「存在する」はドイツ語で何と言う?
「存在する」に最も一般的に使われるのは existieren です。生物や事物、概念が実在することを幅広く表します。制度や問題、関係などが存続・成立している場合には bestehen、証拠や条件などが目の前に具体的にある場合には vorliegen を使います。対象が物理的か抽象的か、あるいは手元にあるかによって使い分けます。
使い分け
- existieren
人や物、概念がこの世に実在することを指す最も一般的な語です。哲学的な存在から日常的な有無まで幅広く使われます。
Solche Probleme existieren überall.
そのような問題は至る所に存在する。
- bestehen
疑問や危険、関係、制度などが現在も「成り立っている」「存続している」というニュアンスでよく使われます。
Es besteht kein Zweifel daran.
それについて疑いは存在しない。
- vorliegen
書類、証拠、データ、疾患などが手元や目の前に「存在している」「提示されている」状況を表す改まった語です。
Neue Beweise liegen vor.
新たな証拠が存在する。
よくある間違い
✕ Es existiert kein Zweifel daran.
○ Es besteht kein Zweifel daran.
「疑い」や「危険」があるという慣用表現には、existieren ではなく bestehen を使います。
「存在する」のよくある質問
Q. 日常会話で一番使う表現は?
Q. leben との違いは何ですか?
例文
コアイメージ
残り続ける土台
関連語
使い方
類義語との違い
bestehen: ある状態や条件が続いて存在していることを表す
sein: 存在や状態を示す基本的な動詞でいる・あるの意味を表す
geben: 口語で使われる表現 es gibt の形であることを伝える
bleiben: 状態や性質が終わらずに続くことを表す
ドイツ語での定義
bestehen bedeutet, dass etwas Bestand hat oder fortdauert; außerdem bedeutet 'eine Prüfung bestehen', eine Prüfung erfolgreich zu bestehen.
語源
bestehenは、be-+stehen(立つ)が結びついた語で、中高ドイツ語期に「残る・持続する」の意味が派生した。
コラム
- eine Prüfung bestehenは直接目的語を取って「試験に合格する」を表し、問題の有無を言う際は口語でes gibtを使うことが多い。

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existieren
意味
- 動 存在する
- 動 ある
- 動 生存する
例文
コアイメージ
目で見えなくても事実としてそこにあるという実在。
関連語
使い方
類義語との違い
existieren: 実在していること、事実としてそこにあることを示す
es gibt: ある場所や状況に何かが存在することを述べる表現
sein: 人や物がある場所にいることやある状態であることを示す
leben: 人や動物が生きている状態であることを示す
bestehen: 事柄や問題が実際に存在していることを示す
ドイツ語での定義
In Wirklichkeit vorhanden sein, auch wenn nicht sinnlich wahrnehmbar.
語源
existierenは、ラテン語existereとその派生語に基づく借用語で、フランス語や学術ラテン語を経てドイツ語に入り、動詞化に-ierenの語尾が付いた形で定着した。
コラム
- 会話では「existieren」がやや堅く聞こえる点に注意し、日常的な存在の表現では「es gibt」や人の在り方には「sein」「leben」を使うと自然になる。
例文
コアイメージ
書類や結果がそろって確認できる状態
関連語
使い方
類義語との違い
vorliegen: 書類や結果のそろいによって確認や検討を行える状態を表す
zur Verfügung stehen: 物や時間などの利用可能性と提供の準備が整っている状態を示す
bereitstehen: 人や物の用意整いにより直ちに使える状態を示す
vorhanden sein: 物や情報の現場での存在により利用可能となる状態を示す
existieren: 実際の存在を示す
ドイツ語での定義
Etwas ist vorhanden und kann eingesehen oder genutzt werden.
語源
vorliegenは、'vor'(前に)と'liegen'(横たわる・ある)から成る複合動詞で、文字通り「前に横たわっている」という考えから、物が手元にあって確認や利用ができるという意味になった。
コラム
- vorliegenは分離動詞で現在形では『liegt ... vor』の語順になり、主語に資料や結果など非人的なものが来ることが多い点を意識すると実務的な会話で使いやすくなる。