「具体的な」はフランス語で何と言う?
「具体的な」に最もよく使われるフランス語は concret です。思考や理論に対置される「現実的な・形のある」という意味で幅広く用いられます。一方、tangible は「手で触れられるような」「目に見えて実感できる」というニュアンスが強く、確固たる証拠や具体的な成果を強調したい場面で使い分けられます。
使い分け
- concret
抽象的の対義語として最も一般的です。観念的ではなく実態を伴う計画や例、行動などを指す際に広く使われます。
Donnez-moi un exemple concret.
具体的な例を挙げてください。
- tangible
手で触れられるほど明確であるという意味合いを持ちます。主に成果や証拠、変化などが実感できる状況で用いられます。
Nous attendons des résultats tangibles.
私たちは具体的な成果を期待しています。
よくある間違い
✕ une concrète idée
○ une idée concrète
形容詞の concret は原則として修飾する名詞の後ろに置きます。
「具体的な」のよくある質問
Q. 「具体的に言うと」は何と言いますか?
Q. tangible はどんな名詞と合いますか?
例文
コアイメージ
手で触れたり具体的な例で示せるものがすぐに思い浮かぶ感覚。
関連語
使い方
類義語との違い
concret: 手で触れたり具体的な例で示せるように、はっきりした形や内容があること。
précis: 細かい点まで明確で、ぶれずに決まっていること。
spécifique: ある特定の対象や状況に当てはまるように、はっきりしていること。
tangible: 手で触れられて実際に確かめられること。
réel: 実際に存在したり起きていたりすること。
フランス語での定義
Qui désigne quelque chose de précis, pouvant être montré, décrit ou illustré par des exemples.
語源
concret はラテン語 concretus(concrescere「共に成長する」の過去分詞)に由来し、固まって見える意になった。
コラム
- 相手の説明が抽象的に感じられるときは Sois plus concret や Donne un exemple concret と言って具体例や実物の説明を促すと話が伝わりやすくなる。
例文
コアイメージ
感覚や事実によって現実性が確認できる具体性
関連語
使い方
類義語との違い
tangible: 感覚や事実で現実性が確認でき、証拠や結果がはっきりしていること。
concret: 抽象的でなく、はっきりした形や例で理解できること。
réel: 想像や仮定ではなく、実際に存在すること。
évident: 考えなくても分かるほど明らかであること。
フランス語での定義
Qui est concret et perceptible, soit par les sens, soit par des faits ou des preuves.
語源
ラテン語 tangibilis(tangere「触れる」+接尾辞 -bilis)から派生し、比喩的に『明白で具体的』を意味するようになった。
コラム
- 日常会話では物理的な触れ得る意味よりも『preuves tangibles』のように証拠や結果がはっきりしていることを示す場面で用い、口語では 'concret' のほうが自然に聞こえる。