「鳴る」はドイツ語で何と言う?
「鳴る」の最も一般的な表現は、ベルや電話の音なら klingeln、教会の鐘なら läuten です。また、楽器の音や歌声が自然に響き渡る場面では erklingen や ertönen が使われます。機械的な合図の音なのか、音楽や響きそのものに焦点を当てているかによって使い分けます。
使い分け
- erklingen
音楽や美しい歌声、鐘の音などが響き渡り、耳に入ってくる場面で使います。文章語的で上品な響きを持つ動詞です。
Im Saal erklingt leise Musik.
ホールに静かな音楽が鳴り響いています。
- klingeln
玄関の呼び鈴や電話、目覚まし時計など、高めのベルの音が鳴る日常的な場面で最も広く使われる動詞です。
Das Telefon klingelt schon wieder.
また電話が鳴っています。
- ertönen
警報、サイレン、ファンファーレなど、大きな音や合図の音が突然鳴り響く場面で用いられる、やや硬い表現です。
Plötzlich ertönte ein lauter Alarm.
突然、大きな警報が鳴りました。
- läuten
教会の鐘のような大きめの鐘が鳴る場合や、学校のチャイムが鳴る場面でよく使われます。ベルにも使えます。
Die Kirchenglocken läuten zum Gottesdienst.
礼拝を告げる教会の鐘が鳴っています。
- tönen
声や音がある調子を帯びて鳴る、あるいは遠くから特定の響きとして聞こえてくる状態を表す文語的な語です。
Seine Worte tönten hohl in meinen Ohren.
彼の言葉は私の耳に虚しく響きました。
よくある間違い
✕ Das Telefon läutet sehr laut.
○ Das Telefon klingelt sehr laut.
電話の着信音には通常 läuten ではなく klingeln を使います。
「鳴る」のよくある質問
Q. お腹が鳴る時は何と言いますか?
Q. 目覚まし時計が鳴る時は?
例文
Am Sonntagmorgen erklingen die Kirchenglocken.
コアイメージ
音が聞こえ始めて周囲に広がる瞬間の響き
関連語
使い方
類義語との違い
erklingen: 鳴り始めて広がる響きや劇的な音の始まりを表す
klingen: 音や声が特定の印象を伴って聞こえる
hören: 耳で音を感じて知覚する
klingeln: 金属製のベルや電話が短く連続して鳴って注意を促す
ドイツ語での定義
Beginnen, hörbar zu sein; ein Klang setzt ein und wird wahrgenommen.
語源
erklingenは、接頭辞er-と動詞klingen(Ohd. klingan)から成り、音が聞こえ始める意。
コラム
- 文法的には自動詞で「Es erklingt …」や「Ein Lied erklingt」のように用い、音の始まりや劇的な響きを表現する場面で自然に使えるが電話にはklingelnを使うことが多い。

ゲームで覚える・約 1 分
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klingeln
意味
- 動 鳴る
例文
コアイメージ
呼び出し音が断続的に鳴って注意を引く状態
関連語
使い方
類義語との違い
klingeln: 電話やインターホンなどの呼び出し音が鳴ること
anrufen: 電話で相手に連絡して通話を始める行為
telefonieren: 電話を使って相手と話をすること
vibrieren: 端末が振動して通知を伝える状態
läuten: 鐘やベルが鳴る音を出すこと
ドイツ語での定義
Ein Verb für das kurz anhaltende, oft wiederholte Läuten von Klingeln, Telefonen oder Türklingeln; in Phrasen wie ‚bei jemandem klingeln‘ gebräuchlich.
語源
klingelnは、klingen(音を立てる)に派生接尾辞 -el が付いて形成された語で、短く断続して鳴るという意味合いを帯びるようになった。
コラム
- 実用的な点として、過去形は klingelte、過去分詞は geklingelt なので、完了形では『Das Handy hat geklingelt』のように使うと会話で通じやすい。
例文
コアイメージ
一点から音が出て周囲に広がって聞こえる
関連語
使い方
類義語との違い
ertönen: 一点で音を発して周囲に広がって聞こえる
klingeln: ベルや電話で鳴って知らせる
klingen: 耳に入る音として聞こえる
läuten: 鐘やベルで鳴って合図や呼び掛けをする
schallen: 遠くまで音を伝えるように響く
ドイツ語での定義
語源
ertönenは、接頭辞er-と動詞tönenの結合で、tönenは中高ドイツ語のtonenに由来し音や響きを表す語形で、er-が動作の発生や全体化を示して「鳴り出す/鳴り響く」という意味になった
コラム
- 案内放送や文章で使われることが多く、口語ではklingelnやläutenを使うと自然
läuten
意味
- 動 鳴る
- 動 鳴らす
例文
コアイメージ
鐘や電話が合図として鳴り、周囲の注意を引く短い音
関連語
使い方
類義語との違い
läuten: 合図として鐘などが短く鳴り周囲に知らせる
klingeln: 電話やチャイムが繰り返し短く鳴る
klingen: 物の出す音がどのように耳に届くかを表す
ドイツ語での定義
einen Ton wie von Glocke oder Telefon erzeugen; sowohl ohne direktes Objekt (z. B. es läutet) als auch mit Objekt (z. B. eine Glocke läuten) verwendet werden
語源
läutenは、中高ドイツ語の lūten に由来し、さらに古高ドイツ語の liut- 系の語形から発展して低地ドイツ語やオランダ語の類縁語と語源を共有し、鐘や鈴の鳴動を表す語として定着した。
コラム
- 日常では電話には klingeln が口語的に多く、läuten は教会の鐘や公式な場面で使われやすい。
例文
コアイメージ
一定の音色や響きが空間に広がる様子
関連語
使い方
類義語との違い
tönen: 一定の音色や響きが空間に広がること
klingen: 聞こえる音が特定の印象や響きを持つこと
klingeln: 電話や呼び鈴などが繰り返し高い音で鳴ること
läuten: 鐘やベルが知らせるために鳴ること
erklingen: 音が急に明瞭に聞こえ始めること
ドイツ語での定義
語源
tönenは、名詞 Ton(音・音色)に動詞化の接尾辞 -en が付いてできた語で、もともとは音や響きが出ることを表した。後に『色のトーンを与える』という意味にも拡張された。
コラム
- 電話など明確に『鳴る』場合は通常 'klingeln' を使い、tönen は音色や響きの性質を述べる場面(Die Glocke tönt laut のような表現)で使うと自然に聞こえる