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一年は中国語で?発音・再来年・前回・今後の表現まとめ
中国語で「一年(1年間)」は一年(yī nián/イー ニィェン)と言います。日常会話でよく使われる関連の時間表現である「再来年」は后年(hòunián)、「前回」は上次(shàng cì)、「今後」は今后(jīnhòu)や以后(yǐhòu)と表します。
一年・再来年・前回・今後の中国語早見表
中国語で時間や頻度を伝える表現は、日常会話やビジネス会話で頻繁に登場します。まずは検索ニーズの高い「一年」「再来年」「前回」「今後」を中心とした重要単語を一覧表で整理して確認しましょう。
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| 日本語 | 簡体字 | ピンイン | 主な意味と用途 |
|---|---|---|---|
| 一年(1年間) | 一年 | yī nián | 期間としての1年、数量の1年 |
| 再来年 | 后年 | hòunián | 今年の2年後の年 |
| 前回 | 上次 / 上回 | shàng cì / shàng huí | 直前の回、前の機会 |
| 今後(将来) | 今后 / 以后 | jīnhòu / yǐhòu | これからの時間、以後 |
これらの単語は、会話の中で単体で使うだけでなく、助動詞や動詞、量詞と組み合わせて時間の長さを表す重要なパーツとなります。それぞれの詳しい使い方や注意すべきポイントを順番に見ていきましょう。
会話全体の表現を幅広く学びたいときは、中国語の日常会話フレーズを参考にしてみてください。
一年の中国語発音と「年」の基礎知識
「一年」の中国語表記は日本語の漢字と同じく一年と書きます。ピンインは「yī nián」です。
「一(yī)」の変調ルールに注意
中国語の「一」という数字は、単独で読むときや数字の列を数えるときは第1声(yī)ですが、後ろに来る音節の声調によって発音が変化する「変調」という規則があります。
- 後ろの文字が第1声・第2声・第3声の場合:「一」は第4声(yì)に変わります。
- 後ろの文字が第4声の場合:「一」は第2声(yí)に変わります。
「年(nián)」は第2声の音節です。そのため、「一年」と発音する際は「一」が第4声に変化し、実際の発音はyì nián(イィ ニィェン)となります。辞書などの表記上は本来の声調である第1声「yī nián」と書かれることが多いですが、実際の会話では第4声で発音する点に注意してください。
漢字「年」の部首と画数
中国語の簡体字における「年」は、日本語の漢字と形がほとんど変わりません。基本情報は以下の通りです。
- 部首:干(gān)
- 総画数:6画
期間としての「一年」と西暦の「年」の違い
中国語で年を数える際、「年(nián)」という単位そのものが量詞(助数詞)の働きを持っています。そのため、日本語の「1つの年」のように「个(ge)」を挟んで「一个年」と言うことは基本的にありません。
「1年間」と言いたいときは、そのまま一年(yī nián)または一年间(yī nián jiān)と言います。
一方、西暦などの特定の年号を表す場合は、数字を1桁ずつ読み上げて最後に「年」を付けます。例えば「2024年」は二零二四年(èr líng èr sì nián)と読み、期間の「一年」とは読み方が大きく異なります。
後ろが第1・2・3声
- 「一」は第4声(yì)に変化
- 例:一年(yì nián/年が第2声)
後ろが第4声
- 「一」は第2声(yí)に変化
- 単独や数字の列では第1声(yī)
後ろに来る音節の声調によって第4声または第2声に変化します。
声調の変調や発音のコツを詳しく知りたい方は、中国語の発音のコツも確認してみましょう。
再来年中国語と前後の年を表す一覧
「再来年」は中国語で后年(hòunián/ホウ ニィェン)と言います。日本語の感覚で「再来年」という漢字をそのまま使うと、中国語話者には通じないか、不自然に聞こえてしまいます。
年を表す表現は、過去から未来に向かって規則的な呼び方が用意されています。一昨年から再来年、さらにはその前後の言い方まであわせて整理しておくと便利です。
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| 日本語 | 中国語(簡体字) | ピンイン | 発音のカタカナ目安 |
|---|---|---|---|
| 一昨年(おととし) | 前年 | qiánnián | チエン ニィェン |
| 去年(きょねん) | 去年 | qùnián | チュィ ニィェン |
| 今年(ことし) | 今年 | jīnnián | ジン ニィェン |
| 来年(らいねん) | 明年 | míngnián | ミン ニィェン |
| 再来年(さらいねん) | 后年 | hòunián | ホウ ニィェン |
基準となる「今年(jīnnián)」を中心に、前が「去」「前」、後ろが「明」「后」という組み合わせになっています。なお、日常会話で3年前を表す場合は大前年(dàqiánnián)、3年後を表す場合は大后年(dàhòunián)と表現します。
規則性を覚えておくと、年に関する表現を迷わず使い分けられます。
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前回中国語表現と今回・次回の対比
「前回」を中国語で表す代表的な表現は上次(shàng cì)です。また、親しい間柄の日常会話では上回(shàng huí)という言い方もよく用いられます。
中国語では、時間軸において「過去(前)」の方向を「上(shàng)」、「未来(後)」の方向を「下(xià)」で表す空間的な比喩表現が定着しています。この規則は、回数を表す「次(cì)」や「回(huí)」だけでなく、週(星期/周)や月(月)の表現にも共通しています。
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| 日本語 | 中国語(簡体字) | ピンイン | ニュアンスと用例 |
|---|---|---|---|
| 前回(前の回) | 上次 / 上回 | shàng cì / shàng huí | 一般的な表現。「前回話した件」など |
| 今回(この回) | 这次 / 这回 | zhè cì / zhè huí | 今起きている出来事や直近の機会 |
| 次回(次の回) | 下次 / 下回 | xià cì / xià huí | 次に行われる機会や将来の予定 |
「次」は改まった場面から日常会話まで幅広く使われますが、「回」はやや口語的でカジュアルな響きを持ちます。ビジネスメールや公の発表などでは上次、这次、下次を選ぶと間違いがありません。

今後中国語表現の今后と以后の使い分け
「今後」に相当する中国語には、主に今后(jīnhòu)と以后(yǐhòu)の2つがあります。日本語ではどちらも「今後」「これから」と訳される場面が多いですが、使用する場面やニュアンスには明確な違いがあります。
今后(jīnhòu):現在を起点としたフォーマルな「今後」
今后は、「今この瞬間」を起点として未来に向かう期間を指します。非常に改まった印象を与える語であり、ビジネスシーンや公的な文書、誓約、スピーチなどで好まれます。
- 今后请多关照。(Jīnhòu qǐng duō guānzhào./今後ともよろしくお願いいたします。)
- 今后我们会更加努力。(Jīnhòu wǒmen huì gèngjiā nǔlì./今後、私たちはより一層努力してまいります。)
以后(yǐhòu):日常会話で幅広く使われる「これから・〜のあと」
以后は、会話で非常によく使われる表現です。「今から後」という意味だけでなく、「特定の時点のあと」を表す文法的な接続詞(〜したあと)としても機能します。
- 以后常来玩儿吧。(Yǐhòu cháng lái wánr ba./これからはよく遊びに来てね。)
- 下课以后去吃饭。(Xiàkè yǐhòu qù chīfàn./授業が終わったあと、ご飯を食べに行きます。)
その他の関連表現:接下来・未来
文脈によっては「今後」の代わりに以下の表現を使うと、より自然な中国語になります。
- 接下来(jiēxiàlái):会議や作業の途中で「引き続いて」「このあと直ちに」と次の工程に移るニュアンスを持ちます。
- 未来(wèilái):数年後や数十年後など、より長期的なスパンでの「将来」「未来」を指します。
今后(jīnhòu)
- 現在を起点として未来へ向かう
- ビジネスや公的文書、スピーチ
- 改まった印象を与える表現
以后(yǐhòu)
- 日常会話で幅広く使われる
- 「今から後」のカジュアルな会話
- 「〜のあと」という接続詞でも機能
起点や使用場面のフォーマル度によって2つの表現を使い分けます。
「〜して1年になる」時量補語の文法構文
自己紹介や近況報告で「中国語を勉強して1年になります」「日本に来て1年が経ちました」と言いたいときは、動作や状態が続いてきた時間の長さを表す「時量補語」という文法を用います。
基本公式:動作が現在も続いている場合
ある動作を過去に始めて、現在もその動作を続けている場合、最も標準的な構文ルールは次の通りです。
主語 + 動詞 + 目的語 + 動詞 + 了 + 時間の量 + 了
この構文には「了」が2つ登場します。動詞の直後の「了」は動作の実現を表し、文末の「了」は「現時点でその時間に達しており、今もなお継続中である」という持続・変化のニュアンスを表します。
- 我学中文学了一年了。
(Wǒ xué Zhōngwén xué le yì nián le./私は中国語を勉強して1年になります。)
簡略パターンと目的語の位置
動詞を2回繰り返すのが重たく感じられる場合、会話では目的語を時間の量の後ろに置く短縮形もよく使われます。
主語 + 動詞 + 了 + 時間の量 + (的) + 目的語 + 了
- 我学了一年(的)中文了。
(Wǒ xué le yì nián (de) Zhōngwén le./私は中国語を学んで1年になります。)
離合詞・移動動詞の場合(「来日本」など)
「日本に来て1年になる」のように、動作自体はすでに完了しており、その結果の状態が現在まで1年間続いている場合は、動詞を繰り返さず次のように表現します。
- 我来日本已经一年了。
(Wǒ lái Rìběn yǐjīng yì nián le./私は日本に来てすでに1年になります。)
文末の「了」を忘れてしまうと、「1年間勉強したことがある(現在はしていない)」という過去の経験や終了した行為に聞こえてしまう場合があるため、継続を強調したいときは必ず文末に「了」を添えましょう。
我学中文学了一年了。私は中国語を勉強して1年になります。
動詞を反復し、2つの「了」で動作の完了と現在の継続を表します。
「1年ぶり」「1年ごと」日常の派生表現
「一年」という言葉を使った、日常会話や文章で頻出する応用表現をまとめました。
1年ぶり:时隔一年 / 一年没〜
「1年ぶり」を表す代表的なフレーズは时隔一年(shígé yī nián)です。書き言葉や少し改まった会話で幅広く使われます。
日常のくだけた口語では、「1年間〜していない」という否定構文を用いて「〜ぶり」を表すのが一般的です。
- 我一年没回老家了。
(Wǒ yì nián méi huí lǎojiā le./1年ぶりに実家へ帰りました=1年間実家に帰っていませんでした。)
1年ごと(年1回):每年一次 / 一年一次
「1年ごと」「年に1回」を表すときは、以下の表現を用います。
- 公司每年体检一次。
(Gōngsī měinián tǐjiǎn yí cì./会社では1年ごとに1回健康診断があります。) - 一年一次的活动。
(Yì nián yí cì de huódòng./1年に1度のイベント。)
丸1年・ちょうど1年:整整一年 / 正好一年
時間の区切りを強調して「丸1年」「ちょうど1年」と言いたいときの表現です。
- 整整一年(zhěngzhěng yì nián):丸1年間(期間の長さを強調)
- 正好一年(zhènghǎo yì nián):ぴったり1年、ちょうど1年
自己紹介やビジネスですぐ使える実践例文
自己紹介、面接、ビジネスのメールですぐに応用できる実践的な例文を紹介します。下線部や単語をご自身の状況に合わせて入れ替えて活用してください。
自己紹介・面接での例文
- 我自学中文已经有一年了。
(Wǒ zìxué Zhōngwén yǐjīng yǒu yì nián le./私は中国語を独学してすでに1年になります。) - 我在现在的公司工作整整一年了。
(Wǒ zài xiànzài de gōngsī gōngzuò zhěngzhěng yì nián le./私は現在の会社で丸1年勤務しています。) - 虽然只学了一年,但我能进行简单的日常交流。
(Suīrán zhǐ xué le yì nián, dàn wǒ néng jìnxíng jiǎndān de rìcháng jiāoliú./勉強してまだ1年ですが、簡単な日常会話は行えます。)
ビジネスメール・会話での例文
- 关于上次会议讨论的事情,我想再次确认一下。
(Guānyú shàng cì huìyì tǎolùn de shìqing, wǒ xiǎng zàicì quèrèn yíxià./前回の会議で議論された件について、改めて確認させてください。) - 今后的合作计划,我们会在下周发给您。
(Jīnhòu de hézuò jìhuà, wǒmen huì zài xià zhōu fā gěi nín./今後の提携計画につきましては、来週お送りいたします。) - 期待今后能有更多合作的机会。
(Qīdài jīnhòu néng yǒu gèng duō hézuò de jīhuì./今後さらに多くの協業機会に恵まれますことを期待しております。)
初対面で役立つ表現をまとめて確認したいときは、自己紹介の中国語会話フレーズが便利です。
中国語を1年勉強した時の到達レベル目安
「中国語を1年間学習すると、どの程度話せるようになるのか」という点も、学習者にとって気になるテーマです。一般的な学習時間と到達レベルの目安を紹介します。
到達レベルの目安(HSK基準)
毎日30分〜1時間程度の学習を1年間継続した場合、目安として以下のレベルに到達することが可能です。
- 到達可能な検定級:HSK3級〜4級合格レベル
- 語彙数の目安:約600〜1200語程度
- 会話レベル:中国への旅行で困らない程度の会話、買い物のやり取り、簡単な近況報告や仕事の基本要件の伝達
1年間の効果的な学習ロードマップ
- 最初の1〜2ヶ月(発音の土台作り):ピンインと声調の習得に専念します。「一年(yī nián)」の変調ルールも含め、母音・子音を正確に聞き取り発声できる耳と口を作ります。
- 3〜6ヶ月(基本文法の定着):時量補語や方向補語、完了の「了」など、中国語特有の語順ルールを学習し、単文を作れるようにします。
- 7〜12ヶ月(アウトプットと実践):定型表現のシャドーイングや簡単な会話練習を取り入れ、自分の仕事や日常について1〜2分程度途切れずに話せる状態を目指します。
文法構造をしっかり理解して1年間正しく積み重ねることで、日常的なコミュニケーションを十分に楽しめる実力が身につきます。
ピンイン・声調の習得と発音の土台作り
時量補語などの基本文法定着と単文作成
シャドーイングや実践的な会話練習
発音から文法、実践アウトプットへと段階的に学習を進めます。
理解度チェック
Q1. 「一年(yī nián)」を実際に発音する際、「一」は何声になりますか?
- 第1声
- 第2声
- 第3声
- 第4声
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正解: D. 第4声
後ろの文字が第2声の場合、「一」は第4声(yì)に変調するためです。
Q2. 中国語で「再来年」を意味する正しい表現はどれですか?
- 后年
- 明年
- 前年
- 大后年
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正解: A. 后年
中国語で再来年は「后年」と言います。「明年」は来年、「大后年」は3年後です。
Q3. 「今后」と「以后」の違いに関する説明として正しいものはどれですか?
- 今后は会話表現で、以后はビジネス文書専用である
- 今后は「〜のあと」という接続詞として幅広く使える
- 今后は現在起点で改まった表現、以后は日常会話や「〜の後」に使う
- 以后は数十年後の未来にのみ使われる表現である
答えを見る
正解: C. 今后は現在起点で改まった表現、以后は日常会話や「〜の後」に使う
「今后」は現在を起点とするフォーマルな語で、「以后」は会話や「〜の後」に用います。
よくある質問
- Q. 「一年間」は「一个年」と言えますか?
- 言えません。「年」自体が量詞(助数詞)の性質を持っているため、「个(ge)」を挟まずにそのまま「一年(yī nián)」または「一年间(yī nián jiān)」と言います。
- Q. 再来年を「再来年」と書いても通じますか?
- 中国語としては誤りであり通じない可能性が高いです。「再来年」は必ず「后年(hòunián)」と表現します。一昨年が「前年」、来年が「明年」になる組み合わせと一緒に覚えましょう。
- Q. 「前回」を意味する「上次」と「上回」の違いは?
- 意味は基本的に同じですが、「上次」の方が公的な場面から日常会話まで幅広く使われます。「上回」はややくだけた口語表現で、親しい間柄の会話でよく好まれます。
- Q. 「今后」と「以后」はどちらを使うべきですか?
- ビジネスメールや改まった挨拶では「今后」、普段の会話や「〜したあと」という接続詞として使う場合は「以后」を使うのが最も自然です。
- Q. 「学中文一年了」と動詞を2回言わない形は間違い?
- 間違いではありません。会話では動詞を重ねず「学了一年中文了」のように「動詞+了+期間+目的語+了」の語順で表現することも非常によくあります。
2026年9月26日更新・モチタン辞典編集部