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ハングル検定4級5級の差と選び方

ハングル検定4級5級の差と選び方

ハングル検定の5級と4級の最大の違いは、必要語彙数が約500語から約1,000語へと倍増し、過去形やヘヨ体、連体形といった用言の活用が出題の中心になる点です。

ハングル文字の読み書きと挨拶を終えた段階なら5級、過去の出来事や日常の行動を文で表現できるなら5級を飛ばして4級からの挑戦が適しています。同日に午前(5級)と午後(4級)の併願受験も可能です。

ハングル検定4級5級の比較表

ハングル能力検定試験(ハン検)の入門・初級に位置する5級と4級は、出題される語彙数や要求される文法知識に明確な境界線があります。まずは両級の試験概要と水準を一覧表で整理します。

比較項目5級(入門)4級(初級)
必要語彙数約500語約1,000語
試験構成筆記60分/聞き取り30分筆記60分/聞き取り30分
配点・合格点100点満点中60点以上(筆記60点・聞き取り40点)100点満点中60点以上(筆記60点・聞き取り40点)
主な文法範囲ハムニダ体(現在形)、基本助詞、数字ヘヨ体、過去形、連体形、基本接続助詞
発音規則連音化、激音化、濃音化の初歩鼻音化、流音化、「ㅎ」脱落・弱化
想定される到達度ハングルが読め、決まり文句の挨拶ができる日常の身近な場面で簡単な意思疎通ができる

どちらの級も配点は筆記60点、聞き取り40点の計100点満点で、合格基準点は60点以上です。試験時間も同じく筆記60分、聞き取り30分で実施されます。大きな違いは、5級が「ハングルの仕組みと基礎単語の暗記」で対応できるのに対し、4級は「文の組み立てと時制・修飾の活用」が問われる点にあります。

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ハングル検定5級4級どちらを受けるべきか

受験級に迷った際は、現在の学習習得度をチェックして判断します。5級から受けるべき人と、5級をスキップしていきなり4級に挑むべき人の基準は以下の通りです。

5級の受験が向いている人

いきなり4級への挑戦が可能な人

5級の範囲は4級にすべて含まれます。したがって、4級の過去問を解いてみて60点前後取れる実力があれば、5級を受験せずに4級から直接挑戦しても十分に合格可能です。

5級と4級の受験対象者の目安

5級が向いている人

  • ハングルを覚えたばかりでパッチムに迷う
  • 学習開始から1〜2か月以内
  • 助詞を使った文作りに不安がある
  • まずは合格実績を作りたい

いきなり4級が可能な人

  • パッチムの読み書きがスムーズ
  • 過去形へ迷わず変換できる
  • 連体形による名詞修飾を理解している
  • 初級テキスト前半〜中盤を学習済み

現在の学習進度や文法の理解度に合わせて受験級を選びましょう。

基礎固めに不安がある場合は、ハングル検定5級の韓国語単語を一覧でチェックしてみましょう。

次の疑問最初から4級を目指すと決めた方は、ハングル検定4級のレベルと勉強法で出題傾向や学習手順を確認しておくと安心です。

5級と4級の文法の壁と対策

5級から4級へステップアップする際に多くの学習者がつまずくポイントは、活用形の変化と変音ルールの増加です。特に次の3点は4級筆記試験の頻出分野です。

1. ヘヨ体の活用判断

5級で中心となる -ㅂ니다 / -습니다(ムニダ/スムニダ体)は語幹にパッチムがあるかないかで形が決まります。しかし4級の基本となる -아/어요(ヘヨ体)は、語幹の最後の母音が陽母音(ㅏ, ㅗ)か陰母音(それ以外)かで分岐します。

2. 過去形表現(-았/었다)

ヘヨ体の母音判断をベースにして、過去を表す -았어요 / -었어요(アッソヨ/オッソヨ)を作る問題が頻出します。

3. 連体形(名詞を修飾する形)

動詞や形容詞で後ろの名詞を修飾する連体形は、4級の読解と聞き取りで必須の文法です。

これらの活用ルールを理屈で理解し、瞬時に形を作れるようになることが4級突破の鍵です。

4級筆記試験で頻出する3大文法
🔤ヘヨ体の活用

語幹の母音が陽母音か陰母音かで-아/어요を判断する

⏱️過去形表現

ヘヨ体の母音判断を基に-았/었어요を作る

🔗連体形の修飾

動詞や形容詞を活用させて後ろの名詞を修飾する

4級合格の鍵となる活用と修飾のルールを押さえましょう。

次の疑問両級で問われる文法項目の違いを一覧で整理したいときは、ハングル検定4級・5級の必須文法で要点をまとめて確認できます。

ハングル検定4級5級の併願

ハングル検定では、隣接する級を同じ日に受験する「併願受験」が認められています。5級は午前、4級は午後に実施されるため、同日に両方を受験することが可能です。

併願受験のメリット

併願受験のタイムスケジュールと過ごし方

当日の時間割は原則として午前が5級、午後が4級となります。筆記60分・聞き取り30分を1日に2回繰り返すため、合計3時間の試験を受けることになります。

時間帯区分過ごし方と注意点
午前5級試験(筆記・聞き取り)基礎の取りこぼしがないよう丁寧にマークする
昼休憩会場内または周辺での休憩軽食をとり、脳を休める。4級の連体形公式を軽く確認
午後4級試験(筆記・聞き取り)聞き取りの集中力低下に注意し、設問の先読みを徹底する

昼休憩は約1時間半から2時間程度確保されます。午後の4級で集中力を切らさないよう、昼食は消化の良い軽めのものを用意し、直前の詰め込みよりも目を閉じて休む時間を設けることをおすすめします。

ハングル検定5級と4級の難易度比較と併願のイメージ

合本テキストを使った独学勉強法

書店では「4級・5級」が1冊にまとまった合本形式の問題集が多く流通しています。5級の語彙・文法は4級の土台そのものであるため、1冊で通して学ぶ学習法は非常に効率的です。

章別の学習ロードマップ

  1. 第1段階(5級範囲の総ざらい):テキスト前半の5級単語(約500語)と助詞、ハムニダ体を1〜2週間で確認。パッチムの連音化を音声に合わせて発音します。
  2. 第2段階(4級用言の活用習得):ヘヨ体、過去形、願望表現(-고 싶다・コ シプタ・〜したい)、可能表現(-(으)ㄹ 수 있다・ウル ス イッタ・〜できる)の活用練習を反復します。
  3. 第3段階(4級語彙の拡張):日常生活、買い物、交通、季節に関する語彙を約500語追加し、合計1,000語レベルに引き上げます。
  4. 第4段階(過去問題の演習):巻末の模擬試験や公式過去問題を解き、時間配分(筆記は1問1分ペース、見直し10分)を確認します。

合本テキストを使う際は、5級部分を完璧にした上で4級部分に進むと、文法の積み上げがスムーズになり挫折を防げます。

合本テキストの学習ロードマップ
15級範囲の総ざらい

500語と助詞、ハムニダ体、連音化を確認

24級用言の活用習得

ヘヨ体、過去形、願望・可能表現を反復練習

34級語彙の拡張

日常や交通などの単語を加え1000語へ増強

4過去問題の演習

模擬試験を解き筆記1問1分の時間配分を確認

5級の基礎を固めてから4級の範囲へと段階的に学習を進めます。

入門からの基礎を確実に固めたい方は、ハングル検定5級テキストの選び方・学習法も参考にしてください。

聞き取りと筆記のパート別攻略法

ハングル検定の配点は筆記60点・聞き取り40点です。合格基準の60点を確実に超えるためには、両パートの出題傾向に合わせた対策が欠かせません。

筆記問題の対策(60点満点)

聞き取り問題の対策(40点満点)

筆記・聞き取りのパート別対策要点
ハングル検定対策

筆記(60点)

  • 発音・綴り問題
  • 語彙・助詞の穴埋め
  • 短文読解

聞き取り(40点)

  • 挨拶・短い応答
  • 設問の先読み
  • 数字・日時の聞き取り

出題形式ごとの特徴に合わせた対策で合格点を目指します。

次の疑問リスニングの音読練習やメモの取り方を深掘りしたいなら、ハングル検定リスニングの聞き取り対策とコツが参考になります。

4級合格後のレベルと次の目標

ハングル検定4級に合格すると、韓国語学習の入門段階を終え、本格的な初級から中級への足がかりが完成します。

4級合格でできるようになること

次のステップ:ハン検3級とTOPIK Iの比較

4級合格後は、さらなるステップアップとしてハングル検定3級、または韓国政府主催のTOPIK(韓国語能力試験)I(1級・2級)への挑戦が視野に入ります。

試験特徴適した学習目標
ハングル検定3級語彙数約2,000語。間接話法や慣用句が増え、日本語への正確な翻訳力が問われる日本語と対照させながら細かな文法や発音規則を極めたい人
TOPIK I(初級)全問韓国語での出題。読解とリスニングのみで、長文処理能力が求められる韓国留学、韓国企業への就職、実践的な長文読解力を伸ばしたい人

ハングル検定4級で培った文法力と語彙力は、どちらの試験を目指す場合でも確固たる基盤となります。

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韓国語の疑問をすべて見る「ハングル検定4級」のまとめ

理解度チェック

Q1. ハングル検定4級で必要とされる語彙数の目安はどれ?

  1. 約500語
  2. 約1,000語
  3. 約1,500語
  4. 約2,000語
答えを見る

正解: B. 約1,000語
本文の比較表に、必要語彙数は5級が約500語、4級は約1,000語と明記されています。

Q2. 5級と4級を同日に併願受験する場合の時間割はどれ?

  1. 午前が4級、午後が5級
  2. 午前が5級、午後が4級
  3. 筆記が午前、聞き取りが午後
  4. 聞き取りが午前、筆記が午後
答えを見る

正解: B. 午前が5級、午後が4級
併願受験当日の時間割は原則として午前が5級、午後が4級になると本文に書かれています。

Q3. 4級の基本となるヘヨ体(-아/어요)は何を基準に判断する?

  1. 語幹の最後の母音が陽母音か陰母音か
  2. 語幹にパッチムがあるかないか
  3. 直前の単語が名詞か動詞か
  4. 文末が過去形か現在形か
答えを見る

正解: A. 語幹の最後の母音が陽母音か陰母音か
ヘヨ体は、語幹の最後の母音が陽母音(ㅏ, ㅗ)か陰母音(それ以外)かで分岐します。

よくある質問

Q. ハングル検定4級5級の勉強時間は?
独学の場合、5級は約30〜50時間(1日1時間で1〜2か月)、4級は約80〜100時間(1日1時間で2〜3か月)が目安です。入門テキストを終えた状態なら、合本問題集を使って2〜3か月集中対策すれば両級の範囲をカバーできます。
Q. 韓国ドラマの知識だけで4級に受かる?
聞き取りの一部は解ける可能性がありますが、合格は難しいです。ハングル検定は発音変化の規則、助詞の使い分け、正確な綴りの識別が問われるため、文字と文法の体系的な学習が必須となります。
Q. 5級を受けずに4級から受けても大丈夫?
問題ありません。ハングル検定に受験資格はなく、どの級からでも受けられます。4級の範囲には5級の基礎がすべて含まれているため、4級の過去問で合格点が取れるなら飛び級が合理的です。
Q. 併願で片方だけ合格した場合はどうなる?
合否は級ごとに独立して判定されます。例えば午前の5級に合格し、午後の4級が不合格だった場合でも、5級の合格証書が正式に発行されます。
Q. 聞き取り試験でメモは取れますか?
問題用紙へのメモ書きは可能です。数字や日時、固有名詞が流れた際は、忘れないよう問題用紙の余白に素早く書き留めることが得点アップにつながります。

2026年10月8日更新・モチタン辞典編集部