「いわゆる」はフランス語で何と言う?
「いわゆる」に相当するフランス語には soi-disant や prétendu があります。どちらも「自称の」「世間でそう言われているだけの」という疑いや皮肉のニュアンスを含みます。文法上、soi-disant は本来は人を指す不変化詞ですが、prétendu は形容詞として性数変化し、人にも物にも広く使われます。
使い分け
- soi-disant
「自称の」が原義で、本物ではないという疑いや皮肉を込めて使われます。不変化詞のため語尾変化はしません。
C'est un soi-disant expert.
彼はいわゆる専門家というやつです。
- prétendu
「~と主張されている」という意味から、実態が伴わない疑わしい事柄や人を指します。修飾する名詞に合わせて性数変化します。
Où sont ses prétendus amis ?
彼のいわゆる友人たちはどこへ行ったのですか。
よくある間違い
✕ soi-disants spécialistes
○ soi-disant spécialistes
soi-disant は副詞的に扱われるため、複数形でも s を付けません。
「いわゆる」のよくある質問
Q. 中立的な「いわゆる」はどう言う?
Q. 物に soi-disant は使える?
soi-disant
意味
- 形 いわゆる
- 形 自称
例文
コアイメージ
自分でそう言っているが、本当かどうか疑われる状況。
関連語
使い方
類義語との違い
soi-disant: 名詞の前に置いて「いわゆる」と訳され、自称や通称を軽く疑う気持ちを込めて示す形容詞。
supposé: 名詞の前に置いて、一般にそう考えられているが確証がない状態を示す形容詞。
prétendu: 名詞の前に置いて、誰かがそう主張しているが事実か疑わしいことを示す形容詞。
autoproclamé: 名詞の前に置いて、本人が自らその称号や立場を名乗っていることを示す形容詞。
フランス語での定義
Adjectif indiquant que quelqu'un ou quelque chose se présente comme tel, souvent avec une nuance de doute ou d'ironie.
語源
soi-disant は soi(再帰代名詞)+disant(dire の現在分詞)から成り、文字通りは「自分でそう言う」という意味で、そこから『自称』『いわゆる』の意味が生じた。
コラム
- 名詞の前に置いて使うことが多く、皮肉や疑念を含むので日常会話では冗談や批判の場面で使われ、公式文書では避けられることが多い。

ゲームで覚える・約 1 分
soi-disant をゲームで覚えよう
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prétendu
意味
- 形 いわゆる
例文
コアイメージ
一応主張されているが、疑いを差し挟める関係や性質
関連語
使い方
類義語との違い
prétendu: 『〜とされているが本当か疑わしい』という含みを持って用いられる語。
supposé: 根拠が十分でないが一般にそうと見なされていることを示す語。
présumé: 確証はないが、そのように推定されていることを示す語。
フランス語での定義
Emploi adjectival indiquant qu'une qualité ou une relation est alléguée mais peut être contestée.
語源
古仏語を経て、主張を意味する動詞の過去分詞から語義が派生した
コラム
- son prétendu ami のような表現は「親しいとされるが本当か疑わしい」という含みを伝える