「におい」はフランス語で何と言う?
フランス語で「におい」を表す最も一般的な語は odeur です。日常のあらゆるにおいに対して使えます。一方、effluve は文学的・詩的な響きを持つ語で、空気中に漂う香りや発散するにおいを描写する場面で使い分けられます。
使い分け
- odeur
におい全般を指す最も基本的な語です。良い香りにも嫌な臭いにも使え、形容詞をつけて具体的なにおいを表現します。
Il y a une bonne odeur de café.
コーヒーの良いにおいがします。
- effluve
空気中に漂うにおいや芳香を指す、文章語的で改まった表現です。複数形で用いられることが多く、詩的な描写に合います。
Des effluves de fleurs emplissent la pièce.
花の香りが部屋を満たしています。
よくある間違い
✕ Il sent une odeur.
○ Ça sent bon. / Il y a une odeur.
「においがする」と言いたい時に主語を il(彼)にすると、「彼がにおいを嗅ぐ」という意味になります。
✕ une odeur(男性名詞として扱う)
○ une odeur(女性名詞)
-eur で終わる名詞の多くはフランス語では女性名詞になるため、冠詞の性別に注意が必要です。
「におい」のよくある質問
Q. 「良いにおい」はどう言いますか?
Q. 「嫌な臭い」はどう言いますか?
例文
コアイメージ
空気中の微粒子が鼻の受容体を刺激して生じる、鼻で感じ取る感覚
関連語
使い方
類義語との違い
odeur: 鼻で感じるにおい
parfum: 香水や花のような、心地よいにおい
arôme: 食べ物や飲み物からする風味や香り
puanteur: とても強くて不快なにおい
senteur: やわらかくて控えめな良いにおい
フランス語での定義
Nom féminin. Sensation perçue par l'odorat, provoquée par des molécules volatiles dans l'air et désignant ce qui sent bon ou mauvais.
語源
フランス語の odeur はラテン語 odor, odoris に由来し、古フランス語を経て現代仏語の形と意味(一般的な「におい」)を受け継いだ
コラム
- 会話で odeur とだけ言うと指す対象が曖昧になりやすいため、良し悪しや強さを付け加えて伝える表現が日常的に使われる

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例文
コアイメージ
物や場所、人からほのかに漂ってきて存在を示すにおいの痕跡。
類義語との違い
effluve: 物や場所、人からほのかに漂い、存在を感じさせるごく弱い香り。
odeur: 周囲で明らかに感じられるにおい。
parfum: 香水や香料などの、意図的に付ける香り。
フランス語での定義
Trace olfactive, souvent subtile, qui se dégage d'une matière, d'un lieu ou d'une personne.
語源
語はラテン語 effluere(流れ出る)に由来し、中世ラテン語の effluvium が『外へ流れるもの』を意味したことから、そこから転じて『漂うにおい』の意味で受け継がれた。
コラム
- effluve は『かすかな痕跡』というニュアンスを伴うため、はっきりしたにおいを述べる際は odeur を用い、描写や分析で微妙さを表現したい場面で用いられる。