「悲しみ」はフランス語で何と言う?
「悲しみ」を表す最も一般的で基本的な単語は tristesse です。日常会話から文学的表現まで幅広く使われます。一方、chagrin は失恋や身近な人の死など、具体的なつらい出来事によって胸が締めつけられるような深い悲痛や心痛を表す場合によく用いられます。
使い分け
- tristesse
最も客観的で幅広い悲しみを表します。一時的な気分の落ち込みから深い憂うつまで、日常のあらゆる場面で使われます。
Elle a pleuré de tristesse.
彼女は悲しみのあまり泣きました。
- chagrin
特定の原因による心痛や悩みを伴う深い悲しみを表します。特に失恋や愛する人の不幸、子どもの悔し涙などに使われます。
Il a surmonté son chagrin d'amour.
彼は失恋の悲しみを乗り越えました。
よくある間違い
✕ Je suis tristesse.
○ Je suis triste. / J'ai de la tristesse.
tristesse は名詞です。「私は悲しい」と言うときは形容詞 triste を用います。
「悲しみ」のよくある質問
Q. 失恋の悲しみはどう表現しますか?
Q. 悲しみでいっぱいはどう言いますか?
例文
Je ressens une grande tristesse aujourd'hui.
私は今日、大きな悲しみを感じている。
コアイメージ
心が軽さを失い、目の前の色が薄くなる感覚
関連語
使い方
類義語との違い
tristesse: 心に重さがのしかかり、周りの色が薄く感じられる悲しい気持ちを表す語。
peine: 悲しい出来事で心が重くなりつらく感じる感情を表す語。
chagrin: 失恋や別れなどで心が痛み深く悲しむ気持ちを表す語。
déception: 期待がかなわずがっかりする気持ちを表す語。
フランス語での定義
Sentiment de peine ou de douleur morale qui diminue la présence de la joie.
語源
ラテン語 tristitia(tristis+接尾辞 -itia)から中期フランス語を経て成立した語。
コラム
- 'Je suis triste.' や 'Ça me rend triste.' が日常でよく使われ、'avoir de la tristesse' はやや書き言葉的になる。

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chagrin
意味
- 男性名詞 悲しみ
- 名 悲哀
- 名 心痛
例文
コアイメージ
静かにだが深く心を傷つけ続ける悲しみ
関連語
使い方
類義語との違い
chagrin: 静かにだが深く心を傷つけ続ける悲しみ。
peine: 悲しさや苦しさで重く沈んだ気持ち。
tristesse: 落ち込んで続く悲しさ。
regret: 過去の行為や出来事を残念に思う気持ち。
フランス語での定義
Peine profonde et souvent silencieuse, ressentie comme une blessure morale ou un regret qui pèse.
語源
感情を示す chagrin は中世以降に用例が蓄積して『悲哀・心痛』の語義を獲得したが、その起源ははっきりしておらず学者の間で諸説がある。同形の別義とは語源的に区別される。
コラム
- 口語では «être triste» や «avoir de la peine» がよく用いられ、chagrin はやや感情的・文語的な響きで使われることが多い。