だます

「だます」の英語

「だます」は英語で trick と言います。人をだます一般的な口語表現で、deceive はやや硬く、mislead は誤解させる場合、cheat は規則違反や金銭のだまし取りに使います。

「だます」の英語の使い分け

英単語
コアイメージ
使い方 / 例文
fool
相手をばかにするように、うまくだますときに使います。
He fooled everyone with his story.
彼はその話でみんなをだましました。
trick
人を一時的にだますときに使う、一般的な口語表現です。
She tricked me into trusting her.
彼女は私をだまして、彼女を信頼するように仕向けました。
deceive
事実を隠して信じ込ませる、やや硬い表現です。
The seller deceived the customer about the price.
その販売員は価格について客をだましました。
take in
外のものを中に取り込み、自分やその場の一部にするイメージで、知識を吸収する場合と人を欺く場合がある。
I can't take in all the information at once.
私は一度にすべての情報を理解できない。
cheat
試験や競技の規則違反、金銭のごまかしに使います。
He cheated me out of my savings.
彼は私をだまして貯金を奪いました。
mislead
誤った情報で相手を誤解させるときに使います。
The report misled readers about the risks.
その報告書はリスクについて読者を誤解させました。
scam
人をだまして、うその話でお金や物を取るイメージ
phone scam
電話詐欺
dupe
相手の注意や判断をそらして、真実でないことを信じ込ませる
dupe somebody into doing something
〈人〉をだまして〜させる
swindle
うそやはったりで相手を信じさせ、お金や物を自分のものにするイメージ
swindle someone out of
〜をだまし取る
delude
心に偽の確信を植え付け、事実と違うことを信じ込ませる
delude someone into believing
だまして〜と思い込ませる
bamboozle
説得的な話術や策略で相手を納得させ本当の事情を見えなくする
The con artist bamboozled the elderly out of their savings.
詐欺師は高齢者をだまして貯金を奪った。
befool
だます、言葉や仕掛けで相手を誤った信念や判断に導く
Scammers try to befool the elderly with fake offers.
詐欺師は偽の申し出で高齢者をだまそうとする。
cheating
不正を指し、競技や試験で規則を破って有利を得る行為をさす
The cheating athlete was disqualified from the race.
その不正な選手はレースで失格になった。
conn
お世辞や偽りで相手を信用させて不利益を与えることを指す
Don't let them conn you with flattery.
彼らにお世辞でだまされないでください。
cozen
他人の信頼や隙を突いてだまして、望む行為や財産を手に入れることを指す
She cozened him into signing the contract.
彼女は彼をだまして契約に署名させた。
diddle
だまして金品や利益を不正に奪う行為を表す語で、小さなごまかしや巧妙な手口で相手を欺くイメージ
The con artist diddled her out of thousands of dollars.
その詐欺師は彼女から何千ドルもだました。
flim-flam
だますための巧妙な言葉や手口で相手を信用させる行為
He flim-flams tourists.
彼は観光客をだます。
fob
車や建物の鍵を遠隔で開閉できる小さな電子機器
She used the fob to unlock the car.
彼女は車のロックを解除するために鍵用リモコンを使った。
hoodwink
相手を巧みに操って自分の都合に沿わせるようにだますことを指す
Don't try to hoodwink me with excuses.
言い訳で私をだまそうとしないで。
pull a fast one on
相手をだまして利益や優位を得るために素早く仕掛ける行為を指す表現
He pulled a fast one on me during the game.
彼は試合中に私をだました。
put one over
相手をだまして自分が有利になるように仕向ける行為を指す
He put one over on the tourists by selling them fake tickets.
彼は偽チケットを売って観光客をだました。
rook
チェス盤上で直線に任意のマス数動ける、城を象った駒
The rook moved across the board to threaten the opposing king.
ルークが盤上を移動して相手の王を脅かした。
sucker
吸う性質に基づく物理的な意味(吸盤・棒付き菓子)から転じて、吸い取られるようにだまされる人を指す
Don't be a sucker and fall for that scam.
だまされやすい人になるな、その詐欺に引っかかるな。

fool

fúːl

意味

foolのイラスト

例文

Don't be a fool.

ばかになるな。

コアイメージ

判断を誤りやすく軽率な行動で損をする人というイメージで、動詞foolは『だます』の意味になる

関連語

使い方

  • act like a fool

    ばかのように振る舞う

  • be a fool

    ばかだ

  • feel like a fool

    ばかに思える

類義語との違い

fool: ばか。判断力や分別のない人を指す名詞
idiot: 頭の働きを強く否定する強い罵り語

英英

Someone lacking sense or good judgment, prone to mistakes or to being easily tricked.

語源

foolは、古フランス語fol(愚か者)から英語に入り、ラテン語follis(風で膨らむ袋=中身がない)にたとえて「中身のない人=ばか」を表す語になった

コラム

  • foolは「ばか」だが、April Foolのような慣用表現にも残るため、文化的な使われ方を確認すると意味と用法の違いが見えやすい

例文

The child played a trick on his mother.

子供が母親にいたずらを仕掛けた。

コアイメージ

見せていることと本当のことをずらして、相手を一時的にだます行為。

関連語

使い方

類義語との違い

trick: 人をだます・驚かせる行為。いたずら
joke: 人を笑わせる言葉や行為。冗談

英英

An action or method intended to deceive or surprise, ranging from playful mischief to a practiced skill or strategy.

語源

trickは、古フランス語や中世英語を通じて英語に入ったと言われ、元は『だます』や『こつ』の意味で、のちに『いたずら』の意味に広がった

コラム

  • 日本語の外来語「トリック」はマジックやどんでん返しの意味で使われることが多く、英語のtrick(いたずら)とは使われ方が異なる場合がある

deceive

disíːv

意味

deceiveのイラスト

例文

The company deceived customers with false advertising.

その会社は虚偽の広告で顧客をだました。

コアイメージ

本当の姿や情報を隠して、相手に違うものを信じ込ませる

関連語

使い方

  • deceive somebody about something

    〜のことで〈人〉をだます

  • deceive somebody into doing something

    〈人〉をだまして〜させる

  • deceive yourself

    自分を欺く

類義語との違い

deceive: 真実を隠して相手をだます
lie: 事実と違うことを言って相手をだます
cheat: 不正やずるをして利益を得る行為
trick: 策略や手口を使って相手をだます

英英

To make someone think something is true when it is not, often to gain an advantage or achieve a goal.

語源

deceiveは、接頭辞de-(離れる)と-ceive(取る)からできた語で、相手の信頼や注意を「取り去る」意味が転じて「~をだます」

コラム

  • deceive は「~をだます」という意味で、人をだまして何かをさせるときは deceive A into (doing) の形になる

take in

téik-in

意味

take inのイラスト

例文

I can't take in all the information at once.

私は一度にすべての情報を理解できない。

コアイメージ

外のものを中に取り込み、自分やその場の一部にするイメージで、知識を吸収する場合と人を欺く場合がある。

類義語との違い

take in: 情報を理解・取り入れる、または人をだます
understand: 情報を理解し把握する
absorb: 情報や知識を深く取り込み身につける
deceive: 人をだます意味に限って一致

英英

To understand or absorb new information, or to deceive someone.

語源

take inは、takeは取るや受け取る、inは中へを表す。外から中に取り込むイメージで、知識を吸収したり人を欺く意味に発展する。

コラム

  • 『情報を取り入れる』と『だます』の違いは文脈で判断し、目的語や周囲の語(take someone in/take in new ideasなど)で意味が分かる。

例文

He tried to cheat me out of my money.

彼は私をだましてお金を奪い取ろうとした。

コアイメージ

決められたルールをこっそり破り、本来の結果をすり替える

関連語

使い方

  • cheat at something

    〜でいかさまをする

  • cheat on a test

    テストでカンニングをする

  • cheat somebody out of something

    〈人〉をだまして〜を奪う

類義語との違い

cheat: だまして利益を得る、不正やずるをする
lie: 事実に反することを言う
trick: 策略や手口で一時的に欺く

英英

To act in a dishonest manner to gain an advantage or win, especially in a competition, game, or test; to trick or deceive someone so they lose something they should have.

語源

cheatは、中英語のchetenなどに由来するとされるが、正確な起源ははっきりしていない。動詞として「~をだます」の意味で用いられるようになった。

コラム

  • 比喩的に抜け道や規則外の方法で不当に得るという用法があり、前後の語や文脈で文字通りか比喩かが区別されることがある

mislead

[US] mislíd [UK] mislíːd

意味

misleadのイラスト

例文

The ad misled customers into buying the product.

その広告は顧客を誤解させ、商品を買わせた。

コアイメージ

人を誤った方向へ導いて、本来の事実と違う考えを持たせるイメージ。

関連語

使い方

  • mislead someone into

    〈人〉に〜と信じ込ませる

  • mislead people

    人々に誤った考えを持たせる

類義語との違い

mislead: 事実と異なる印象を与えて誤解を生むが必ずしも悪意なし
lie: 真実を隠して嘘をつく行為で、意図的な点が強い
deceive: 人を騙す意図と手段が明確で、重い意味を持つ
trick: 策略でだまして誘導する行為で一時的な欺きが多い
fool: 笑いや軽蔑を伴い愚弄する意味合いが強い

英英

To cause someone to have a wrong idea or belief by providing false or incomplete information.

語源

misleadは、英語の接頭辞mis-(誤り)とlead(導く)が合わさり、元は「誤って導く」=転じて「誤った考えを持たせる」という意味

コラム

  • 見出しや断片的な情報だけで真相を伝えないと、読み手を誤解させる例が多く、誤認を示す語句と共に使われることがある。

scam

skǽm

意味

scamのイラスト

例文

The call was a scam.

その電話は詐欺だった。

コアイメージ

人をだまして、うその話でお金や物を取るイメージ

関連語

使い方

  • phone scam

    電話詐欺

  • online scam

    オンライン詐欺

  • email scam

    メール詐欺

類義語との違い

scam: 人をだまして金品を取る口語的な詐欺で、法律ではfraudと呼ばれやすい
fraud: 不正や虚偽で利益を得る広い詐欺で、法律文書や報道で使われやすい語

英英

A dishonest plan or action intended to trick people, often to obtain money, goods, or personal information.

語源

scamは、英米で使われる俗語で、confidence game(人をだます手口)を表す短い言葉として広まり、現在は『詐欺』の意味になった。

コラム

  • scamは軽い口語的な響きがあり、報道や法的文章ではfraudやfraudulentが用いられやすい一方で、会話や一般の記事ではscamがよく使われる

dupe

[US] dúːp [UK] djúːp

意味

dupeのイラスト

例文

Scammers often dupe people into giving personal information.

詐欺師はしばしば人々をだまして個人情報を明かさせる。

コアイメージ

相手の注意や判断をそらして、真実でないことを信じ込ませる

使い方

  • dupe somebody into doing something

    〈人〉をだまして〜させる

類義語との違い

dupe: カジュアルで批判的にだまして判断を誤らせる
trick: 巧みに仕掛けて一時的にだます
cheat: 規則や約束を破り不正に利益を得るためにだます
deceive: より正式で悪質に人を欺く

英英

To trick or deceive someone, making them believe something that is not true.

語源

dupeは、「~をだます」という意味で、もともと「だまされる人」を表す名詞(dupé)が英語に入り、のちに「だます」という動詞として用いられるようになった

コラム

  • dupeはカジュアルで批判的な語感があり、フォーマルな場ではdeceiveやtrickなどを用いることが多い。

例文

They swindled tourists out of their cash.

彼らは観光客をだまして現金を巻き上げた。

コアイメージ

うそやはったりで相手を信じさせ、お金や物を自分のものにするイメージ

関連語

使い方

  • swindle someone out of

    〜をだまし取る

類義語との違い

swindle: 金銭などをだまして不正に取る、詐欺行為
cheat: 規則を破ったり不正をして利益を得る行為
deceive: 嘘や偽りで人を信じ込ませる行為
trick: 巧妙な仕掛けや手口で相手を欺く行為

英英

To take money from someone by tricking or deceiving them.

語源

swindleは、ドイツ語のschwindeln(めまいがする→だます)から借用され、英語で「~をだます」の意味になった。

コラム

  • 口語より書き言葉や法律文書で見かけることが多く、被害の説明や裁判報道など硬い文脈で使われやすい

delude

dilúːd

意味

deludeのイラスト

例文

He deluded one of his friends into believing he was wealthy.

彼は友人の一人を自分が裕福だとだまして信じ込ませた。

コアイメージ

心に偽の確信を植え付け、事実と違うことを信じ込ませる

関連語

使い方

  • delude someone into believing

    だまして〜と思い込ませる

  • delude someone into thinking

    だまして〜と思い込ませる

  • delude yourself into thinking

    自分をだまして〜だと思い込む

類義語との違い

delude: 人をだまして誤った信念を抱かせる
deceive: 真実を隠して故意にだます
mislead: 誤った方向へ導いて間違わせる
trick: 策略や手口でだまして陥れる
fool: だまして相手をひっかけ、軽んじるニュアンスを含む

英英

To cause someone to have a false belief or to trick them into thinking something is real when it is not.

語源

deludeは、もともと『からかう・遊ぶ』という意味から始まり、人を惑わせる用法が強くなって『だます』という意味になった

コラム

  • deludeは目的語を取ることが多く、特にdelude oneself into〜の形で「自分をだまして〜だと思い込む」という定型表現になる。

例文

The con artist bamboozled the elderly out of their savings.

詐欺師は高齢者をだまして貯金を奪った。

コアイメージ

説得的な話術や策略で相手を納得させ本当の事情を見えなくする

英英

To persuade or trick someone into doing or believing something, often by cajolery, flattery, or deceptive talk.

語源

bamboozleは、語源ははっきりしないものの口語で作られた動詞で、言葉や振る舞いで相手を丸め込むという用法が派生して定着した。

コラム

  • 言葉巧みに相手を丸め込む意味で用いられる用法が一般的で、'bamboozle someone into〜'のように行為のきっかけを伴って使われることが多い

例文

Scammers try to befool the elderly with fake offers.

詐欺師は偽の申し出で高齢者をだまそうとする。

コアイメージ

だます、言葉や仕掛けで相手を誤った信念や判断に導く

英英

To deceive or mislead someone by words or tricks so that they form false beliefs or make wrong decisions.

語源

befoolは、be-(~にする)とfool(愚か者)が結びついてできた語で、直訳すると「愚かにする」、転じて「だます」という意味になった。

コラム

  • befoolはやや文語的・古風な語で、現代では通常deceiveやtrickがより一般的に使われる

例文

The cheating athlete was disqualified from the race.

その不正な選手はレースで失格になった。

コアイメージ

不正を指し、競技や試験で規則を破って有利を得る行為をさす

英英

Dishonest or unfair behavior that involves breaking rules or deceiving others to gain an advantage, especially in competitions or exams.

語源

cheatingは、動詞cheatの現在分詞で、cheatは中世英語で「だます」を意味し、そこから競技や試験でのルール違反や不正行為を表す語になった。

コラム

  • 試験ではカンニング、スポーツではルール違反による失格を指す用法が多く、文脈に応じて名詞的・形容詞的に使われる

例文

Don't let them conn you with flattery.

彼らにお世辞でだまされないでください。

コアイメージ

お世辞や偽りで相手を信用させて不利益を与えることを指す

英英

An informal verb meaning to cheat or trick someone by false pretence or flattery, especially to obtain money or some advantage.

語源

connは、19世紀のconfidence manやconfidence trickから短縮された語で、信用を悪用する詐欺の動詞として確立した。

コラム

  • 例文のように'conn someone with flattery'の形で使われることが多く、flatteryがだます手段として現れる用法である。

例文

She cozened him into signing the contract.

彼女は彼をだまして契約に署名させた。

コアイメージ

他人の信頼や隙を突いてだまして、望む行為や財産を手に入れることを指す

英英

To deceive someone, often by using trickery, false promises, or manipulation to obtain their actions or property.

語源

cozenは、語源ははっきりしないが17世紀に英語で用いられ始め、イタリア語やプロヴァンス語系の方言から借用された可能性がある。

コラム

  • cozenはやや古風で書き言葉や法律文書に現れやすく、日常会話ではより平易な語が用いられることが多い

例文

The con artist diddled her out of thousands of dollars.

その詐欺師は彼女から何千ドルもだました。

コアイメージ

だまして金品や利益を不正に奪う行為を表す語で、小さなごまかしや巧妙な手口で相手を欺くイメージ

英英

To cheat or swindle someone, especially by petty or crafty means.

語源

diddleは、語源は明確でないが擬音的な動詞として古くから使われ、小さなごまかしや手口を指す意味で定着した。

コラム

  • 俗語で軽い詐欺やごまかしを表す語で、フォーマルな文脈では使われにくいが会話では見かける

例文

He flim-flams tourists.

彼は観光客をだます。

コアイメージ

だますための巧妙な言葉や手口で相手を信用させる行為

英英

To deceive or swindle someone by using dishonest talk, tricks, or false appearances.

語源

flim-flamは、flimとflamという形の重ね語として生まれ、古くは「でたらめ」や「ペテン」を指し、のちに動詞として「だます」の意味で使われるようになった。

コラム

  • 口先や見せかけで人をだます軽い詐欺やごまかしを指す俗語で、改まった文脈ではあまり用いられない

例文

She used the fob to unlock the car.

彼女は車のロックを解除するために鍵用リモコンを使った。

コアイメージ

車や建物の鍵を遠隔で開閉できる小さな電子機器

英英

A small electronic device, often attached to a keyring, used to lock or unlock a vehicle or door remotely.

語源

fobは、もともと小物や小銭を入れる小さな袋やポケットを指した語が懐中時計の飾りや鍵に付ける飾りを意味するようになり、そこから鍵に付ける小型の電子装置を指すように拡張した。

コラム

  • key fob は自動車や建物の解錠用の小型装置を指す表現で、fob は懐中時計の飾りや句動詞 fob off のように人をだます意味でも使われるため文脈で区別される

例文

Don't try to hoodwink me with excuses.

言い訳で私をだまそうとしないで。

コアイメージ

相手を巧みに操って自分の都合に沿わせるようにだますことを指す

英英

To trick or manipulate someone so that they act to the deceiver's advantage; to take advantage of another's trust.

語源

hoodwinkは、hoodで目を覆うこととwinkの語感から生まれ、目くらましによって人を丸め込むという比喩的用法で「だます」の意味になった。

コラム

  • 口語ではやや古風に感じられることがあり、小説や報道などの書き言葉で使われる例が多い

例文

He pulled a fast one on me during the game.

彼は試合中に私をだました。

コアイメージ

相手をだまして利益や優位を得るために素早く仕掛ける行為を指す表現

英英

To deceive someone by a quick or clever trick, typically to gain an advantage or benefit.

語源

pull a fast one onは、pull(何かを仕掛ける・実行する)とa fast one(素早いだます行為)という語の組み合わせから成り、短時間で巧妙に相手をだますことを表す口語表現として定着した。

コラム

  • 日常会話で使われる口語表現で、相手を不利にするようなだましや不正にも使われることがあるためフォーマルな文脈では避けられることが多い。

例文

He put one over on the tourists by selling them fake tickets.

彼は偽チケットを売って観光客をだました。

コアイメージ

相手をだまして自分が有利になるように仕向ける行為を指す

英英

To deceive someone in order to gain an advantage, often by tricking or misleading them; commonly used with 'on' as in 'put one over on someone'.

語源

put one overは、put(置く)+one(ひとつ)+over(上に)の語の並びが比喩的に『一つ上の立場を取る=相手より有利になる』という意味になり、そこから人をだまして有利になるという意味で慣用化した。

コラム

  • 口語表現で put one over on someone の形で使われることが多く、だます意味で取引や会話の場面で用いられるが公的文書では避けられる。

例文

The rook moved across the board to threaten the opposing king.

ルークが盤上を移動して相手の王を脅かした。

コアイメージ

チェス盤上で直線に任意のマス数動ける、城を象った駒

英英

A chess piece, often depicted as a small castle, that moves any number of squares horizontally or vertically along ranks or files.

語源

rookは、ペルシア語の rukh(戦車)に由来し、アラビア語やヨーロッパ諸語を経て中世にチェスの駒の名称になった。

コラム

  • チェスでは国際的にrookと呼び、棋譜ではRと略記されるため海外の対局や解説で同表記をよく見る

例文

Don't be a sucker and fall for that scam.

だまされやすい人になるな、その詐欺に引っかかるな。

コアイメージ

吸う性質に基づく物理的な意味(吸盤・棒付き菓子)から転じて、吸い取られるようにだまされる人を指す

英英

An informal noun for a person who is easily deceived or tricked.

語源

suckerは、動詞suck(吸う)に-erが付いた語で元は「吸うもの・吸う人」を表し、吸盤や棒付き菓子の意味を経て、吸い取られるようにだまされる人の意に転じた

コラム

  • suckerは口語でだまされやすい人を指し、会話や見出しで用いられることが多く、人を軽んじる響きになることがある

「だます」のレベル別の例文

「だます」を英語にするときのよくある間違い

  • × I did a trick him.

    ○ I tricked him.

    「だます」は do ではなく、動詞 trick をそのまま使います。

「だます」の英語についてよくある質問

Q. 「だます」を英語で一言で言うと?
一般的には trick が使えます。文脈によって fool や deceive も使います。
Q. trick と deceive の違いは?
trick は日常会話で使いやすく、deceive は事実を隠して信じ込ませる意味のやや硬い表現です。
Q. 「だます」のビジネスメールでの言い方は?
事実と異なる情報で誤解させた場合は mislead、意図的に欺いた場合は deceive が一般的です。

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