「怒っている」はドイツ語で何と言う?
日常会話で最も一般的に使われるのは böse です。「〜に怒っている」と言うときは前置詞 auf と組み合わせます。強い激怒を表す場合は wütend、理不尽な状況などに憤慨している場合は aufgebracht を使い、感情の激しさや原因によって使い分けます。
使い分け
- böse
日常会話で最も一般的な表現です。不機嫌になったり、相手に対して腹を立てていたりする状態を幅広く表します。
Bist du noch böse auf mich?
まだ私に怒っているの?
- aufgebracht
不正や納得のいかない出来事に対して、動揺しながら憤慨している様子を表します。やや改まった表現です。
Die Kunden waren sehr aufgebracht.
顧客たちはひどく憤慨していました。
- wütend
激しい怒りを感じている状態を表します。頭から湯気が出るような、制御しがたい激怒のニュアンスを含みます。
Er ist wütend über den Fehler.
彼はその失敗に激怒しています。
よくある間違い
✕ Ich bin böse über dich.
○ Ich bin böse auf dich.
böse を人に対して使い「〜に怒っている」と言う場合、前置詞は auf を用います。
「怒っている」のよくある質問
Q. böse の本来の意味は何ですか?
Q. wütend と böse の違いは?
例文
コアイメージ
内にこもった怒りや不快感が相手に向かっている状態
関連語
使い方
類義語との違い
böse: 内にこもった怒りや不快感が相手に向かっている状態
sauer: 理由があって不機嫌で怒りがにじみ出ている状態
verärgert: 何かに腹を立てて不快感を抱いている状態
wütend: 激しい怒りを感じて抑えにくい状態
beleidigt: 相手の言動で傷つき怒りを感じている状態
ドイツ語での定義
zornig oder verärgert; gegenüber jemandem Ärger oder Missgunst empfindend
語源
böseは、古高ドイツ語のbōsiおよび中高ドイツ語のböseに由来し、もとは怒りや敵意を示す語であったことから現代でも『怒っている』や『意地悪な』などの意味を持つようになった
コラム
- 会話では『auf jemanden böse sein』で『〜に怒っている』を表し、『wütend』より強さが弱かったり持続的な不満を示すことが多いので場面に応じて使い分ける

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aufgebracht
意味
- 形 怒っている
- 形 憤慨している
- 形 動揺している
- 形 苛立っている
例文
コアイメージ
胸の中で怒りと動揺が混ざり、冷静さを失いかけている状態
関連語
使い方
類義語との違い
aufgebracht: 怒りと動揺が入りまじり、冷静さを失いかけている状態
verärgert: 不満や嫌な気持ちで腹を立てている状態
wütend: 非常に強く怒っている状態
empört: 不当だと感じて激しく憤っている状態
aufgeregt: 不安や緊張で心が落ち着かない状態
ドイツ語での定義
語源
aufgebrachtは、動詞aufbringenの過去分詞で、auf(上へ)+bringen(持ってくる・引き起こす)から成り、感情が内側から持ち上げられるようにして怒りや動揺が生じた状態を表す
コラム
- 会話では原因を示す『aufgebracht sein über + A』の形で使い、原因を付け加えて感情の対象を明確に伝えると誤解を避けられる
例文
Die Diskussion machte sie wütend.
コアイメージ
内から強い熱が湧き上がり顔や声に表れる怒り
関連語
使い方
類義語との違い
wütend: 内側から激しい熱がこみ上げて顔や声に出るほどの怒り
verärgert: 不満や迷惑を受けて心が乱れ腹を立てている状態
empört: 不正や侮辱に対して強く憤りを感じている気持ち
aufgebracht: 怒りで感情が高ぶり冷静さを失っている状態
ärgerlich: 小さなことでも腹が立ちイライラしている気持ち
ドイツ語での定義
Wütend beschreibt eine Person, die sehr zornig oder stark verärgert ist, meist wegen eines konkreten Ereignisses.
語源
wütendは、名詞Wut(古高ドイツ語wuta、中高ドイツ語wüte)に形容詞化接尾辞-endが付いた語で、Wutは強い怒りを意味するためwütendは「怒っている」の意味になった。
コラム
- 会話では原因を続けて示す『wütend auf jemanden』『wütend über etwas』の形で使うことが多く、語の強さを意識して冷静な場面ではより穏やかな語を選ぶと誤解を避けられる。