「腸詰めソーセージ」はフランス語で何と言う?
フランスの伝統的な豚の内臓を使った腸詰めソーセージは、主に andouillette または andouille と言います。ビストロなどで温めてメイン料理として食べる小ぶりのものは andouillette が一般的です。一方、冷燻製にして薄切りで前菜などに食べる大型のものは andouille と呼び、用途や大きさで使い分けます。
使い分け
- andouille
豚の胃や腸を詰めて燻製にした大型の腸詰めです。主に薄切りにして冷菜としてそのまま食べます。日常会話では「まぬけ」という俗語にもなります。
J'ai acheté de l'andouille de Guémené.
私はゲメネ名物の腸詰めソーセージを買いました。
- andouillette
豚の内臓を主原料とした小型の腸詰めソーセージです。独特の強い風味があり、フライパンやグリルでしっかり焼いて温かい料理として提供されます。
Il a commandé une andouillette grillée avec des frites.
彼はフライドポテトを添えた腸詰めソーセージのグリルを注文しました。
よくある間違い
✕ 一般的な肉のソーセージのつもりでレストランで andouillette を注文する
○ 普通のソーセージを食べたいなら saucisse を選ぶ
アンドゥイエットは豚の内臓特有の強い臭みとクセがあり、一般的な挽肉ソーセージとは全く異なるためです。
「腸詰めソーセージ」のよくある質問
Q. 一般的なソーセージと何が違う?
Q. アンドゥイエットの美味しい選び方は?
例文
コアイメージ
腸に肉や内臓をぎゅうぎゅうに詰めて輪や長い筒にした加工肉の断面が詰まって見える姿。
使い方
類義語との違い
andouille: 腸に肉や内臓を詰めて作るフランスの太めのソーセージ。
saucisse: 挽肉を腸に詰めて加熱や焼きで調理する日常的なソーセージ。
saucisson: 塩や香辛料で調味して乾燥・熟成させ、薄切りにして食べる硬めのソーセージ。
boudin: 肉や内臓、場合によって血を混ぜて腸に詰めた柔らかめのソーセージ。
charcuterie: ハムやソーセージなどの豚肉加工品の総称。
フランス語での定義
Saucisse composée de viande et d'abats enfermés dans un boyau; familièrement, personne considérée comme stupide.
語源
古フランス語の andouille に由来し、中世から腸に肉を詰める加工肉を指す語形が続く。
コラム
- 料理としては市場やビストロで地域ごとに味や材料が異なる点が話題になりやすく、人をandouilleと呼ぶのは親しい間柄での冗談に限定し、目上や初対面での使用は避ける。
andouillette
意味
例文
コアイメージ
豚の腸や内臓を粗く詰めた、短くてざっくりした歯触りのソーセージ
使い方
類義語との違い
andouillette: 豚の腸や内臓を粗く詰め、短くてざっくりした食感で匂いが強いことがある腸詰めソーセージ
saucisse: 挽いた肉を腸などに詰めて加熱して作る、日常的に食べられる一般的なソーセージ
saucisson: 肉を塩や香辛料で味付けして乾燥・熟成させた、薄く切って食べる乾燥タイプのソーセージ
charcuterie: ハムやソーセージなどの豚肉加工品の総称
フランス語での定義
Saucisse française faite principalement d'intestins et d'autres abats de porc, de forme courte et à texture grossière, généralement grillée ou poêlée.
語源
andouillette は andouille に縮小辞 -ette を付けた語で、内臓を詰めたソーセージ名の派生である
コラム
- 匂いが強く好みが分かれるため、メニューには調理法や付け合わせ(マスタードなど)が明記されることが多い