「精神」はフランス語で何と言う?
「精神」に当たる最も一般的なフランス語は esprit です。肉体や物質と対比される思考力や心情、理念などを幅広く指します。一方、psychisme は心理学や医学などの専門的な文脈で、個人の深層心理や精神構造そのものを客観的に指す場合に用いられます。日常会話や一般的な思想について述べる際は esprit を選びましょう。
使い分け
- esprit
最も幅広く使われる語です。肉体に対比される知性や心、考え方の傾向、あるいは物事の真意や理念を表す際に日常的に用います。
Il a gardé un esprit d'équipe remarquable.
彼は素晴らしいチーム精神を保ち続けました。
- psychisme
心理学や医学で使われる学術的な語です。人間の心全体の構造や働き、無意識を含む精神機能を客観的・学問的に捉える際に用います。
Le stress peut affecter gravement le psychisme.
ストレスは精神構造に深刻な影響を与えることがあります。
よくある間違い
✕ Il a un psychisme fort.
○ Il a un esprit fort. / Il a un mental d'acier.
「精神力が強い」という日常的な表現に学術用語の psychisme は不自然です。
「精神」のよくある質問
Q. 「精神的ストレス」はどう言いますか?
Q. 「精神科医」は何と言いますか?
esprit
意味
- 男性名詞 精神
- 名 心
- 名 知性
- 名 機知
例文
コアイメージ
瞬時に機転を利かせる心の速さと鋭さの中心像
関連語
使い方
類義語との違い
esprit: 瞬時に機転を利かせて、場に応じた適切な反応をする精神のはたらき
présence d'esprit: 咄嗟の場面で冷静に判断して適切に対応する心の落ち着きと即応性
humour: 言葉や態度で場を和ませたり人を笑わせたりする感性や表現
フランス語での定義
esprit (nom) : rapidité et finesse de l'intelligence permettant la réflexion rapide, la créativité ou la répartie.
語源
語源はラテン語 spiritus(息、霊)で、古くは「息」から生命や心を指す語になり、そこから素早い機知や知性の意味が発達した。
コラム
- 会話では即答やユーモアの場面で「avoir de l'esprit」が用いられ、機転の利いた返しを表す表現として使われる。

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例文
コアイメージ
思考や感情、欲求などの働きがまとまって個人の内面を成す全体像
関連語
類義語との違い
psychisme: 思考や感情、欲求などの心のはたらきがまとまって表れる個人の内面の全体。
humeur: その時の気分や感情の状態。
état d'esprit: ある時の考え方や気持ちの傾向。
esprit: 考える力や想像力などの心のはたらき。
personnalité: 行動や考え方に表れる人の性格や特性。
フランス語での定義
Le psychisme désigne l'ensemble des fonctions mentales et des processus affectifs qui forment la vie intérieure d'une personne.
語源
psychisme はギリシャ語 ψυχή(psychē、心・魂)に由来し、フランス語の接尾辞 -isme が付いて心理的な状態や体系を表す語として形成され、主に心理学や精神医学で用いられてきた
コラム
- 日常会話では専門的な響きがあり、代わりに humeur や état d'esprit など短い表現がよく使われる