「戴冠する」はフランス語で何と言う?
「戴冠する」に最も一般的に使われる動詞は couronner です。頭に冠を授けるという物理的な行為に加え、比喩的に「成功を収める」という意味でも広く用いられます。一方、sacrer は宗教的な塗油や儀式を伴う厳粛な戴冠・聖別を表す語で、文脈の荘厳さや宗教性の有無によって使い分けられます。
使い分け
- sacrer
大司教などが王に塗油し、宗教的な儀礼によって聖別・戴冠する場合に使います。スポーツで王者になる比喩にも用います。
L'archevêque a sacré le roi dans la cathédrale.
大司教は大聖堂で国王を戴冠した。
- couronner
頭に王冠を載せる行為全般を指す最も一般的な語です。努力が報われる、賞を受賞するなど比喩表現でも頻繁に使われます。
Le prince sera couronné le mois prochain.
王子は来月戴冠される予定だ。
よくある間違い
✕ Le roi a couronné hier.(王は昨日戴冠した)
○ Le roi a été couronné hier. / Le roi s'est couronné hier.
couronnerは他動詞のため、「戴冠される」は受動態にするか、ナポレオンのように自ら冠を被る場合は代名動詞にします。
「戴冠する」のよくある質問
Q. ナポレオンの戴冠式はどう表現しますか?
Q. 「戴冠式」はフランス語で何と言いますか?
sacrer
意味
- 動 戴冠する
- 動 聖別する
例文
コアイメージ
王の頭に冠を置き、その人が儀礼によって公式に王としてかつ神聖な権威を帯びる瞬間を思い浮かべる。
関連語
使い方
類義語との違い
sacrer: 儀式で王の頭に冠をかぶせて公に王として認める
nommer: 役職や称号を公式に与える
couronner: 冠をかぶせて正式に王にする
proclamer: 公式に宣言して公に知らせる
introniser: 王座に就かせて公式に王位につける
フランス語での定義
Placer la couronne sur la tête d'un souverain lors d'une cérémonie officielle, le proclamant roi et lui conférant un caractère sacré.
語源
語源はラテン語 sacer(「神聖な」)から派生した動詞 sacrare にあり、中世の戴冠や聖別の儀礼で「王を神聖にする、冠を授ける」という意味で定着した。
コラム
- 現代仏語では宗教的・儀礼的に堅い語感が強く、日常会話では普通に couronner が用いられる一方、ケベックなどの口語では俗に罵りや激しい言葉を表す用法がある。

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例文
コアイメージ
栄誉や成功を象徴的に与え、その人が高く評価されることを示す場面。
関連語
使い方
類義語との違い
couronner: 王や皇帝などの頭に冠を置いて正式に君主とする行為。
féliciter: 成功や祝いごとに対して祝意を伝える。
honorer: 敬意を示して尊重する。
récompenser: 努力や功績に対して報酬や賞を与える。
nommer: 役職や任務に正式に任命する。
フランス語での定義
Accorder symboliquement une distinction ou une gloire à quelqu'un, souvent au sens figuré pour désigner l'attribution d'une réussite ou d'un honneur.
語源
語根はラテン語 corona にあり、中世の coronare を経て古仏語で動詞化し、現代の couronner は戴冠の物理的行為だけでなく栄誉を与える比喩的意味も持つようになった。
コラム
- 語感はややかたく、日常の口語表現では féliciter や honorer といった語が代わりに用いられることがある点が語用上の特徴である。