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「と」のハングル文字表記と助詞の使い分け一覧

「と」のハングル文字表記と助詞の使い分け一覧

ひらがな「と」はハングルで도(ト/ド)と書きます。語頭で清音「ト」と明確に発音させたい場合や外来語表記では토(ト)も用いられます。また、「AとB」のように並べる助詞の「〜と」を探している場合は、パッチムなしに付く와(ワ)、パッチムありに付く과(クァ)、話し言葉の하고(ハゴ)を使います。

「と」のハングル文字の書き方と2つの表記ルール

日本語のひらがな「と」をハングルで表す場合、基本となる文字は도(ト/ド)です。ただし、韓国国立国語院の外来語表記法や、名前・地名の発音習慣によって토(ト)が選ばれる場面もあります。

基本の表記は「도」

ハングルは子音と母音を組み合わせて1つの文字を作ります。「と」は子音「ㄷ(d/t)」と基本母音「ㅗ(o)」が合体して도になります。韓国語の規則では、語頭(単語の1文字目)に置かれた平音「ㄷ」は日本語の清音に近い「ト」と発音され、2文字目以降(語中・語尾)に入ると濁音化して「ド」に近い音になります。

外来語や名前で「토」を使うケース

語中でも「ト」と濁らずに澄んだ音で発音させたい場合や、英語などの外来語をハングル表記する際は、激音の「ㅌ(強い呼気を伴うt)」を用いて토と書きます。

例えばトマトは토마토(トマト)、ノートは노트(ノトゥ)と表記されます。日本の人名「サトウ」をハングルにする際、公的表記ルールでは「사토」となりますが、濁音化を避けて日本語本来の「ト」に近づけるために사토と表記される例が定着しています。

「と」を表す2つの表記ルール

도(基本表記)

  • 子音ㄷ+母音ㅗで構成
  • 語頭では「ト」と発音
  • 語中・語尾では「ド」に濁音化
  • 例:東京(도쿄)

토(激音表記)

  • 子音ㅌ+母音ㅗで構成
  • 語中でも濁らず澄んだ「ト」になる
  • 外来語や人名で定着
  • 例:トマト(토마토)、佐藤(사토)

基本の도と、語中でも濁らせない토の違いです。

「つ韓国語書き方」「カ・ち・な」の書き方

日本語の五十音の中で、「と」と同じく検索される頻度が高い「つ」「カ」「ち」「な」のハングル表記について、書き方と発音の違いを解説します。

「つ」の韓国語の書き方(쓰 / 츠)

韓国語には日本語の「つ(tsu)」と完全に一致する発音がありません。そのため、文脈や表記方針によって쓰(ッス)または츠(チュ)のいずれかが使われます。

「カ(か)」のハングル文字(카 / 가)

「カ」は激音の카(カ)と平音の가(カ/ガ)があります。公式表記法では語頭を가、語中を카とする原則がありますが、語頭であっても「KA」の強い無声音を表現するために카を使う人が多く見られます(例:金沢=가나자와または카나자와)。

「ち」のハングル文字(치 / 지)

「ち」は激音の치(チ)または平音の지(チ/ジ)で表します。日本語本来の澄んだ「チ」の音を保ちたい場合、人名や地名では語頭・語中を問わず치が広く使われます(例:千葉=지바または치바)。

「な」のハングル文字(나)

「な」は子音「ㄴ(n)」と母音「ㅏ(a)」を組み合わせて나(ナ)と書きます。韓国語でも日常的に単語として使われており、나(ナ)は自分を指す「僕・私」という意味を持つ単語でもあります。語頭でも語中でも濁ることがないため、迷わず나と表記できます。

次の疑問表記の揺れに関わる平音や激音の違いを整理したいときは、ハングルの子音一覧と発音の解説が役立ちます。

ハングル文字「ん」の書き方とパッチムの仕組み

日本語の「ん」は、ハングルでは単独の1文字として存在するわけではありません。直前の文字の下部に置く終声、すなわち「パッチム」として書き表します。

「ん」の基本はパッチム「ㄴ」

日本語の「ん」を表す最も基本的なパッチムはㄴ(ニウン)です。舌先を上の前歯の裏につけて鼻に抜く「n」の音に対応します。

子音単体ではなく下部に配置する理由

ハングルは「子音+母音」または「子音+母音+子音(パッチム)」を1つの四角い枠の中にまとめて1文字を構成する音節文字です。「ん」は母音を伴わない末尾の子音(閉鎖音・鼻音)であるため、文字の右隣に並べるのではなく、直前の文字の真下に配置します。

促音「っ」の表記ルール(パッチム「ㅅ」)

「ん」と合わせて覚えておきたいのが、小さい「っ」(促音)の書き方です。日本語の「っ」は、パッチムㅅ(シヨッ)で表します。舌を歯茎につけて息を一瞬止める詰まった音を表現します。

「ん」と「っ」のパッチム表記

「ん」= パッチム ㄴ

  • 舌先を前歯の裏につける鼻音(n)
  • 文字の真下に配置する終声
  • 例:アン(안)、シン(신)、ケン(켄)

「っ」= パッチム ㅅ

  • 舌を歯茎につけて息を止める詰まった音
  • 促音を表す際に直下に配置
  • 例:サッ(삿)、ニッ(닛)、ハッ(핫)

母音を伴わない「ん」と「っ」は直前の文字の下部に置きます。

次の疑問パッチムが文字のどこに組み合わさるかを基礎から確認したいなら、ハングル文字の仕組みと構造ガイドをご覧ください。

日本語五十音・濁音のハングル文字対応一覧表

日本語のひらがな・カタカナをハングルに置き換える際の標準的な対応表です。人名の表記でよく使われる激音・平音の代表的な組み合わせを一覧にまとめました。

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段あ行か行さ行た行な行
あ段아(ア)카 / 가(カ)사(サ)타 / 다(タ)나(ナ)
い段이(イ)키 / 기(キ)시(シ)치 / 지(チ)니(ニ)
う段우(ウ)쿠 / 구(ク)스(ス)츠 / 쓰(ツ)누(ヌ)
え段에(エ)케 / 게(ケ)세(セ)테 / 데(テ)네(ネ)
お段오(オ)코 / 고(コ)소(ソ)토 / 도(ト)노(ノ)

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段は行ま行や行ら行わ行・ん
あ段하(ハ)마(マ)야(ヤ)라(ラ)와(ワ)
い段히(ヒ)미(ミ)—리(リ)—
う段후(フ)무(ム)유(ユ)루(ル)—
え段헤(ヘ)메(メ)—레(レ)—
お段호(ホ)모(モ)요(ヨ)로(ロ)パッチム ㄴ(ン)

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段が行(濁音)ざ行(濁音)だ行(濁音)ば行(濁音)ぱ行(半濁音)
あ段가(ガ)자(ザ)다(ダ)바(バ)파(パ)
い段기(ギ)지(ジ)디(ディ)비(ビ)피(ピ)
う段구(グ)즈(ズ)두(ドゥ)부(ブ)푸(プ)
え段게(ゲ)제(ゼ)데(デ)베(ベ)페(ペ)
お段고(ゴ)조(ゾ)도(ド)보(ボ)포(ポ)
日本語のかな別ハングル書き方一覧のイメージ

ひらがな全体の対応表を確認したいときは、ハングル五十音表が役立ちます。

次の疑問五十音全体のより詳しい置き換え方や注意点は、日本語の五十音をハングルで書く方法でまとめて確認できます。

日本の名前をハングルで書く実践ルールと表記例

ファンレターや名札、SNSアカウントで自分の名前を書く際に役立つ変換ルールと実例を紹介します。日本語特有の「長音(伸ばす音)」や「撥音(ん)」、「促音(っ)」の処理が重要です。

長音は原則として省略する

「サトウ」の「ウ」や「トオノ」の「オ」のような長音は、ハングル表記では省略して母音を重ねないのが通例です。

頻出の名前表記リスト

日本語名ハングル表記構成要素の解説
サトウ(佐藤)사토さ(사)+と(토)※長音の「う」は省略
サツキ(皐月)사쓰키 / 사츠키さ(사)+つ(쓰/츠)+き(키)
チヒロ(千尋)치히로ち(치)+ひ(히)+ろ(로)
カナ(香奈)카나か(카)+な(나)
ケン(健)켄け(케)+パッチムん(ㄴ)
ハヤト(隼人)하야토は(하)+や(야)+と(토)
ミツキ(光希)미쓰키 / 미츠키み(미)+つ(쓰/츠)+き(키)
アンナ(杏奈)안나あ+ん(안)+な(나)

助詞「〜と」のハングル表記と使い分け一覧

「私と友達」「パンと牛乳」のように名詞をつなぐ助詞「〜と」は、前に置く単語の末尾にパッチムがあるかないか、また文章語か口語かによって使い分けます。

パッチムの有無で変わる「와 / 과」

本やニュース、スピーチなどの改まった場面や書き言葉では와(ワ)と과(クァ)を使用します。

日常会話で最も使われる「하고」

話し言葉で幅広く用いられるのが하고(ハゴ)です。前の単語のパッチムの有無に関係なくそのまま後ろにつなげられるため、日常会話で重宝されます。

親しい間柄で使う「랑 / 이랑」

友人や家族など親しい間柄の会話では랑(ラン)と이랑(イラン)が好まれます。

助詞「〜と」の3大表記と使い分け
📝와 / 과(改まった場面)

書き言葉向け。パッチムなしは와、ありは과を使う。

💬하고(日常会話の基本)

話し言葉で頻出。パッチムの有無に関係なくそのまま使える。

👥랑 / 이랑(親しい間柄)

友人や家族向け。パッチムなしは랑、ありは이랑を使う。

場面やパッチムの有無によって助詞を使い分けます。

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韓国語の疑問をすべて見る「ハングル文字」のまとめ

理解度チェック

Q1. 韓国国立国語院の外来語表記法における「つ」の対応文字は?

  1. 쓰
  2. 츠
  3. 치
  4. 스
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正解: B. 츠
「쓰」が使われることもありますが、公的な外来語表記法で正式に対応する文字は「츠」です。

Q2. 日本語の小さい「っ」(促音)を表すパッチムはどれですか?

  1. ㄴ
  2. ㅇ
  3. ㅌ
  4. ㅅ
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正解: D. ㅅ
日本語の促音「っ」は、詰まった音を表現するパッチム「ㅅ」で表します。

Q3. 助詞「〜と」で、前の名詞のパッチムの有無に関係なく使える表現は?

  1. 와
  2. 과
  3. 하고
  4. 랑
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正解: C. 하고
「하고」はパッチムの有無に関係なくそのまま後ろにつなげられ、会話で幅広く使われます。

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よくある質問

Q. ひらがな「と」の書き順は?
ハングルの도は、子音「ㄷ」を2画(横棒→折れ線)で書き、その下に母音「ㅗ」を2画(短い縦棒→長い横棒)で書く合計4画の文字です。
Q. 「つ」を韓国人に発音してもらうには?
韓国語には「つ」の音がないため、쓰(ッス)と書くと摩擦音の「ス/ツ」寄りになり、츠(チュ)と書くと破擦音の「チュ」寄りになります。
Q. 名前の「カ」は「카」と「가」のどっち?
公式の外来語表記法では語頭を가としますが、日本人の名前であることを明確にし、濁らず「カ」と呼んでもらいたい場合は카が好まれます。
Q. 「ん」のパッチムは「ㅇ」でもいい?
日本語の「ん」は原則として舌先を歯茎につけるㄴを用います。パッチムㅇは「ング」のような奥喉の鼻音になるため人名の「ん」には使いません。
Q. 助詞の「〜と(一緒に)」はどう言う?
助詞와/과や하고の直後に같이(カチ/一緒に)を添えて、친구와 같이(友達と一緒に)のように表現します。

2026年10月8日更新・モチタン辞典編集部