「気づく」はドイツ語で何と言う?
「気づく」に最もよく使われるのは merken と bemerken です。日常会話では感覚的・直感的に何かに気づく merken が非常によく使われます。一方、bemerken は視覚など五感で目立つ変化や詳細に気づく場合や、やや改まった文章などで好まれます。
使い分け
- merken
日常会話で広く使われます。感覚や直感で変化や異変を察知したり、何となく気がついたりする状況にぴったりです。
Ich habe nicht gemerkt, dass die Zeit vergangen ist.
時間が過ぎていたことに気づきませんでした。
- bemerken
目や耳で変化・違い・詳細をしっかりと捉えて「目ざとく気づく」ニュアンスです。やや文章語的な響きもあります。
Hast du den Fehler bemerkt?
その間違いに気づきましたか?
よくある間違い
✕ Ich habe mir den Fehler bemerkt.
○ Ich habe den Fehler bemerkt.
bemerken は4格目的語を取る他動詞で、再帰代名詞は不要です。
✕ Ich merke mir, dass es regnet.(雨に気づくの意味で)
○ Ich merke, dass es regnet.
3格の再帰代名詞を伴うと「記憶する・覚える」の意味になります。
「気づく」のよくある質問
Q. sich merken との違いは何ですか?
Q. 口語ではどちらが自然ですか?
例文
コアイメージ
注意が向き、物事の存在や変化に気づく瞬間。
関連語
使い方
類義語との違い
merken: 注意が向いて物事の存在や変化に気づく行為
bemerken: 注意が向いてささいな出来事や変化に気づく行為
wahrnehmen: 五感や意識で外の情報を受け取り存在や変化を感じ取ること
erkennen: 見たり経験したりしてそれが何だと理解すること
sich erinnern: 過去の出来事や情報を心の中で思い出すこと
ドイツ語での定義
Etwas wahrnehmen und erkennen, dass es vorhanden oder verändert ist.
語源
merkenは、Mittelhochdeutschのmerken(古高ドイツ語 merkan)に由来し、もとは印をつける意から注意や気づきの意味に広がった。
コラム
- 会話では単に気づく場合はIch merke...、覚えておく意味はIch merke mir...と再帰形で表す点を区別すると表現が明確になる。

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例文
コアイメージ
観察した事実を短い言葉で他人に伝える瞬間
関連語
使い方
類義語との違い
bemerken: 観察して得た気づきを短い言葉で相手に伝え、会話で体験談をつなげるときに使う動詞
mitbekommen: 聞いたり見たりして周りの出来事や情報に気づくことを口語で表す動詞
merken: 自分の感覚で変化や情報に気づき心に留めることを表す動詞
sehen: 目で直接見て存在や動きを確認することを表す動詞
wahrnehmen: 五感や注意を通して存在や変化を感じ取ることを表す動詞
ドイツ語での定義
durch Wahrnehmung etwas feststellen und dies manchmal mündlich anmerken
語源
bemerkenは、中高ドイツ語のmerkenに接頭辞be-が付いた語で、be-の作用により『気づく』と『それを述べる』の二面性が生じた
コラム
- 短い発言で気づきを共有する場面でよく使われ、Ich bemerkte...のような過去形で経験談を自然に導入できる点を会話で活かすと話がつなぎやすい