例文
コアイメージ
月の形を模し団らんを連想させる菓子
関連語
使い方
類義語との違い
月饼: 中秋節に家族や友人と分けて食べることが多い、月の形を模した餡入りの伝統的な中国菓子。
饼: 生地を平らに成形して焼くか調理する、小麦粉などを主材料とする食品の総称。
点心: 食事の合間や午後に楽しむ、小さくて軽いおかずやおやつの総称。
蛋糕: 小麦粉や卵、砂糖などで作り、焼くか蒸して切り分けて食べる甘い菓子。
饼干: 生地を薄くして焼き、乾燥させた、かたくて保存しやすいお菓子。
中国語での定義
語源
「月」は月亮を示す字で、「饼」(伝統字は「餅」)は餅や焼き菓子を示す字であり、合成語として満月の時期に食べる丸い餅状の菓子を指す用語となり、歴史的には供物としての起源から家庭行事の食べ物へと定着した。
コラム
- 日常会話では味の好みやサイズの話題になりやすく、最近は個包装や低糖タイプも市販されていることを切り口にした話題が出やすい。
「月餅」は中国語で何と言う?
月餅は中国語で「月饼(ユエビン/yuèbǐng)」と言います。基本的にはこの語だけで通じます。中国では地域や製法ごとに多様な種類があるため、伝統的な広東風の「广式月饼(グアンシーユエビン)」や、サクサクしたパイ状の「苏式月饼(スーシーユエビン)」、冷やして食べる「冰皮月饼(ビンピーユエビン)」のように、種類に応じて呼び分けるのが一般的です。
言い方と読み方
- 月饼ふつう
読み方: ユエビン(yuèbǐng)
日常会話全般や贈り物、店舗など、場面を問わず最も一般的に月餅を指す言葉です。
- 广式月饼ふつう
読み方: グアンシーユエビン(guǎngshì yuèbǐng)
日本でもおなじみの皮が薄くあずき餡や蓮の実餡が入った広東風月餅を特定して指す表現です。
- 苏式月饼ふつう
読み方: スーシーユエビン(sūshì yuèbǐng)
パイのように層になったサクサクの皮が特徴の蘇州風月餅(肉餡なども有名)を指す表現です。
- 冰皮月饼ふつう
読み方: ビンピーユエビン(bīngpí yuèbǐng)
焼かずに求肥のような冷たい皮で作られた、近年人気のスノースキン月餅を指す言い方です。
使い分け
- 月饼
中秋節に食べる伝統的な菓子全般を指し、日常会話からビジネスまで幅広く使います。
中秋节一定要吃月饼。
中秋節には必ず月餅を食べます。
よくある間違い
✕ 月饼(ピンインを「yuèbǐng」ではなく「yuèbing」と軽声で読む)
○ yuèbǐng(餅を第3声ではっきり読む)
「饼」は軽声にならず第3声です。しっかり低く抑えて発音しないと通じにくくなります。