「どういたしまして」は韓国語で何と言う?
韓国語で「どういたしまして」と言うときは、アニエヨ(아니에요/いいえ、とんでもないです)が最も自然で一般的です。教科書でおなじみのチョンマネヨ(천만에요)は現代の会話ではほぼ使われません。日常会話では「아니에요」、目上の人にはより敬意を込めた「별말씀을요」、友人同士ならくだけた「아니야」と、相手との関係性で使い分けます。
言い方と読み方
- 아니에요丁寧
読み方: アニエヨ(anieyo)
日常会話で最も頻繁に使われます。同僚や店員、知人など幅広い相手に対して柔らかく謙遜する表現です。
- 별말씀을요とても丁寧
読み方: ピョルマルッスムルリョ(byeol-malsseum-eullyo)
目上の人やビジネスの場面で使います。「とんでもないことです」「お気になさらないでください」と丁寧に返せます。
- 괜찮아요丁寧
読み方: クェンチャナヨ(gwaenchanayo)
ちょっとした手助けの後に使います。「大丈夫ですよ」「お構いなく」という意味合いを込めて軽く返す表現です。
- 아니야くだけた
読み方: アニヤ(aniya)
友人や年下の相手に親しく使うパンマル(タメ口)です。「全然いいよ」「気にしないで」というニュアンスです。
- 천만에요書き言葉
読み方: チョンマネヨ(cheonman-eyo)
教科書によく載っていますが、現代の日常会話ではほとんど使われません。主に小説や翻訳調の文章で見られます。
使い分け
- 별말씀을요
「とんでもないお言葉です」という意味で、目上の人や取引先に使う改まった上品な表現です。
고생 많으셨습니다. — 별말씀을요, 당연히 해야 할 일인걸요.
ご苦労様でした。 — どういたしまして、当然すべきことですから。
- 천만에요
辞書の定訳ですが現代口語では芝居がかって聞こえるため、会話では避け文章語と捉えられます。
감사드립니다. — 천만에요.
感謝申し上げます。 — どういたしまして。
よくある間違い
✕ お礼を言われた際に、教科書通りに「천만에요(チョンマネヨ)」と返すこと
○ 「아니에요(アニエヨ)」または「별말씀을요(ピョルマルッスムルリョ)」
間違いではないものの現代会話では不自然で、芝居がかった古風な印象を与えてしまうためです。
「どういたしまして」のよくある質問
Q. 「아니에요」の発音のコツは?
Q. ビジネスで使える丁寧な返し方は?
Q. 「どういたしまして」の返答表現は?
천cheon만ma에ne요yo
意味
- 感動詞 どういたしまして
- 感動詞 とんでもないです
- 感動詞 いいえ
例文
コアイメージ
自分の行為を軽く否定して相手の礼を受け流す表現の核
使い方
類義語との違い
천만에요: 相手の感謝に対して自分の行為を軽く否定して礼を受け流す言い方
아니에요: 感謝に対して自分の行為を否定して相手の礼を受け流す言い方
괜찮아요: 問題がないことを伝えて相手を安心させる言葉
별말씀을요: 相手の礼に対して謙遜して自分の行為を小さく言う丁寧な言い方
뭘요: 相手の感謝に対してくだけた口調で謙遜して受け流す言い方
韓国語での定義
語源
千萬(千万)は本来大きな数を示す漢字語だが、慣用で『とんでもない』の否定を表し、丁寧語尾 -에요 と結びついて感謝への控えめな返答になった。
コラム
- かしこまった場面でも使える一方で、くだけた会話では『아니에요』『괜찮아요』など短い表現がより自然に使われることがある。
별byeol말mal씀sseu을meu요ryo
意味
- 感動詞 どういたしまして
- 感動詞 とんでもないです
- 感動詞 気にしないで
例文
감사합니다, 별말씀을요.
ありがとうございます、どういたしまして。
コアイメージ
相手の好意を受け流して謙遜で返すことによって場の礼儀を保つ中心像
使い方
類義語との違い
별말씀을요: 好意への感謝を謙遜して受け流し、ビジネスでも使える丁寧な返答
아니에요: 感謝を控えめに否定して受け流す、幅広い場面で使える丁寧な返答
괜찮아요: 問題や感謝に対して『気にしないで』と伝える丁寧な表現
뭘요: 感謝を照れや謙遜で軽く受け流すくだけた言い方
韓国語での定義
語源
별は『特に重要なことではない』という意味の語で、말씀は敬語の『言葉』であり、合わせて『大したことではありません』と丁寧に否定する語となった。
コラム
- ビジネスや目上との会話でも使える丁寧な表現であり、くだけた場や同僚間ではより簡潔な表現に置き換えられることが多い
별byeol말mal씀sseum
意味
- 名 どういたしまして
- 名 とんでもないです
- 名 いいえ
例文
コアイメージ
礼を謙遜で受け止めて『大したことではない』と示す控えめな応答のスタンス
関連語
使い方
-
별말씀 아닙니다
どういたしまして
韓国語での定義
語源
別(별)は『特別でない・とりたてて言うほどではない』の意味を含み、말씀は敬語表現で、合わせて『それほどのことではない』と謙遜して返す語となり、丁寧語の語尾とともに慣用句化した
コラム
- 日常会話では『초대해 주셔서 감사합니다. — 별말씀을요.』のように使われ、語尾を工夫すれば敬意の程度を調整できることを覚えると便利
「どういたしまして」をもっと知る
「どういたしまして」は英語では
- 「どういたしまして」 → not at all和英辞典で見る