「火をつける」はドイツ語で何と言う?
「火をつける」に最も一般的で幅広く使える動詞は anzünden です。日常会話でろうそくやタバコ、暖炉などに火をつける場合はほぼ anzünden で表せます。zünden は点火装置を作動させたり花火・爆弾などを爆発的に着火させたりする場面で使われ、entzünden は文語的で「燃え上がらせる」という響きや比喩表現でよく用いられます。
使い分け
- zünden
花火や爆竹、導火線に点火する際や、エンジンなどが着火する機械的な動作に使われます。比喩的に「ウケる」という意味でも使われます。
Er zündete das Feuerwerk an Silvester.
彼は大晦日に花火に火をつけた。
- anzünden
ろうそく、マッチ、タバコ、たき火など、日常的・意図的に火をつける行為全般に最も広く用いられる基本語です。
Sie zündet eine Kerze auf dem Tisch an.
彼女はテーブルの上のろうそくに火をつける。
- entzünden
やや文語的な表現で、物がパッと燃え上がる様子を表します。情熱を燃え立たせるなどの比喩や、医学で「炎症を起こす」際にも使われます。
Der Blitz entzündete die alte Scheune.
雷がその古い納屋に火をつけた(燃え上がらせた)。
よくある間違い
✕ Ich mache das Feuer an.(電灯のように火をつける感覚で使うこと)
○ Ich mache das Feuer an. / Ich zünde das Feuer an.
Feuer anmachen も日常会話で通じますが、ろうそくやタバコには anzünden を使うのが自然です。
「火をつける」のよくある質問
Q. タバコに火をつけるは何と言う?
Q. 「心に火をつける」の言い方は?
zünden
意味
- 動 火をつける
例文
コアイメージ
小さな刺激で発火や爆発を引き起こすきっかけの動作
関連語
使い方
類義語との違い
zünden: ライターやマッチで物に火をつける動作
anzünden: ろうそくやたき火などに火をつけるために点火する行為
entfachen: 感情や興味などを強くかき立てて生じさせる行為
auslösen: 反応や出来事をきっかけとなって引き起こす行為
ドイツ語での定義
Durch Flamme, Funken oder einen Zünder etwas entzünden oder einen Zünder auslösen.
語源
zündenは、古い語Zunder(火種)にさかのぼり、発火を表す語として意味が固定化した。
コラム
- 比喩で「アイデアや反応がzündenする」と言う用法もあり、文脈で物理的な発火か比喩かを区別すると会話で誤解が減る。

ゲームで覚える・約 1 分
zünden をゲームで覚えよう
5 語のクエスト・4択・イラスト・穴埋め
anzünden
意味
- 動 火をつける
- 動 点火する
- 動 着火する
- 動 灯す
例文
コアイメージ
ライターで芯や着火部に火を当てて火がつき始める瞬間
関連語
使い方
類義語との違い
anzünden: ライターやマッチでキャンドルや薪の芯に直接火をつける行為
anmachen: 口語でスイッチやボタンを操作して電気製品や照明をつける動作を表す
einschalten: スイッチやプラグを操作して機器に電気を流し動作させる状態にする動作を表す
zünden: 導火線や点火装置を作動させて花火やエンジンなどを燃焼や爆発に導く動作を表す
ドイツ語での定義
Ein Feuer oder eine Flamme an etwas bringen; oft transitiv und im Satz trennbar verwendet.
語源
anzündenは、分離接頭辞an-と動詞zündenの合成語で、zündenはゲルマン祖語から中高ドイツ語を経て『点火する』の意味を保ち、an-が対象への動作を明示する。
コラム
- 日常ではKerzeやGrillなど直接火を使う対象に用い、電気のスイッチには通常使わない点が会話での実用的な区別になる。
例文
コアイメージ
局所で燃え始め、そこから広がっていく発火のイメージ
関連語
使い方
類義語との違い
entzünden: 場所に小さな火をつけ、そこから周りへ燃え広がらせること
anzünden: マッチやライターで薪や物に火をつけること
zünden: 花火やエンジンを火や電気で確実に作動させるために点火すること
entfachen: 小さな火に空気を送ったり燃料を足して火を強くすること
ドイツ語での定義
eine Flamme entstehen lassen oder etwas in Brand setzen; im übertragenen Sinn: eine Gewebsentzündung auslösen
語源
entzündenは、ent-とzündenの結合で、zündenは古高ドイツ語に遡る『火をつける』語でそこから炎症用法が派生した
コラム
- 医学的な記述や新聞ではentzünden/entzündetが使われやすく、口語で物に火をつけるときはanzündenが自然に聞こえる