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韓国語の魚の名前一覧と使い分け・注文ガイド

韓国語で「魚」を表す単語は、水の中で泳いでいる魚を指す물고기(ムルコギ)と、食材や料理としての魚を指す생선(センソン)の2種類に明確に分かれます。

食堂のメニュー表は「魚の名前+調理法」の組み合わせで構成されているため、サバ(고등어)やヒラメ(광어)といった基本の魚名と、焼き(구이)や刺身(회)などの調理用語を覚えるだけで大半の料理名を解読できます。

韓国語の魚の名前一覧と使い分け・注文ガイド

魚を表す韓国語「물고기」と「생선」の違い

日本語では水槽で泳ぐ魚も焼き魚も同じく「魚」と呼びますが、韓国語ではその状態や文脈によって完全に言葉を使い分けます。この区別を間違えると、料理店で生き物を連想させてしまったり、水族館で食材の話をしているように聞こえてしまったりするため、最初の段階で正確に理解しておくことが大切です。

生きている魚を指す「물고기(ムルコギ)」

물고기(ムルコギ)は、漢字ではなく固有語でできており、「水(물・ムル)」と「肉(고기・コギ)」が合体した言葉です。文字通り「水中に生息している生き物」を意味します。川や海を泳いでいる魚、水族館の魚、自宅の観賞魚、釣りの対象として泳いでいる魚はすべて물고기(ムルコギ)と呼びます。

食材・料理としての魚を指す「생선(センソン)」

생선(センソン)は漢字で「生鮮」と書きます。人間が食べるために水揚げされたもの、スーパーの鮮魚コーナーに並んでいる切り身、食卓に並ぶ魚料理全般を指します。食堂で「魚料理」「焼き魚」などと言うときは必ずこの単語を使います。

例外として、刺身屋の水槽に入っている魚は、生きている状態であっても「これから食べる食材」と見なして생선(センソン)や활어(ファロ・活魚)と呼ぶことが一般的です。

물고기と생선の使い分け

물고기(ムルコギ)

  • 水中に生息している生き物
  • 川や海、水族館の魚、観賞魚
  • 釣りの対象として泳ぐ魚

생선(センソン)

  • 人間の食材・料理としての魚
  • 水揚げされた魚やスーパーの切り身
  • 食卓の魚料理全般(焼き魚など)

生きている魚か食材・料理かで使う単語が分かれます。

食堂で必ず見かける韓国の定番魚TOP10

韓国の定食屋(ペッパンチプ)や一般的な居酒屋で頻繁に登場する代表的な魚を10種類厳選しました。ハングル表記、発音、特徴をまとめました。

表は横にスクロールできます →

韓国語読み方日本語代表的な食べ方
고등어コドゥンオサバ塩焼き(구이)、辛口煮付け(조림)
갈치カルチタチウオ煮付け(조림)、塩焼き(구이)
광어クァンオヒラメ活魚の刺身(회)、辛いアラ鍋(매운탕)
우럭ウロックロソイ刺身(회)、辛口アラ鍋(매운탕)
연어ヨノサケ・サーモン刺身(회)、丼もの(덮밥)
조기チョギイシモチ焼き物(구이)、チゲ(찌개)
꽁치コンチサンマ塩焼き(구이)、キムチ煮(조림)
삼치サムチサワラ塩焼き(구이)
도미トミタイ(真鯛など)刺身(회)、蒸し物(찜)
대구テグタラ(マダラ)辛口鍋(매운탕)、澄まし鍋(지리)

特に고등어(コドゥンオ・サバ)と갈치(カルチ・タチウオ)は、韓国の家庭料理や定食メニューにおける二大定番魚です。済州島などの海沿い地域ではタチウオを丸ごと1本煮付けにした豪快な料理も広く親しまれています。

韓国語会話をひと通り身につけたいときは、韓国語会話の総合ガイドから順に読むと全体がつかめます。

次の疑問魚料理だけでなくお肉やスープも含めて食堂の品書きを読みたいときは、韓国料理の定番メニュー韓国語一覧も役立ちます。

カテゴリ別の韓国語魚名一覧(白身・青魚・赤身)

市場や刺身店(フェッチプ)で迷わないよう、魚の種類を肉質や特徴ごとに分類して整理しました。日本語名と照らし合わせて活用してください。

白身魚(흰살생선・ヒンサルセンソン)

韓国の刺身文化では、脂の乗りよりもコリコリとした弾力のある歯ごたえが好まれるため、白身魚が極めて高い人気を誇ります。

韓国語読み方日本語
광어 / 넙치クァンオ / ノプチヒラメ(넙치が標準名)
도다리トダリメイタガレイ(カレイ類)
가자미カジャミカレイ(総称)
우럭ウロックロソイ
도미 / 참돔トミ / チャムドムタイ / マダイ
농어ノンオスズキ
대구テグタラ
명태ミョンテスケトウダラ
복어ポゴフグ
아귀アグィアンコウ
민어ミノニベ(ホンニベ)
장어チャンオウナギ(総称)
붕장어 / 아나고プンジャンオ / アナゴアナゴ
꼼장어 / 먹장어コムジャンオ / モクチャンオヌタウナギ

青魚(등푸른생선・トゥンプrunセンソン)

韓国語で青魚は「背中が青い魚」という意味で등푸른생선(トゥンプrunセンソン)と呼ばれます。焼き魚や辛い煮付けとして日常的に食卓へ並びます。

韓国語読み方日本語
고등어コドゥンオサバ
갈치カルチタチウオ
꽁치コンチサンマ
삼치サムチサワラ
전어チョノコハダ・コノシロ
정어리チョンオリイワシ(マイワシ)
멸치ミョルチカタクチイワシ(出汁用・炒め用)
방어パンオブリ
부시리プシリヒラマサ

赤身魚(붉은살생선・プルグンサルセンソン)

韓国では伝統的に赤身の刺身を食べる習慣は白身魚ほど一般的ではありませんでしたが、近年は専門店が増えて親しまれています。

韓国語読み方日本語
참치チャムチマグロ(缶詰・刺身含む総称)
다랑어タランオマグロ(生物学的な名称)
연어ヨノサケ・サーモン
가다랑어カダランオカツオ

水産市場で役立つ貝類・甲殻類・軟体類の名前一覧

韓国の水産市場や刺身屋の店頭には、魚だけでなく多種多様なイカ、タコ、エビ、貝類が並んでいます。市場での注文時によく使う海産物の名前をまとめました。

韓国語読み方日本語
오징어オジンオイカ(スルメイカなど)
산낙지サンナクチ生きた手長ダコ(踊り食い)
낙지ナクチテナガダコ
문어ムノタコ(マダラダコ・ミズダコなど大型)
쭈꾸미チュックミイイダコ
새우セウエビ
대하テハコウライエビ(大正エビ)
게 / 꽃게ケ / コッケカニ / ワタリガニ
대게テゲズワイガニ
조개チョゲ貝(総称)
가리비カリビホタテ
전복チョンボクアワビ
굴クルカキ(牡蠣)
멍게モンゲホヤ
해삼ヘサムナマコ
개불ケブルユムシ

市場では산낙지(サンナクチ・生きた手長ダコ)や개불(ケブル・ユムシ)、멍게(モンゲ・ホヤ)などが海鮮セットの定番として親しまれています。

韓国語の魚介類・魚の名前一覧のイメージ

メニュー表を解読する「魚名+調理法」のルール

韓国の海鮮食堂のメニュー名は非常にシンプルで、大半が「魚や海産物の名前」+「調理法」の組み合わせで命名されています。この法則を覚えておけば、辞書を引かなくても看板や品書きの意味を即座に把握できます。

主要な調理法単語一覧

調理法読み方意味・特徴
회フェ刺身(生食)
구이クイ焼き物(塩焼き・直火焼き)
조림チョリム煮付け(醤油やコチュジャン味の煮込み)
탕タンスープ・鍋料理
지리チリ白身魚の澄まし汁・辛くない鍋
찜ッチム蒸し煮・蒸し料理
튀김トゥィギム天ぷら・揚げ物
전チョンチヂミ・ピカタ(衣をつけて焼いたもの)

組み合わせの実例パターン

上記のルールに従って実際の料理名を分解してみましょう。

鍋料理において、唐辛子ベースで赤く煮立てた辛いスープは매운탕(メウンタン)、唐辛子を使わず魚のだしと野菜でさっぱり仕上げた白濁または透明のスープは지리(チリ)または맑은탕(マルグンタン)と表記されます。

韓国の海鮮メニュー命名ルール
魚・海産物名+++調理法

고등어 + 구이 = 고등어구이サバ + 焼き = サバの塩焼き

魚や海産物の名前に調理法を合わせるだけで料理名がわかります。

魚料理以外も含めた調理表現は、料理・調理の韓国語単語で詳しく紹介しています。

水産市場や食堂で使える実践会話フレーズと助数詞

鷺梁津(ノリャンジン)水産市場や釜山のチャガルチ市場、あるいは街中の食堂で注文するときにそのまま使える表現を整理しました。

魚を数える助数詞「마리(マリ)」

魚や生き物を数えるときは固有数詞(하나、둘、셋…)に助数詞마리(マリ・匹)をつけます。

注文・価格交渉テンプレート

市場では「魚の名前+匹数+〜ください」の型で注文するのが基本です。

食堂(焼き魚店や居酒屋)では次のように注文します。

市場での注文テンプレート
魚の名前+匹数(〜마리)+주세요

광어 한 마리 주세요.ヒラメを1匹ください。

魚の名前、匹数、주세요を並べるだけで簡単に注文できます。

飲食店でスムーズに注文したいときは、レストラン・食事の注文の韓国語会話フレーズを参考にしてください。

韓国と日本の魚食文化の違い:なぜヒラメが主役なのか

韓国と日本の魚文化にはいくつかの明確な違いがあります。これを知っておくと、韓国の刺身屋(フェッチプ)に行った際の注文選びが格段に楽しくなります。

熟成重視の日本と、鮮度・歯ごたえ重視の韓国

日本では刺身を引く際、数日間寝かせてアミノ酸(旨味)を引き出す熟成を好む傾向があります。一方、韓国の刺身は활어회(ファロフェ・活魚刺身)と呼ばれ、注文を受けてから生け簀の魚を締め、すぐに提供されるのが伝統的なスタイルです。

そのため、脂の旨味よりも「噛んだ瞬間の弾力とコリコリした食感」が最優先されます。

定番がマグロではなくヒラメ(광어)とクロソイ(우럭)である理由

日本の刺身の王道といえばマグロやサーモンですが、韓国の刺身屋でメニューの一番上に必ず君臨しているのは광어(クァンオ・ヒラメ)と우럭(ウロッ・クロソイ)です。

どちらも身が締まっていて弾力に富み、活魚の状態で抜群の食感を楽しめる魚だからです。刺身を食べ終えた後は、残った頭や骨(アラ)を使ってシメの매운탕(メウンタン)を煮立てて食べるのが韓国の定番コースです。

日本と韓国の刺身文化の違い

日本の刺身文化

  • 数日間寝かせる熟成を好む
  • アミノ酸による脂の旨味を重視
  • 定番の王道はマグロやサーモン

韓国の刺身文化(活魚)

  • 注文後に締めてすぐ提供する活魚
  • 噛んだ瞬間の弾力と食感を最優先
  • 定番はヒラメ(광어)やクロソイ

刺身に対する重視ポイントと定番魚の違いを整理しました。

理解度チェック

Q1. 韓国語で川や海を泳ぐ「生きている魚」を指す単語はどれ?

  1. 생선
  2. 물고기
  3. 활어회
  4. 조림
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正解: B. 물고기
「물고기」は水中に生息している生き物を指し、「생선」は食材や料理としての魚を指します。

Q2. 魚の調理法で、辛くない澄まし汁や鍋料理を指す言葉はどれ?

  1. 구이
  2. 매운탕
  3. 지리
  4. 찜
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正解: C. 지리
唐辛子を使わずさっぱり仕上げた白濁や透明のスープは「지리」または「맑은탕」と表記されます。

Q3. 市場で「ヒラメを1匹ください」と注文する表現はどれ?

  1. 광어 한 마리 주세요.
  2. 우럭 두 마리 얼마예요?
  3. 고등어구이 1인분 주세요.
  4. 이거 회로 떠 주세요.
答えを見る

正解: A. 광어 한 마리 주세요.
ヒラメは「광어」、1匹は「한 마리」なので、「광어 한 마리 주세요.」が正解です。

よくある質問

Q. 韓国語でヒラメとカレイはどう見分けますか?
ヒラメは광어(クァンオ)または넙치(ノプチ)、カレイは도다리(トダリ)や가자미(カジャミ)と呼びます。刺身屋で最も広く扱われているのはヒラメです。
Q. 魚の刺身をサンチュで包んで食べるのは普通ですか?
はい、韓国では一般的です。白身魚の刺身にチョコチュジャン(酢唐辛子味噌)やサムジャンを付け、ニンニクや青唐辛子と一緒にサンチュやエゴマの葉で包んで食べます。
Q. 辛くない魚のスープを頼みたいときは何と言いますか?
唐辛子を入れない澄まし汁である지리(チリ)または맑은탕(マルグンタン)を注文します。「안 맵게 해 주세요(辛くしないでください)」と伝えるのも有効です。
Q. スケトウダラに名前がたくさんあるのはなぜですか?
スケトウダラ(명태)は状態により名前が変わります。生は생태、冷凍は동태、乾燥物は북어、半乾燥は코다리と呼び分けます。
Q. 韓国の水産市場で刺身を注文する際の手順は?
1階の鮮魚店で魚を選んで代金を支払い、刺身におろしてもらいます。その後、案内される提携食堂へ移動し、席料や調理代(メウンタン代など)を支払って飲食します。

2026年10月8日更新・モチタン辞典編集部

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