「牧師」はドイツ語で何と言う?

「牧師」に当たる最も一般的なドイツ語は Pfarrer です。地域によって Pastor もよく使われ、北ドイツやプロテスタント自由教会では Pastor が好まれる傾向があります。また、信者の心のケアをする立場を強調したい場合は Seelsorger が用いられます。

使い分け

  • Pfarrer

    最も標準的な呼び名で、カトリックの神父にもプロテスタントの牧師にも公的な役職名として広く用いられます。

    Der Pfarrer hält jeden Sonntag die Predigt.

    その牧師は毎週日曜日に説教を行います。

  • Pastor

    主に北ドイツや福音派・自由教会で親しまれている呼び名で、日常会話で牧師を指す際によく使われます。

    Unser Pastor hat eine sehr lebendige Rede gehalten.

    私たちの牧師はとても生き生きとした話をしました。

  • Seelsorger

    教区信者の精神的指導や相談に乗る「魂のケアをする人」という意味合いが強く、役割に注目した表現です。

    Er arbeitet seit vielen Jahren als Seelsorger im Krankenhaus.

    彼は長年、病院で心のケアをする牧師として働いています。

よくある間違い

  • ✕ Pfarrer はプロテスタントの牧師にしか使えないと思うこと

    ○ Pfarrer はカトリックの神父にもプロテスタントの牧師にも使える

    ドイツでは教派を問わず教区を預かる聖職者を広く Pfarrer と呼びます。

「牧師」のよくある質問

Q. 神父と牧師はどう呼び分けますか?
日常会話ではどちらも Pfarrer や Pastor で通じます。明確に区別したい場合は「カトリックの」という意味の katholischer を付けるか、プロテスタントなら evangelischer Pfarrer と表現します。
Q. 女性の牧師はどう呼びますか?
プロテスタントでは女性の牧師も多く活躍しています。女性形語尾の -in を付けて Pfarrerin や Pastorin と呼びます。文脈に合わせて使い分けてください。

Pfarrer

意味

  • 男性名詞 牧師ぼくし
Pfarrerのイラスト

例文

Der Pfarrer besucht die kranken Gemeindemitglieder.

その牧師は病気の信徒を訪問します。

Am Sonntag predigt der Pfarrer in der Kirche.

日曜日に牧師は教会で説教をする。

コアイメージ

教区を支え、礼拝を導いて地域の行事や儀式に関わる人

使い方

類義語との違い

Pfarrer: 担当する教会で礼拝を行い、結婚式や葬式などの行事にも関わる牧師
Pastor: 地域の教会で説教や相談を行い住民と密に関わる牧師
Priester: 典礼や宗教行事を正式に執り行うカトリックの役割を持つ人
Seelsorger: 個人的な悩みや心の問題について相談を受けて支える人

ドイツ語での定義

Ein Pfarrer ist ein kirchlicher Amtsträger, der Gottesdienste abhält, religiöse Handlungen vornimmt und für die Gemeindearbeit zuständig ist.

語源

Pfarrerは、ラテン語の parochus/parochia(教区)を起源としており、ドイツ語では pfarr-(教区)と職業を示す -er が結びついて教区の担い手を表す語となった。

コラム

  • 宗派や地域によって同じ職務でもPfarrer以外にPastorやPriesterと呼ぶ場合があるため、初対面では相手や教会での呼び方を確かめると会話が円滑になる。

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Pastor

意味

Pastorのイラスト

例文

Der Pastor predigt jeden Sonntag.

その牧師は毎週日曜日に説教する。

Der Pastor besucht regelmäßig die Gemeindekinder.

牧師は定期的に教会の子どもたちを訪問する。

コアイメージ

教会の前で説教する人物

関連語

使い方

  • ein engagierter Pastor

    献身的な牧師

  • der leitende Pastor

    主任牧師

類義語との違い

Pastor: 教会で説教や宗教的な指導を行う聖職者で、自由教会や英語影響のある場面で用いられる
Pfarrer: 教区を担当し礼拝や洗礼などの公式な務めを行う国教会系の聖職者
Prediger: 説教を主な役割とする宗教者
Seelsorger: 信徒の悩みや相談を聞き精神的な支えをする宗教者
Geistlicher: 宗教的な役割を担う聖職者の一般的な呼び方

ドイツ語での定義

Ein geistlicher Leiter in einer christlichen Gemeinde, der predigt, seelsorgerlich arbeitet und Gemeindeveranstaltungen leitet.

語源

Pastorは、ラテン語 pastor「羊飼い」に由来し、中世ラテン語で信徒を世話する『精神的な羊飼い』を指す語となり、教会語としてドイツ語に入った。

コラム

  • ドイツ語ではPfarrerが国教会系で一般的である一方、Pastorは自由教会や英語影響のある場面で用いられる違いが会話上の誤解を生むことがある。

Seelsorger

意味

Seelsorgerのイラスト

例文

Der Seelsorger tröstet die Trauernden.

その牧師は悲しむ人々を慰める。

Ein NotfallSeelsorger war vor Ort und betreute die Betroffenen.

緊急対応の牧師が現場で被災者の支援を行った。

コアイメージ

相談相手として心を支え、寄り添う存在

関連語

使い方

  • NotfallSeelsorger

    緊急対応の牧師

  • Militärischer Seelsorger

    軍隊の牧師

  • PfarrSeelsorger

    教区の牧師

類義語との違い

Seelsorger: 悩みを聞いて気持ちを受け止め支える相談役
Pfarrer: 教会で礼拝を取りまとめ地域の人たちを助ける役をする人
Kaplan: 病院や大学などの施設にいてそこで働く人や利用者の心のケアをする人
Psychotherapeut: 専門の訓練で話や治療を通して心の不調を改善する人
Sozialarbeiter: 生活や家庭の困りごとに寄り添い支援や相談の手続きを助ける人

ドイツ語での定義

Person, die seelsorgerisch tätig ist und Menschen in Lebenskrisen begleitet, ohne dass dies zwingend eine kirchliche Weihe voraussetzt.

語源

Seelsorgerは、もともとSeelsorge(人の心の世話)から派生した語で、Seeleの古い語形とsorgen(世話する)の組合せに由来し『心を守り世話する人』という意味で用いられてきた。

コラム

  • 会話でSeelsorgerを使うときは正式な肩書き(PfarrerやPriester)とは異なる役割語であることを意識し、職場や施設の文脈では相手に伝わりやすい表現として使うと実践的で役立つ。

「牧師」は英語では

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