「器用な」はフランス語で何と言う?
「器用な」に相当する代表的なフランス語は habile です。手先の器用さだけでなく、機転が利くなど知的な巧みさにも幅広く使われます。一方の adroit は、特に身体の動かし方や手先が物理的に器用であることを表すのに適しており、文脈に合わせて使い分けます。
使い分け
- habile
手先が器用なだけでなく、要領が良い、知恵が回るなど能力全般の巧みさを表す最も一般的な語です。
Il est très habile de ses mains.
彼はとても手先が器用です。
- adroit
主に身体のこなしや手先の動作が素早く正確で、物理的に器用であることを指して用います。
Elle est très adroite pour la couture.
彼女は裁縫がとても器用です。
よくある間違い
✕ Il est habile avec ses mains.
○ Il est habile de ses mains.
「手先が器用だ」と言う場合、前置詞は avec ではなく de を用いるのが定型表現です。
「器用な」のよくある質問
Q. 「不器用な」は何と言いますか?
Q. 「生き方が器用」はどう言いますか?
例文
コアイメージ
状況を的確に見て素早く巧みに対応し、目的を達成する小回りの利く振る舞い
関連語
使い方
類義語との違い
habile: 状況を的確に見て素早く巧みに対応し目的を達成するさま
adroit: 手先や細かい動作が巧みで器用なこと
ingénieux: 創意工夫で巧みに道具や方法を作り出すこと
malin: 抜け目なく立ち回って目的を果たすずる賢さがあること
compétent: 仕事や役割を適切な技術と知識でこなすこと
フランス語での定義
Adjectif qualifiant une personne qui fait preuve d'adresse intellectuelle ou de ruse, accomplissant une action avec finesse et efficacité.
語源
語はラテン語 habilis に遡り『扱いやすい』の意から転じて精神的な巧妙さや機転を表すようになり、古フランス語を経て現代仏語の habile となった。
コラム
- 注意点として 'habile' は褒め言葉で使える反面、文脈によっては『抜け目がある』や『ずる賢い』のような含意になる場合があり、話し手の意図で意味の受け取りが変わる。

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例文
コアイメージ
細かい動作を正確かつ効率的にこなして、見ていて手際が良いと感じさせる様子。
関連語
使い方
類義語との違い
adroit: 手先や細かい動作を正確に行って手際よく仕事ができる
habile: 手や頭を使って巧みにやり方を見つけて物事をこなせる
débrouillard: 問題や困難な状況で自分の力や工夫で切り抜けられる
agile: 動作が素早く柔軟で体を軽く動かせる
フランス語での定義
Qui montre de l'adresse dans l'exécution d'un geste ou d'une tâche, avec précision et efficacité.
語源
語は古い表現 à droit(「正しい方法で」)から派生し、さらにラテン語 directus にさかのぼるため、『適切に行う』の意が器用さに広がった。
コラム
- 『adroit』は手先だけでなく対応や交渉の巧みさにも使えるが、文脈によっては〈ずるさ〉と受け取られないよう注意すると誤解を避けられる。