モチタン辞典 › 読みもの › 韓国語 › 韓国語の「こちらこそ」の返答

「こちらこそです」の韓国語表現と発音・使い分け

「こちらこそです」の韓国語表現と発音・使い分け

韓国語で「こちらこそです」は저야말로요(チョヤマルロヨ)と言います。「こちらこそありがとうございます」と丁寧に返す場合は저야말로 감사합니다(チョヤマルロ カムサハムニダ)、友達へのタメ口なら나야말로(ナヤマルロ)です。

直訳の「이쪽(こちら)」ではなく、へりくだる一人称「저(私)」を使って表現するのが自然な韓国語の決まり文句です。

「こちらこそです」の韓国語基本フレーズと発音

相手からお礼や挨拶を受けた際、一言で「こちらこそです」「私の方こそ」と返す基本フレーズは저야말로요(チョヤマルロヨ)です。

文末に丁寧さを表す「요(ヨ)」をつけることで、親しい間柄の敬語や日常会話において、単体で失礼なく使える便利な表現になります。

一言で返すときのバリエーション

저야말로(チョヤマルロ)単体でも意味は通じますが、文末が省略された形になるため、少しぶっきらぼうに聞こえることがあります。目上の人や丁寧に対応したい相手には、必ず後ろに감사합니다(カムサハムニダ/ありがとうございます)などの述語を続けるか、語尾に「요」を添えて저야말로요(チョヤマルロヨ)と発音するのが自然です。

一言で返すときの丁寧さの段階
◀ ぶっきらぼう丁寧・謙虚 ▶
저야말로単体だと文末が省略され少しぶっきらぼうに聞こえる
저야말로요「요」をつけて単体で失礼なく使える基本フレーズ
아뇨, 저야말로요「いいえ」を添えて丁寧に返す表現
아니에요, 저야말로요「とんでもないです」を添えたより丁寧な表現

語尾の有無やクッション言葉によって丁寧さのニュアンスが変わります。

会話全体の流れをスムーズにしたいときは、韓国語会話の総合ガイドを参考にしてください。

相手に合わせた使い分け一覧表(敬語・丁寧語・タメ口)

韓国語は相手との関係性によって一人称や文末の活用が変わります。「こちらこそ」と伝える際の表現を相手別に整理しました。

表は横にスクロールできます →

間柄・場面韓国語読み方日本語訳
ビジネス・目上(最敬体)저야말로 진심으로 감사드립니다チョヤマルロ チンシムロ カムサドゥリムニダ私どもの方こそ心より感謝申し上げます
ビジネス・フォーマル(敬語)저야말로 감사합니다チョヤマルロ カムサハムニダこちらこそありがとうございます
日常会話・知人(丁寧語)저야말로요, 고마워요チョヤマルロヨ、コマウォヨこちらこそです、ありがとうございます
親しい友人・年下(タメ口)나야말로 고마워ナヤマルロ コマウォこちらこそありがとう
親しい友人(一言タメ口)나야말로!ナヤマルロこっちこそ!

目上の人や改まった場では、自分を低める一人称저(チョ/わたくし)を用いた저야말로(チョヤマルロ)を使います。一方、友達や年下に対して使うタメ口(パンマル)では、対等な一人称나(ナ/僕・私)を用いた나야말로(ナヤマルロ)に切り替える必要があります。

相手との距離感に応じた表現を深めたいときは、韓国語の敬語(尊敬語・丁寧語)の解説が役立ちます。

次の疑問挨拶を返すだけでなく会話の相槌も自然に整えたいときは、韓国語の「はい」「うん」の使い分けも確認しておくと安心です。

コピペで使える定番フレーズ(感謝・挨拶・謝罪)

日常会話やメッセージのやり取りで最もよく使われる定番フレーズです。状況に応じてそのままコピー&ペーストして使えます。

感謝を伝える定番フレーズ

挨拶・初対面で使う定番フレーズ

お詫び・謝罪に返す定番フレーズ

相手から「すみませんでした」と謝られた際、「こちらこそ申し訳ありませんでした」と返す場面でも使えます。

場面別の定番フレーズ分類
定番フレーズ

感謝を伝える

  • 도움을 주셔서 감사합니다
  • 와주셔서 감사해요
  • 항상 챙겨줘서 고마워

挨拶・初対面

  • 잘 부탁드립니다
  • 만나 뵙게 되어 반갑습니다
  • 앞으로 잘 부탁해

お詫び・謝罪に返す

  • 저야말로 죄송합니다
  • 신경 쓰지 못해 미안해요

感謝・挨拶・謝罪の3つの場面に応じて使い分けられる定番表現です。

申し訳ない気持ちを伝える表現は、謝罪の韓国語会話フレーズにまとまっています。

カカオトークやSNSで使える返信テンプレート

メッセージアプリやSNSのリプライで、相手から温かい言葉を受け取った際にそのまま返信できる自然な会話テンプレートです。

ビジネスや丁寧なやり取り(カカオトーク・メール)

相手:오늘 시간 내주셔서 정말 감사했습니다. 덕분에 많은 도움이 되었습니다.
(本日はお時間をいただき本当にありがとうございました。おかげさまで大変勉強になりました。)

返信例:아닙니다, 저야말로 유익한 시간이었습니다. 바쁘신 와중에 와주셔서 진심으로 감사드립니다.
(いいえ、私どもの方こそ有意義な時間でした。ご多忙の中お越しいただき、心より感謝申し上げます。)

親しい友人とのやり取り(チャット・LINE)

相手:생일 축하해줘서 진짜 고마워! 감동이었어.
(誕生日祝ってくれて本当にありがとう!感動したよ。)

返信例:아니야~ 나야말로 같이 축하할 수 있어서 너무 좋았어!
(ううん〜こっちこそ一緒にお祝いできてすごく嬉しかったよ!)

SNSや推しへのリプライ(ファンレターなど)

相手(配信や投稿):오늘도 응원해줘서 고마워요!
(今日も応援してくれてありがとう!)

返信例:저야말로 언제나 큰 힘을 얻고 있어요. 항상 고마워요!
(私こそいつも大きな力をもらっています。いつもありがとう!)

韓国語の「こちらこそ」の返答のイメージ

次の疑問メッセージのやり取りをよりスムーズに行いたい場合は、カカオトークの韓国語設定と翻訳機能の使い方も役立ちます。

なぜ「이쪽」ではなく「저」?文法と直訳の注意点

日本語の「こちら」を辞書で調べると이쪽(イッチョク)と出てきます。しかし、韓国語で「こちらこそ」と言いたいときに이쪽이야말로(イッチョギヤマルロ)と言うのは不自然であり、ネイティブは使いません。

理由:韓国語では「自分自身」を指す代名詞を使う

日本語では「こちら」「そちら」のように方角や場所を指す言葉を使って人を間接的・婉曲に表現する文化があります。一方、韓国語の挨拶表現では、話者本人を指す一人称代名詞である저(チョ/わたくし・私)を明確に用いて「私こそ」と表現するのが標準的です。

表は横にスクロールできます →

日本語直訳(不自然)自然な韓国語解説
こちらこそ이쪽이야말로저야말로「私こそ」と表現するのが自然
こっちこそ(タメ口)이쪽이야말로나야말로友達同士では「나(僕・私)」を使う

助詞「-(이)야말로」の文法ルール

「〜こそ」という意味を持つ強調の助詞-(이)야말로(イヤマルロ/ヤマルロ)は、直前の単語にパッチムがあるかないかで形が変わります。

代名詞「저」と「나」にはどちらもパッチムがないため、常に「-야말로」が接続します。

「どういたしまして(천만에요)」の代わりになる返答

韓国語を学ぶ際、お礼に対する返答として천만에요(チョンマネヨ/どういたしまして)を最初に習うことがあります。しかし、実際の現代韓国語の会話では「천만에요」は古風で硬い響きがあり、日常会話ではほとんど使われません。

ネイティブはお礼を言われたとき、相手との距離感や状況に応じて次のようなフレーズを使い分けています。

日常的によく使われる「どういたしまして」の代用表現

「아니에요」と「저야말로」を組み合わせるネイティブの返し技

相手のお礼を受け止めた上で「こちらこそ」と返したいときは、まず否定のクッション言葉を挟むと、謙虚で非常に柔らかい印象になります。

単に「저야말로」と言うよりも、「아니에요(いえいえ)」を前につけることで、相手に対する思いやりと謙譲の気持ちがスムーズに伝わります。

「どういたしまして」の代用表現
🤝아니에요

いえいえ、とんでもないです。最も一般的で無難な表現。

👌괜찮아요

大丈夫ですよ、気にしないでくださいと伝える表現。

🙇별말씀을요

とんでもないお言葉です。目上の人に対する改まった表現。

💬고맙긴요

お礼だなんて、とんでもないですと返す表現。

硬い響きのある천만에요の代わりに日常でよく使われる自然な表現です。

次の疑問日常会話で本当によく使われる自然な返し方を知りたいなら、韓国語のどういたしましての表現一覧も参考になります。

続けて読む

韓国語の疑問をすべて見る「です韓国語」のまとめ

理解度チェック

Q1. 日常会話で一言「こちらこそです」と失礼なく返す表現は?

  1. 이쪽이야말로
  2. 저야말로요
  3. 천만에요
  4. 나야말로요
答えを見る

正解: B. 저야말로요
語尾に「요」をつけた「저야말로요」は、日常会話で単体で失礼なく使える基本フレーズです。

Q2. 親しい友人や年下にタメ口で「こっちこそ!」と言う表現は?

  1. 나야말로!
  2. 저야말로!
  3. 이쪽이야말로!
  4. 별말씀을요!
答えを見る

正解: A. 나야말로!
タメ口では自分を低める「저」ではなく、対等な一人称「나」を用いた「나야말로」を使います。

Q3. 「こちらこそ」で「이쪽이야말로」が不自然な理由は?

  1. 直前の単語にパッチムがないから
  2. 古風で硬い響きがある表現だから
  3. 韓国語では方角ではなく一人称代名詞を使うから
  4. 謝罪の場面でしか使えない表現だから
答えを見る

正解: C. 韓国語では方角ではなく一人称代名詞を使うから
韓国語の挨拶では方角ではなく、話者自身を指す一人称代名詞「저」や「나」を使うのが自然です。

Nathan韓国語のフレーズは、話して覚えよう。会話アプリ「モチスピ」韓国語を話して練習できる会話アプリ。話すたびに、発音・文法・自然さをその場で直してもらえます。無料で試す

よくある質問

Q. 「저야말로」だけで会話を終わらせても失礼になりませんか?
親しい同僚や知人なら「저야말로요」と語尾に「요」をつければ問題ありません。ただし目上の人やビジネスの相手には「저야말로 감사합니다」のように述語まで言い切るのが礼儀正しく確実です。
Q. 友達に「こちらこそ!」と一言で返すタメ口は何ですか?
「나야말로!(ナヤマルロ)」と言います。「ありがとう」と返したいときは「나야말로 고마워(ナヤマルロ コマウォ)」と続けます。
Q. 「이쪽이야말로」は韓国で通じますか?
意味自体は文脈で推測してもらえる場合がありますが、日本語の直訳特有の不自然な響きになります。自然な会話では必ず「저야말로」または「나야말로」を使います。
Q. 「저도요」と「저야말로요」の違いは何ですか?
「저도요(チョドヨ)」は「私もです(同感)」という意味です。「저야말로요」は「他ならぬ私の方こそ」という強い強調と謙譲のニュアンスを含みます。

2026年10月8日更新・モチタン辞典編集部