「けちな」はスペイン語で何と言う?

「けちな」を表す最も一般的なスペイン語は mezquino です。お金だけでなく器量が小さく度量が狭い人にも広く使われます。一方、ávaro や avariento は蓄財への強い執着や強欲さを強調する語で、文学的な響きを持ち名詞としても頻繁に用いられます。日常会話での出し惜しみには mezquino、極端な守銭奴には ávaro や avariento を選ぶと自然です。

使い分け

  • mezquino

    お金を出し惜しむだけでなく、心が狭く卑しい態度を非難する語です。日常的なけち全般に最も幅広く使われます。

    No seas mezquino y deja una buena propina.

    けちけちしないで、チップをしっかり弾みなさい。

  • ávaro

    お金への執着が非常に強く、金銭をため込むことばかり考える「守銭奴」を指します。名詞としてもよく使われます。

    El anciano ávaro nunca gastaba su fortuna.

    そのけちな老人は財産を決して使おうとしなかった。

  • avariento

    ávaro とほぼ同義ですが、強欲さや貪欲さがより強調される表現です。主に書き言葉や文学的な場面で見られます。

    Su actitud avarienta lo alejó de todos sus amigos.

    彼のけちで強欲な態度のせいで、友人たちは皆去っていった。

よくある間違い

  • ✕ Él es muy mezquino con su dinero porque ahorra mucho.

    ○ Él es muy ahorrador.

    mezquino は悪口です。単なる「倹約家」には ahorrador を使います。

「けちな」のよくある質問

Q. 褒め言葉としての節約家は?
無駄遣いをせず堅実にためる人を肯定的に言う場合は ahorrador を使います。mezquino や ávaro は他人に施さない卑しさや強欲さを非難する響きがあるため、褒め言葉としては使えません。
Q. 口語でよく使う表現は?
日常会話では tacaño が非常によく使われます。またジェスチャーとして肘を手で叩く動作(肘が硬くて財布から手が出ない意)をすると、言葉を出さなくても「けちな人」をユーモラスに表現できます。

mezquino

意味

  • 形 けちな
  • 形 しみったれた
  • 形 みみっちい
  • 形 意地悪な
mezquinoのイラスト

例文

No seas mezquino y paga tu parte.

けちなことをしないで、自分の分を払って。

La persona mezquina nunca comparte su comida.

けちな人は決して食べ物を分けない。

コアイメージ

他人を小さなことで責めたり、ささいな意地悪をする人

関連語

使い方

類義語との違い

mezquino: お金や物を人に出し渋る性格をいう
tacaño: 必要以上にお金を使いたがらない性格をいう
rácano: 少額でも惜しんで人に与えない性格をいう
avaro: 財産を増やすことを優先して出費を避ける性格をいう
egoísta: 自分の利益を優先して他人に分け与えない性格をいう

スペイン語での定義

Que trata a otros con poca consideración, mostrando actitud mezquina en detalles pequeños o en palabras.

語源

語源的には中世ヨーロッパの言語に共通する語形から生じ、本来の「つまらない・卑しい」という感覚が拡大して、金銭面だけでなく行為や言葉のせこさを表す語義が定着した。

コラム

  • mezquino は単なる金銭的なけちさよりも、小さなことで人を傷つけるような『せこさ・意地悪さ』を指す場合が多く、相手の人格を非難する強い語感があるため軽い冗談や公の場では避ける。

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ávaro

意味

  • 形 けちな
  • 名 守銭奴
  • 形 欲深い
ávaroのイラスト

例文

Mi amigo es ávaro.

私の友人はけちな人だ。

Aunque ganó dinero, siguió siendo ávaro y no cambió su forma de gastar.

お金を得ても、彼はけちなままで支出の仕方を変えなかった。

コアイメージ

お金や財産をため込み、支出や分け合いを避ける様子。

関連語

使い方

類義語との違い

ávaro: お金や財産をため込み支出や分け合いを避ける
tacaño: 必要なときでも支出を渋りお金を出したがらない
agarrado: お金や物を出すのを極端に嫌がる
avaricioso: 富や利益を強く求めてより多くの財産をためようとする
mezquino: 他人に対して金銭や好意を惜しむ

スペイン語での定義

Que siente y muestra deseo excesivo de poseer dinero o bienes y rehúye gastarlos o compartirlos.

語源

スペイン語のávaroはラテン語のavarus(欲深い)に由来し、同根の名詞 avaritia(貪欲)と語根を共有しており、意味は『金をため込む人』として受け継がれている。

コラム

  • 会話ではávaroはやや書き言葉で批判の響きが強いため、日常ではより軽い語のtacañoや口語のcodoを使って表現を和らげると自然に聞こえる。

avariento

意味

  • 形 けちな
  • 形 吝嗇な
  • 形 強欲な
avarientoのイラスト

例文

Mi vecino es muy avariento.

私の隣人はとてもけちだ。

Nuestra oficina tiene un jefe avariento que nunca autoriza gastos.

私たちのオフィスには支出を決して許可しないけちな上司がいる。

コアイメージ

財布をぎゅっと握って小銭や現金をため込む人の姿

関連語

使い方

類義語との違い

avariento: お金や品物を出し渋って人に分け与えない性格を表す形容詞
tacaño: 支出を極端に控えてお金を使わないさまを表す形容詞
roñoso: 細かく節約してお金や物を出すことを嫌う口語の形容詞
agarrado: 出費を避けて人にお金を出すことを嫌がる口語の形容詞
cicatero: 小さなことでけちけちな態度を示すさまを表す形容詞

スペイン語での定義

Que muestra avaricia y rehúye gastar dinero, prefiriendo guardarlo para sí mismo.

語源

ラテン語 avarus(けちな)に由来し、接尾辞 -iento で形容詞化した語だ。

コラム

  • 口語では tacaño の方が多く使われ、avariento は批判的でやや文語的に聞こえるため、相手に直接言うと強い非難と受け取られやすい。

「けちな」は英語では

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