型の杭を意味する男性名詞 pieu の複数形です。建築土木の現場などで複数の杭を指す際に使われます。
Les ouvriers enfoncent des pieux dans le sol.
作業員たちは地面に杭を打ち込んでいる。
よくある間違い
✕ Il a fixé la tente avec un pieu.
○ Il a fixé la tente avec un piquet.
pieu は建築用の太い杭を指すため、テントのペグには piquet を使います。
「杭」のよくある質問
Q. 「杭を打つ」の動詞は何ですか?
Q. 「出る杭は打たれる」は訳せますか?
pieux
意味
- 男性名詞 杭
- 名 支柱
例文
コアイメージ
建物や構造物を支えたり固定したりするために地中に垂直に立てられた長い棒
使い方
類義語との違い
pieux: 建物や構造物を支えたり地面に固定したりするために垂直に打ち込む長い棒
pilier: 構造物の荷重を受け止めるために設けられた太い支柱
poteau: フェンスや電線を支えるために地面に立てられる太い柱
piquet: 杭打ちして仮設の境界やテントを固定するための小さな棒
フランス語での定義
Pieu: pièce allongée, généralement en bois ou en métal, enfoncée verticalement dans le sol pour servir d'appui ou d'ancrage.
語源
語源はラテン語 pilum(槍)で、古フランス語を経て pieu となり、槍のように突き刺す性質から土に打ち込む杭という意味に転じた
コラム
- 「aller au pieu」(寝る)などの口語表現と意味が全く異なるので、文脈で pieu が実物の杭を指すのか寝床を指すのかを判断する必要がある

ゲームで覚える・約 1 分
pieux をゲームで覚えよう
5 語のクエスト・4択・イラスト・穴埋め
例文
コアイメージ
植物を支えたり場所を区切ったりするために地面に差す小さな杭。
関連語
使い方
類義語との違い
piquet: 苗や若い植物を地面に差して支えにする短い杭
poteau: 道路や庭でフェンスや看板を支えるために地面に立てる太い柱
bâton: 歩行の助けや物を突くために手で持って使う細長い棒
clou: 物と物を固定するために木などに打ち込む小さな金属の棒(釘)
フランス語での定義
Petit pieu ou tuteur enfoncé dans le sol pour soutenir une plante, délimiter un emplacement ou fixer une structure légère.
語源
piquet は pique の小形(-et)から成り立ち、元来は『突き刺すための小さな物』を指し、転じて園芸や建築で使う杭の意味になった。
コラム
- 同じ語形が軍事用語やカードゲーム名にも使われるため、会話では文脈から『杭』として使われているかどうかを判断すると実用的である。
例文
コアイメージ
地面に深く刺して物を支える一本の木や棒
使い方
類義語との違い
pieu: 地面に深く差し込んで構造物を支える太い木や金属の棒
poteau: 地面に立ててフェンスや標識を支える太い柱
piquet: テントやロープを地面に固定するために打ち込む細い棒
フランス語での定義
Objet long et solide, généralement en bois ou en métal, pointu à une extrémité et enfoncé dans le sol pour soutenir, fixer ou délimiter.
語源
フランス語pieuはラテン語pilum(槍、投擲用の槍)が起源で、ロマンス語を経て武器としての意味から『地面に打ち込む棒・杭』という用途的な意味へ変化して現在の形になった。
コラム
- 日常会話で工事や庭仕事の話題に出る語である一方、慣用表現「aller au pieu」は『寝る』の意味になるため文脈で区別する必要がある。