例文
コアイメージ
水面を浮く小さな草が流れ寄って触れ合い、すぐに離れていく一瞬の光景
使い方
類義語との違い
萍水相逢: 文字や文章で使われるやや文語的な言い方で、偶然に出会う短い縁を指す成語
不期而遇: 約束や予定のない場面で偶然出会うことを表す成語
邂逅: 予期せず顔を合わせることを表す古風な語
中国語での定義
語源
『萍』は浮かぶ水草を指し、『水』はその生まれる水面や流れを表し、『相逢』は互いに出会うことを意味する語句で、浮かぶ萍が水上でふと交わる様子を借りて、縁が薄く短い偶然の出会いを示す比喩表現になった
コラム
- 書き言葉ややや文語的な語で口語では硬く聞こえるため、日常会話では「偶然遇到」や「碰到」を使う方が自然で、予定された再会や長い付き合いを表す場面には使わない
「偶然に出会う」は中国語で何と言う?
「偶然に出会う」を表現する代表的な成語は「萍水相逢」です。見知らぬ人同士が旅先などで偶然知り合うことを、水面に浮かぶ浮草が寄り合う様子に例えて表現します。文脈やニュアンスに合わせて使われますが、初対面の見知らぬ人とばったり会うという限定的な場面で用いられる書き言葉です。
使い分け
- 萍水相逢
旅先などで見知らぬ人同士が偶然巡り合う場面で使います。浮草が水面で出会うように、一時的な縁を指す詩的で少し改まった成語です。
我和他在旅途中萍水相逢,却成了好朋友。
私と彼は旅の途中で偶然出会いましたが、親しい友人になりました。
よくある間違い
✕ 我和老朋友在街上萍水相逢。
○ 我和老朋友在街上偶遇了。
「萍水相逢」は見知らぬ人同士の出会いに使う成語で、旧友との偶然の再会には使えません。
「偶然に出会う」のよくある質問
Q. 「萍水相逢」の由来は何ですか?
水面に浮かぶ浮草(萍)が、水の上で漂いながら偶然ふれあう様子に由来します。根を持たない浮草同士の出会いのように、あらかじめ約束のない見知らぬ人同士が偶然に出会う不思議な縁を表しています。
Q. 日常会話でも「萍水相逢」を使えますか?
日常会話で使うには少し堅く、文学的な響きがあります。普段の会話で「たまたま出会った」と言いたいときは成語ではなく日常的な語が好まれますが、旅先の一期一会などを感慨深く語る場面では会話でも使われます。
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