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ハン検4級過去問の入手法と模擬問題・合格対策

ハン検4級過去問の入手法と模擬問題・合格対策

ハン検4級の過去問は、ハングル能力検定協会の公式サイトで無料公開されている「4級Web体験問題」やサンプル問題PDFですぐに確認できます。本格的な演習には解説と音声が揃った書籍『公式過去問題集 4級』が適しており、聞き取りと筆記の2科目で出題される発音変化規則や用言の不規則活用、接続表現の習得が合否を分けます。

ハン検4級過去問の入手方法と閲覧ルート

ハングル能力検定試験(ハン検)4級の過去問を演習したい場合、公式から提供されている無料リソースと、市販の公式問題集を使い分けるのが最も確実です。

無料で確認できる公式コンテンツ

実施団体であるハングル能力検定協会の公式ウェブサイトでは、受験検討者向けに以下の資料が公開されています。

これらは出題形式の確認には最適ですが、問題数が限られており、詳細な文法解説や全訳までは掲載されていません。基礎学習を終えた段階での力試しや形式把握として活用するのが賢明です。

市販の『公式過去問題集 4級』の特徴

ハングル能力検定協会からは、年度ごとに『公式過去問題集 4級』が刊行されています。この問題集には、過年度の本試験問題が実際のレイアウトで収録されており、正答だけでなく全問の詳細な解説、聞き取り試験のスクリプトと音声が収録されています。

過去問を用いた本格的な模擬演習を行う場合は、この公式過去問題集を手元に用意して演習を進めるのが基本ルートとなります。

教材種別入手先・形態特徴と向いている用途
Web体験問題協会公式サイト(無料)手軽にブラウザで難易度と問題形式を確認する
サンプル問題PDF協会公式サイト(無料)本番冊子のレイアウトや大問ごとの配点を確かめる
公式過去問題集 4級書店・公式通販(書籍)解説と音声を用いた本番形式の時間配分演習・復習

4級の試験構成・配点・出題形式の全体像

ハン検4級は、「聞き取り試験」と「筆記試験」の2科目で構成されています。試験の全体像をあらかじめ把握しておくことで、各大問への適切な時間配分が可能になります。

試験科目の構成と配点

試験は100点満点で採点され、聞き取り試験から開始され、続いて筆記試験が行われます。各大問はマークシートによる選択式です。

科目大問の主な内容求められる能力
聞き取り短文の聞き取り、対話文の応答、質問に対する正答選択初級レベルの音声識別、日常会話の文脈理解
筆記発音の表記一致、語彙置き換え、文法活用、短文完成発音変化規則の理解、不規則活用、基本助詞・接続表現

4級で求められる出題分野

筆記試験では、5級に比べて問われる知識の幅が大きく広がります。主な出題分野は以下の通りです。

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5級と4級の難易度の違いと重点ポイント

ハン検5級から4級へステップアップする際、多くの学習者が難易度の差を実感します。単語数が増加するだけでなく、文法規則や発音変化の複雑さが増すためです。

1. 用言の不規則活用が本格化する

5級では規則活用が中心でしたが、4級では初級の主要な不規則活用(ㄷ(ティウッ)不規則、ㅂ(ピウプ)不規則、ㅅ(シウォッ)不規則、ㅡ(ウ)脱落、르(ル)不規則など)が頻繁に出題されます。原型を見ただけでどのような母音変化を起こすかを即座に判断できる必要があります。

2. 発音変化の複合ルール

5級では単純な連音化が中心でしたが、4級では激音化、濃音化、鼻音化といった複数の発音変化規則が問われます。パッチムの代表音化と鼻音化が連続して起こるパターンなど、規則の手順を論理的に整理しておくことが欠かせません。

3. 複文を作る接続表現の増加

単文のやり取りが中心だった5級に対し、4級では「〜だが(-지만:チマン)」「〜なので(-아서/어서:アソ/オソ、-(으)니까:ウニッカ)」「〜しながら(-(으)면서:ウミョンソ)」など、2つの文を繋ぐ接続語尾が頻出します。

5級と4級の難易度の違い

ハン検5級

  • 用言は規則活用が中心
  • 発音変化は単純な連音化が中心
  • 単文のやり取りが中心

ハン検4級

  • 主要な不規則活用が頻出
  • 激音化・濃音化・鼻音化など複合ルール
  • 複文を作る接続表現が頻出

5級から4級で難化する3つの文法・発音ポイントの比較です。

前段階の試験概要を振り返りたい方は、ハングル検定5級の難易度・合格点・勉強法を参考にしてください。

次の疑問両級の差を詳しく比較して併願も検討したいなら、ハン検5級と4級の難易度比較と併願の判断基準が役立ちます。

【筆記対策】発音変化の規則整理と模擬練習問題

4級筆記試験の大問1で必ず出題されるのが、実際の発音表記を選ぶ問題です。受験者が最も失点しやすい分野ですが、規則をパターン化して覚えることで確実に得点源にできます。

押さえておくべき主要な発音規則

表は横にスクロールできます →

規則名変化の仕組み単語例実際の発音
連音化パッチムの直後に母音(ㅇ)が来ると音が後ろへ移動음악(音楽)[으막]
激音化ㅎと平音(ㄱ, ㄷ, ㅂ, ㅈ)が隣り合うと激音(ㅋ, ㅌ, ㅍ, ㅊ)に変化축하(祝い)[추카]
濃音化特定のパッチムの直後で平音が濃音(ㄲ, ㄸ, ㅃ, ㅆ, ㅉ)に変化식당(食堂)[식땅]
鼻音化パッチム(ㄱ, ㄷ, ㅂ系)の直後にㄴ, ㅁが来ると鼻音(ㅇ, ㄴ, ㅁ)に変化국물(スープ)[궁물]

筆記試験形式の模擬練習問題

本番の過去問に近い形式で問題を解いてみましょう。

【問1】下線部の発音表記として正しいものを1つ選びなさい。
내일 친구 집에서 생일 파티를 합니다.
(明日、友達の家で誕生日パーティーをします。)

  1. [합니다]
  2. [함니다]
  3. [팝니다]
  4. [항니다]

【正解】2
【解説】
합니다(ハムニダ・します)のパッチムㅂ(ピウプ)の直後に、子音ㄴ(ニウン)が続いています。パッチムㅂの後にㄴやㅁが来ると、パッチムが[ㅁ]に変わる「鼻音化」が起こります。したがって正解は 2 の[함니다]です。

【問2】下線部に入る最も適切な用言の形を1つ選びなさい。
가: 음악 소리가 너무 커요.
(A: 音楽の音が大きすぎます。)
나: 그럼 소리를 좀 .
(B: では音を少し小さくしてください。)

  1. 줄이세요
  2. 줄으세요
  3. 줄려요
  4. 줄으십시오

【正解】1
【解説】
「小さくしてください/減らしてください」という丁寧な依頼・指示には語尾-(으)세요(〜してください)を用います。「小さくする、減らす」の動詞原形は줄이다(チュリダ)です。語幹末尾にパッチムがないため-세요が接続し、줄이세요(チュリセヨ)となります。したがって正解は 1 です。

【問3】下線部の助詞として最も適切なものを1つ選びなさい。
저는 매일 아침 사과 우유를 먹습니다.
(私は毎朝、りんごと牛乳を飲みます/食べます。)

  1. 와
  2. 과
  3. 로
  4. 에

【正解】1
【解説】
名詞を結ぶ「〜と」を表す助詞には-와/과(ワ/クァ)があります。直前の名詞사과(サグァ・りんご)は末尾にパッチムがないため、와が接続します(パッチムがある場合は과)。したがって正解は 1 の와です。

ハングル検定4級の単語・出題対策のイメージ

【聞き取り対策】出題傾向と解法テクニック

ハン検4級の聞き取り試験は、音声が2回放送される問題が多く設定されています。1回目で全体の大意を把握し、2回目で細部の聞き漏らしを確認する姿勢が有効です。

聞き取り試験の主な出題形式

聞き取り模擬問題

【問】音声を聞いて、質問に対する返答として最も適切なものを1つ選びなさい。

【放送される対話音声(例)】
남: 주말에 보통 뭐 해요?(チュマレ ポトン モ ヘヨ? / 週末は普段何をしますか?)
여:

  1. 네, 주말이에요.(はい、週末です。)
  2. 지난주에 갔어요.(先週行きました。)
  3. 집에서 책을 읽어요.(家で本を読みます。)
  4. 내일 친구를 만나요.(明日友達に会います。)

【正解】3
【解説】
男性は「週末に普段何をするか」という習慣を尋ねています。これに対して「家で本を読む」と自身の習慣を答えている 3 が正解です。1は平叙の確認、2は過去の動作、4は明日の予定を述べているため文脈に合いません。

聞き取り試験で失点を防ぐ3つのテクニック

  1. 設問の選択肢を先読みする:問題と問題の間の案内アナウンス中に、次の問題の選択肢に目を通し、どんな話題(時間、場所、人物、動作など)が問われるかを推測します。
  2. 疑問詞を聞き逃さない:언제(オンジェ・いつ)、어디(オディ・どこ)、누구(ヌグ・だれ)、무엇/뭐(ムオッ/モ・なに)、왜(ウェ・なぜ)の出だしに神経を集中させます。
  3. 文末の語尾・時制を確認する:現在形(習慣)なのか、過去形(-았/었-)なのか、未来・意志(-겠-や-(으)ㄹ 거예요)なのかを聞き分けます。
聞き取り試験の解法テクニック
👀選択肢の先読み

案内アナウンス中に目を通し、問われる話題を推測する

👂疑問詞に集中

いつ・どこ・だれ・なに・なぜの出だしを聞き逃さない

⏱️語尾と時制の確認

現在・過去・未来や意志の表現を聞き分ける

聞き取り試験で失点を防ぐための3つの実践ポイントです。

過去問を使った効果的な周回・復習ステップ

過去問は「解いて点数を出して終わり」にするのではなく、復習に時間をかけることで実力が大きく伸びます。以下の3ステップに沿って進めるのが効果的です。

ステップ1:時間を計って本番同様に解く

まずは本番と同じ時間配分で、途中で辞書を引かずに解き切ります。どの分野で時間が足りなくなるか、どのパターンの問題で迷いが生じるかを体感することが目的です。

ステップ2:間違えた選択肢の語彙・文法まで全て整理する

答え合わせの際、正解した問題も含めて「知らなかった単語」をすべてノートに書き出します。ハン検の過去問では、ある回で不正解の選択肢(ダミー選択肢)として使われた単語が、次回以降の試験で正解の選択肢として再登場することが頻繁にあります。

ステップ3:聞き取り音声をスクリプトを見ながら音読する

聞き取り問題のスクリプト(放送台本)を見ながら音声を再生し、発音の規則(連音化や鼻音化など)が耳で確認できているかチェックします。その上で、音声にかぶせて声に出す「シャドーイング」を3〜5回繰り返すことで、耳と口の両方で韓国語の音感を定着させます。

過去問演習・復習の3ステップ
1本番同様に解く

時間配分を計り、途中で辞書を引かずに解き切る

2全選択肢を整理

不正解の選択肢の語彙や文法も含めノートに書き出す

3音読・練習

スクリプトを見ながら音読しシャドーイングを行う

過去問を解いた後に実力を伸ばすための効果的な復習手順です。

過去問と併用すべき公式単語集と教材の選び方

過去問演習と並行して基礎力を固めるためには、公式の出題基準に沿った単語集を併用するのが近道です。

公式出題基準に準拠した級別単語集の活用法

ハングル能力検定協会が発行している級別の公式ガイドブック・単語集には、4級の出題範囲となる語彙・文法項目が網羅されています。過去問を解き進める中で知らない単語に出会ったら、出題基準に沿った単語集でチェックを入れ、該当する品詞グループの周辺語彙も合わせて確認していく使い方が非常に有効です。

学習期間別の組み合わせモデル

学習段階使用教材主な学習目標
試験2ヶ月前公式出題基準に対応した初級単語集4級範囲の必須単語・主要な不規則活用のインプット
試験1ヶ月前『公式過去問題集 4級』過年度問題の時間配分演習と弱点分野の洗い出し
試験直前(2週間〜前日)過去問の間違い直しノート+Web体験問題失点した発音規則の総復習と最終チェック

試験範囲の語彙を計画的に覚えたいときは、ハングル検定4級の韓国語単語のリストを活用してみてください。

次の疑問出題範囲の語彙を効率よく総点検したいときは、ハン検4級の重要単語リストと整理法を手元に置いておくのが便利です。

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理解度チェック

Q1. ハン検4級の試験構成や配点について、本文の説明と一致するものは?

  1. 筆記試験から開始され、続いて聞き取り試験が行われる
  2. 聞き取り試験と筆記試験の2科目で、100点満点で採点される
  3. 大問ごとに記述式とマークシート式が混在している
  4. 5級と異なり、用言の不規則活用は出題されない
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正解: B. 聞き取り試験と筆記試験の2科目で、100点満点で採点される
本文に「聞き取り試験と筆記試験の2科目で構成」「100点満点で採点され、聞き取り試験から開始」「マークシートによる選択式」と記載されています。

Q2. 次のうち、本文で「鼻音化」の例として挙げられている単語はどれ?

  1. 음악
  2. 축하
  3. 식당
  4. 국물
答えを見る

正解: D. 국물
本文の発音規則表において、鼻音化の変化の仕組みと単語例として「국물(スープ)[궁물]」が挙げられています。

Q3. 過去問の復習で不正解の選択肢の語彙まで確認すべき理由は何?

  1. 次回以降の試験で正解の選択肢として再登場することがあるため
  2. 配点表にダミー選択肢の配点が個別に記載されているため
  3. 聞き取り試験のスクリプトには不正解の単語しか載らないため
  4. 公式過去問題集には正解の選択肢の訳しか掲載されていないため
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正解: A. 次回以降の試験で正解の選択肢として再登場することがあるため
本文に「ある回で不正解の選択肢として使われた単語が、次回以降の試験で正解の選択肢として再登場することが頻繁にあります」と記載されています。

よくある質問

Q. ハン検4級の過去問は無料で見られますか?
ハングル能力検定協会の公式サイトにて「4級Web体験問題」が公開されているほか、問題冊子のサンプルPDFと正答配点表が閲覧可能です。ただし過去数回分の完全な解説付き問題は市販の公式過去問題集を利用する必要があります。
Q. ハン検4級の合格ラインは何点ですか?
ハン検4級は100点満点中、60点以上で合格となります。聞き取りと筆記の合計得点で判定されますが、バランスよく得点できるよう両分野の対策を進めることが大切です。
Q. 過去問は何回分解くのが理想ですか?
最低でも公式過去問題集に収録されている過年度分(2〜4回分程度)を解くのが望ましいです。解いた回数を増やすことよりも、間違えた選択肢の単語や発音変化の理由をすべて説明できるまで復習することが合格への近道です。
Q. 聞き取り試験の音声はどこで聴けますか?
公式サイトのWeb体験問題で一部の音声が試聴できるほか、書籍の『公式過去問題集 4級』に付属の音声ファイルまたはCDを通じて、本番同様のリスニング音声を聴くことができます。
Q. 5級を受けずにいきなり4級から受験できますか?
可能です。ハン検には受験資格の制限がないため、初級学習者でも最初から4級を受験できます。ただし4級には5級範囲の語彙・文法も含まれるため、5級の基礎に抜けがないか確認しておく必要があります。

2026年10月9日更新・モチタン辞典編集部