「グローバル化する」はフランス語で何と言う?
「グローバル化する」に最も一般的に使われる動詞は mondialiser です。フランス語では世界規模に広がる現象を「世界(monde)」に由来する mondialiser で表すのが主流です。一方、globaliser は英語の直訳として使われることもありますが、本来は「ひとまとめにする、包括的に捉える」という意味合いが強いため、使い分けに注意が必要です。
使い分け
- globaliser
本来は複数の要素を一括・包括する意味ですが、英語の影響で世界規模にする意味でも使われます。経済用語でよく見られます。
L'entreprise cherche à globaliser ses activités.
その企業は事業をグローバル化しようとしています。
- mondialiser
市場や文化などが地球規模・世界規模に広がることを指す最も標準的な表現です。自動詞的には代名動詞の形でよく用いられます。
L'économie tend à se mondialiser rapidement.
経済は急速にグローバル化する傾向があります。
よくある間違い
✕ Le monde globalise rapidement.
○ Le monde se mondialise rapidement.
主語自身が「グローバル化する」場合は代名動詞(se 〜)にし、mondialiser を使うのが自然です。
「グローバル化する」のよくある質問
Q. 名詞の「グローバル化」は何と言いますか?
Q. 「グローバル化された世界」の表現は?
globaliser
意味
例文
コアイメージ
国境を越えて市場やサービス、考え方がつながり、似た状況が広がること
関連語
使い方
類義語との違い
globaliser: 市場やサービス、考え方を国境を越えて世界規模で広げること
se répandre: 情報や習慣、病気などがある場所から別の場所へ広がっていくこと
s'étendre: 活動や影響、範囲が徐々に広がって面積や対象が大きくなること
se développer: 規模や能力が増して成長すること
devenir: 別の性質や状態に変わること
フランス語での定義
Favoriser l'intégration et la diffusion d'activités, d'idées ou de services à travers le monde.
語源
語形は global(世界の)と動詞化接尾辞 -iser の結合で、global はラテン語の globus に由来し『球、全体』の意味から世界規模の概念を伝える
コラム
- 新聞や報告書などの書き言葉や経済分野でよく使われ、日常会話では 'devenir mondial' や 'se répandre dans le monde' のような表現がより自然なことがある
mondialiser
意味
例文
Aujourd'hui, beaucoup d'entreprises mondialisent leurs produits.
コアイメージ
一つの製品やサービスが各国に広がり、世界中で利用・認知される状態
関連語
使い方
類義語との違い
mondialiser: 製品やサービスを世界中で利用されたり認知されたりするようにすること
s'étendre: 事業や影響が他の国や地域に広がっていくこと
s'implanter: 会社や店舗が外国の国や都市に拠点や支店をつくること
exporter: 製品や商品を自国から外国へ売ること
フランス語での定義
Rendre quelque chose accessible ou répandu dans le monde entier, au-delà d'une échelle locale ou nationale.
語源
mondialiser は形容詞 mondial(世界的な)に動詞化接尾辞 -iser が付いた語で、monde(世界)はラテン語 mundus に由来し、『世界規模にする』という意味を表す。
コラム
- 日常会話では 'mondialiser' より 's'étendre à l'international' の方が使われやすい。